社会科学上の不満

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インドネシアの予言

2013-10-26 00:00:15 | 外交と防衛

  インドネシアに古くから伝わる「ジョヨボヨ王の予言」という伝承がある。「我らの王国は白い人々に支配される。彼らは離れたところから攻撃をする魔法の杖を持っている。白い人々からの支配が長く続くが、空から黄色い人がやってきて白い人々を追い払ってくれる。この黄色い人も我らの王国を支配するがトウモロコシの寿命と同じくらいの期間しか居ない」この伝承は12世紀の東ジャワのジョヨボヨ王の書いた「パラタユダ」という民族の叙事詩にある一節である。

  太平洋戦争中の日本軍は恐らくこの事を知っていたと思われる。マレー半島やインドネシアのオランダ軍に空挺攻撃を行っている。パラシュート降下作戦の事である。現地の人間は空から兵隊が降ってくるとは流石に考えていなかったであろう。それが白人ではなく自分たちと同様の黄色い顔をした日本兵だった事に大いに驚いたであろう。「ジョヨボヨ王の予言」の通り、白人でなく日本人(黄色い人)が空から降りてきたのである。迷信と思っていたことが現実に起きる、インドネシアやマレーでは大変なことである。

  この事から察するに当時の日本の現地の調査能力とそれを生かした戦略は非常に大きな意味がある。単なる戦争の勝利だけでなく、日本人への尊敬の念を植え込む事に成功した。恐らく当時の軍政顧問大塚惟精氏(中国地方総監《降伏権限を有する複数の知事の上に立つ大臣と同じ親任官、昭和20年に廃止》原爆で死亡、上原元帥の娘婿)の力と考える。

  更に、インドネシア独立に2000人もの日本兵が終戦後も残り独立戦争の前線での指揮を荷なった事にインドネシア国民は今でも感謝している。インドネシア独立の記念公園のモニュメントの独立の年号は西暦ではない。和暦(昭和)でもない。皇紀で記されている。ここに終戦してもインドネシア独立のために残って戦った日本に感謝を込めたインドネシアの心が表れている。

  日本では、日教組が闊歩する学校では勿論この事は教えない。それどころか日本が侵略して迷惑をかけたと中韓が言うことを教えてきた。しかし中国と朝鮮半島の国以外の殆どの国が好きな国はとのアンケートに日本が上位に入る。左翼系マスコミが報じないだけである。

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