イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

なつかしの味、びんぼったらしいポテト・&チーズ・パイ・・・パンやさんの手作り、伝統の味

2017年01月22日 09時00分00秒 | 英国の食べ物、飲み物
近所の庶民的なパン屋さんで、お昼に食べるための一口パイを買いに行きました。

ショーウィンドウのパイのセレクション。


お店の手作り。調理済みなので、オーブンで温めたらすぐ食べられます。

日本ではパイといえば甘いフルーツの入ったお菓子パイですよね。
イギリスにはお食事、軽食にぴったりの、肉やチーズ、野菜がはいった甘くないパイ(セーボリー・パイ savoury pie  )の種類がとてもたくさんあります。

一口大のポーク・パイのセレクションに心惹かれたんですが、ベジタリアンの夫と別けられるポテト&チーズパイ oteto & cheese pie にしました。


実は、食べたことがなかったんです。

オーブンで15分。電子レンジであたためると、パイ皮のサクサク、ホロホロな口当たりがべちょっとだいなしになりそうですね。


・・・見た目はぜんぜんかわらない・・・

3~4人分じゅうぶんあります。


3ポンドは安い!



チーズが溶け込んだマッシュ・ポテトをパイ皮につつんで焼いたパイ、だと思ってくだされば正解。

ぼそぼそしていて、私の好みではありませんでした。


すごい炭水化物の割合です。イギリス料理には欠かせないポテトの付け合せはもちろん省略です。


よく食べる冷凍のチーズ&オニオン・パイ(ポテトなし)のほうがチーズ風味が強くて、こってりしていておいしいです。

夫は、イギリス伝統の労働者のお昼ごはんだといって喜んで食べていました。

油紙で一切れをつつんで持っていって、冷たいまま食べるのが昔の労働者のお昼のお弁当だったみたいですね。




もちろん、余りました!
翌日夫が冷たいまま食べていました。








コメント (3)
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