社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

河野談話

2013-02-16 00:00:38 | 外交と防衛

 人間はそんなに立派なものではない。「神が土から創った」「猿より毛が三本多いだけ」etc.である。その人間に売春を禁止してどうなるか?ヨーロッパで売春が禁止されている国ほどレイプ事件が多い。米国も原則禁止であるがその実態は夜の繁華街に出てみれば解る。同様に日本でもそうだ。オーストラリアは許可制(ライセンス)の売春婦がいる。 これは、人間が人間である以上避けられないモノである。

 以前ベトナム大使館で大使と同じ名の書記官が、「韓国軍もベトナムで散々好き勝手やってきているのだから、日本に従軍慰安婦問題を提起するならば、我々もしたい」と言っていたことが思い出される。そもそも軍隊に売春婦がついて回るのは世界の常識でもある。ご婦人方は認めたがらないが。また日本では1958年まで合法であった、そして「従軍慰安婦」と言う言葉を最初に使用した「吉田某」、それに飛びついた朝日新聞や毎日新聞などの左翼系新聞。渡辺昇一氏や故小室直樹氏らがこの吉田氏を問い詰めたら「でっち上げ」であることを認めたそうだ。しかしバブル期の日本から金を掠め取るために韓国が動いた。

 ソ連崩壊で、それまで国家として認めていなかった韓国を朝日新聞や毎日新聞などの左翼系新聞が「反日」で韓国と共闘した。朝日新聞が掲載した、朝鮮総督府の公文書に「一、婦女を強奪し徴用すること・・・・・・・・・・・・・・」との公文書は確かにあった。それを渡辺昇一氏や故小室直樹氏の何れかが調べた。確かにその公文書は存在した。但し最後に「以上右の事固く禁ず」の行が削除されて記事になっていたそうだ。朝日新聞らしい手口だ。

 当時の中国戦線に付いていった軍人専用の売春婦の給与は、平均で850円ほどだった。巡査の給与が55円、軍の大将が550円の時代にである。当時昭和恐慌の影響で東北の子女が中国に駐留する軍の売春婦として渡るケースが多く、カラユキさんと呼ばれる。近年までそれをもじり日本に売春目的で来る女性をジャパユキさんと呼んでいた。東北に多数のカラユキさん御殿がたった。これをヤクザ者が見逃すはずがない。婦女子からその給与をピンはねする、多くのヤクザ者がいた。現在の除染作業のピンハネと同じ構図だ。机上のお勉強ばかり上手な民主党の先生たちにはこの構図になることは理解できなかったのだろう。

 国家が婦子女を徴用した事実はない。そして松本清張の「ゼロの焦点」を読まれたことはないのだろうか?過去に売春していたことを隠すために連続殺人を犯す内容だ。韓国人の知人が「まともな韓国人であればそんな恥になるようなことは自分から言わないよ」と言っていた。いずれにしろ娘をヤクザ者に売った父親は生存していない。ただ、「売られた」事実をもって、従軍慰安婦として騒ぐ輩が増加する。

 河野洋平氏の国を誤らせた「河野談話」は、外交上本当に困ったものだ。正にウソに踊らされた左翼系マスコミに迎合し、自らも調査するこなく(調査したというのならいい加減)韓国に謝罪した。外交上非常にまずいことだ。韓国は決してベトナムに対しその非を認めない。


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