クリスマス前、ショッピング客でにぎわうマンチェスターの街中に無言で立つ、黒服、白仮面の若者の集団。
手に持ったラップトップには、動物の屠殺シーンの映像が繰り返し、無音で映しだされています。
ショッキングな内容ですが、特に非人道的な屠殺方でも(多分)なく、消費者の目に付かないところで日常繰り広げられる、食肉文化のかげの部分・・・だと思うのですが・・・・
動物虐待反対の署名を求めるわけでもや主張を訴えるビラ配りもなく、彼らのプロテストの意図は静かに事実を訴えること・・・でしょうか。
イギリスでは、動物の権利推進運動家たちの働きかけにより、肉用家畜と鶏卵用ニワトリの飼育に関する規制が厳しくなっています。
どうせ殺されて食べられてしまう動物ですが、生きているうちは可能なかぎり快適に過ごさせてやろうという考え方に大半のイギリス人は賛成のはずです。
屠殺方も規制があるはずです。
イギリスでは禁止されている、集約促成飼育(狭い場所に詰め込んで科学飼料で早く成長させる)で安く生産されるデンマーク、オランダの畜肉に、イギリスの畜肉製品はおされぎみ。
値段は高くても、イギリス産の肉製品を買うように心がけている人は多いですよ。
肉食を完全にやめて、国民がこぞってベジタリアンにならないかぎり、屠殺そのものを禁止するわけにはいかないはずです。
この若者たちは、動物を殺して肉を食らう無法性をうったえているのでしょうか、それともアート系パフォーマンス?
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