イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

我が家のリビングでくつろぐ野生のキツネ

2014年09月29日 08時55分44秒 | 英国の動物


うちのとなりの庭のとなりは古い線路。たまに貨物列車が走ります。

手付かずの自然が残っていてキツネやアナグマが住んでいます。

3年前の冬、親に死なれたか孤児の若いメスギツネが庭に迷い込んできたので約一ヶ月、日に2回ドッグフードをやって世話しました。

「フィオーナ、ごはん」(日本語)と大声で呼べばこわごわやってきてえさをねだるように。(ちなみにフィオーナは私がつけた名前です)

食べたら線路の茂みにかえっていきます。ある寒い朝お庭のドアをあけたら、入ってきて応接間のビーンバッグの上で寝ました。

別の日はヒーターのそばのネコのかごの中でまるくなる。背中をなでても平気になるほど、気をゆるしはじめました。頭はだめ。

写真は、故マーマデューク、てんかんもちのネコ(アームチェアーの上)と。


何日か来なくなって心配してたら、とつぜん千切れかけた後ろ脚を引きずって飢えて弱りきってやって来ました。

家に閉じ込めて保護するつもりでしたが警戒心が強くなってたべるやいなやあっという間ににげられました。

王立動物虐待防止協会RSPCAに連絡して野生動物保護センターに待機してもらうよう手配して、檻もよういして、

次に表玄関側にあらわれたフィオーナを力ずくで捕まえようと思った瞬間、おむかいのばか犬が吠え立てて、

あっという間に線路の茂みに逃げ込まれました。

その夜 寒波がやってきました。フィオーナが生き残れたとは思えません。

その後もたびたび、特に冬、警戒心の強いいろいろなキツネがおなかをすかせてひょっこりうちの庭にすがたを現すことがありますが、

フィオーナのように人を信頼することをおぼえたキツネにはまだお目にかかっていません。

食べ物をおいておくと、いったんは逃げますが、ちゃんと戻ってきてきれいに平らげています。

どのキツネもフィオーナの甥か姪か弟か妹のはずです。


<参考webサイト>

●googleマップ イギリス/ストックポート↓↓
https://www.google.co.jp/maps/place/53%C2%B024'00.0%22N+2%C2%B009'00.0%22W/@53.4,-2.15,12z/data=!4m2!3m1!1s0x0:0x0?hl=ja

●オープン ストリートマップ イギリス/ストックポート ↓↓
http://www.openstreetmap.org/#map=12/53.3999/-2.1928

●ウィキペデイア/ストックポート↓↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88


●地球の歩き方
http://www.arukikata.co.jp/country/europe/GB/

●イギリス大使館
https://www.gov.uk/government/world/japan.ja

●在英国日本大使館
http://www.uk.emb-japan.go.jp/jp/

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コメント (5)
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