昨日の続き、ピカデリー・ガーデンズ Piccadilly Gardensに立ち続ける彫像の数々をご紹介します。
まず、ウエリントン将軍 Duke of Wellington。
ワーテルローの戦いでナポレオン軍を打ち負かした英雄です。
軍服を着ていませんね。
彼が考案したというウエリントン・ブーツもはいていません。(イギリス英語ではゴム長靴のことを ウェリントン・ブーツ、略してウェリーといいます)
横でつりあがっているトラクターはアートのつもりでしょうか。
周りがテレビ局の名のはいったバリアテープで囲ってありました。
軍神マルスと知恵の女神ミネルヴァが台座で彼の偉業をたたえてい¥ます。
後ろ側には、希望と平和の女性寓意像が座っています。モテモテの将軍です。。
ヴィクトリア女王 Queen Victoria。
晩年、大英帝国最盛期の頃の像です。鳩のフンにまみれてお気の毒です。
ロバート・ピール卿 Sir Robert Peel。
19世紀のはじめに二期首相をつとめた、グレーター・マンチェスター出身の政治家です。
ジェームス ・ワット James Watt。
蒸気機関を発展させ、産業革命に大きく貢献した発明家です。
産業革命によって発展した綿工業はマンチェスターにおおきな繁栄をもたらしたのです。
膝の上に本を載せてコンパスを広げています。
プラタナスの葉っぱが茂って顔がまったく見えません。鼻の先でプラタナスの実がぶらんぶらんしてお勉強のじゃまみたい。
偉人ついでに、アルキメデス Archimedes of Syracuse。
このアルキメデス像はピカデリー・ガーデンズではなく、マンチェスター大学理工学部(ユーミスト)UMIST のキャンパス内にあります。すぐ近くです。
アルキメデスの原理(浮体の原理)Archimedes’ Principalを発見した瞬間のアルキメデス。
お風呂にはいってた時に流れるお湯を見ているうちにひらめいたんですね。うれしそうです。