イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

あまりはやってそうではない葬儀社のとなりの謎の幽霊看板

2016年09月12日 09時00分00秒 | 英国ってハズカシイ!
昨日の「チャイニーズ・テイカウェイ」の記事を読んでいただきましたか。

初秋の夕暮れ。

持ち帰り専門中華料理で買い物をしたあと、車がとめてある通りまで、5分歩く途中にある、葬儀社


まんなかのレンガのたてものです。
Funeral Services (葬儀社)という看板が出ています。


よく見えないんですけど、その隣のヴィクトリア時代のタウンハウス風の連続住宅(一軒分とりこわされてます)。
 ファントム Phantom という、事業内容一切不明のビジネスのオフィスとしてしばらくつかわれていたようですね。


私の知るかぎり、このたてものは十数年空き家です。
窓に板張りがされています。

しかし、たてもののメインテナンスは定期的にされているようで、崩れだしたりしないのは、もうちょっと先までいくと、歴史的建築物のよく残る、保存指定エリアだからでしょうか。

そう、この通りは、一時、ストックポート日報で情熱的に報道しつづけた、ハイヤー・ヒルゲートHigher Hilgate なんです。


あ~、わかっていただけましたか。

謎の倒産会社、ファントム、おかしな命名です。意味は幽霊

上の息子が、葬儀社の隣の幽霊に大喜びしたので写真を撮りました。



斜め前のやたらに大きい、フィッシュ&チップスのお誘い看板のインパクトに引かれて写真を撮ったら息子たちは嫌がりました。


「何でも写真撮る!まるで日本人の観光客みたい!」って。ごもっとも。


看板のある空き地に面した中途切断たてものの、パブの屋号のサインが消えたうらびれた光景はすごく絵になると、上の息子が言うので、写真にとりました。


私が車をとめた、「イギリスで最高の自家製フィッシュ&チップス」のあるこの通り、ストックポートのタウンセンターとは思えない、寂れた住宅地です。

町工場や、自動車整備工場、床、窓などの特注請負店などが集中するこのエリア、働く人達をめあてに、持ち帰りランチ店と、仕事帰りに一杯の騒々しそうなパブがひしめき合っています。



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コメント (2)
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