社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

中国は本当にトランプ次期米大統領が怖いようだ!

2016-12-18 00:00:59 | 外交と防衛

 NHKニュース2016.12.15
トランプ氏 中国の米企業への制裁金報道で協議へ
アメリカのトランプ次期大統領は、中国政府が独占禁止法違反を理由にアメリカの自動車メーカーに制裁金を科す意向だという報道を受けて、早速、 対応を協議する構えで、中国との新たな摩擦となる可能性もあります。
「(中略)」

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161215/k10010807511000.html

  トランプ氏が大統領になるのは来年1月の就任式以後、中国は相当焦っているようだ。金持ち過ぎてワイロが利かない、また対応速度が速い、速過ぎて言い出した中国の対応が追いつかないのではないか?米国はCIAやNSA等の諜報機関に中国の公表されたくない事件が山ほど収集されている。オバマ大統領のように親戚の会社の中国国内での優遇処置などの裏技も使えない。ビジネス界でのトップダウンのスピードを国政に持ち込まれては中国の対応は相当困難になる。

マズイことが起きると関係国を恫喝して黙らせてたのが今までの中国だからな、もうその手は使えないとなったら、さてどうするんでしょうね との書き込みに座布団1枚。

 っていうか中国、よくその口で独占禁止法違反とか言うたなwww との書き込みに座布団3枚。

  本当に厚顔無恥とは良く言ったものだ。この言葉は古代中国の故事であるが、焚書が好きな中国共産党政権下では意味をなさなくなったようだ。

 中国って独禁法の概念あるんだ との書き込みに共感を覚えた。「アメリカの年末個人消費、大統領選挙後の安心感で堅調」とか出ててワロタwwwとの書込みにも笑った。

 「トランプが大統領になると景気が悪くなる」とかTVで公言していた経済評論家さまよ、米国は好景気だそうだ。日本も株価は19,273、79円、$1=¥118、086(2016/12/15現在)。あれれ、株価2万円台も見えてきているが。

 如何なるケジメを着けられたか存知あげないが、経済評論家として飯を喰っている以上まさか逃げ切ろうと図っているのではないよな?ヤクザでもケジメを着けるぞ!経済評論家はヤクザ以下と言うことか?執筆活動やTV出演を暫く控えるとか誰もしない。それどころか謝罪さえしていない経済評論家が多数存在する。

 トランプはまだ就任もしてないのに報復とか、あわてんぼう過ぎるだろ?習近平ω・`)との書込みが秀逸。本当に中国はトランプ新米大統領が怖いようだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プーチン大統領との日露首脳会議の感想

2016-12-18 00:00:24 | 外交と防衛

 日露首脳会談が終わったが、日本人の多くが消化不良状況の方が多数のことと思われる。私自身もそうである。しかし昨年の韓国との慰安婦合意を思い出した。あの時も締結直後は多くの日本国民が憤慨していた。が、現在韓国は慰安婦問題で公式に文句が言えない。韓国政府が文句を言えば仲介した米国の外交上の面子を潰すこととなり、韓国は身動きが取れない。結果はもう少し時間を見なければならないであろう。

 講道館に一緒に行ったようだが、これはプーチン大統領個人にとり大きな影響があったと思える。柔道はプーチン大統領にとり特別なモノのようだ。柔道の哲学がプーチン大統領の「哲学根本」と過去に発言していた。その聖地での約束事である。

 平和条約は領土問題の完了が前提条件であることから、今回はまだまだ後であることは私でも納得できる。日本側は70年前の住民の問題があり露側には70年間住んでいる露の住民はどうするのか?という問題はそう簡単な問題ではない。一つの解決策の未来図として、アニメ・甲殻機動隊のイノセンスにその姿がある。エトロフ経済得区で露の住民も日本人も自由に生活でき主権はこの作品では日本であった。当然非合法の連中の溜まり場となって犯罪の巣窟となっていた。まあアニメの世界の話ではあるが、経済評論家の上念司氏はこの作品を「予言の書」と良く口にしている。

 露の問題は経済問題の他に中国問題がある。中国経済崩壊はもう逃げられない、そこで発生する難民は一番国境線の長い露に流入することは容易に予測できる。露にとりこの対策にも日本の協力が絶対必要である。

 更に露の経済崩壊はプーチン政権崩壊へと向かうことになる。基本、国民を食わせることができない為政者は排除されるのが歴史の常である(朝鮮民族を除く)。

 プーチン大統領が自国の経済状況が厳しいことを自ら述べ日本のサポートを口にするとは、本当にプーチンは大物である。ここまで自分の姿(弱点)を見せられては協力することに興味を持つ民間の経営者は多いと予測できる。

 ただ、サハリン2の前例がある。何時投資した施設を接収されるかの心配もある。このリスクを民間の経営者がどう考えるか。しかし中国に投資したことと比較すれば遥かにリスクは小さいと思うのだが、これは私の個人的感想であるが。

 ウクライナ紛争後、経済が困窮した露、その時プーチン大統領が「あの時日本とさえ上手くいっていれば」と洩らした話は有名である。基本日本より露の方が今回の会談のメリットは大きいようだ。これで政府保証がつけば民間は露への投資が加速する。

 米国もトランプ大統領は意外にプーチン大統領とは話が合うようだ。しかしここでも米国政府も1枚岩ではない。オバマ陣営は今回のプーチン大統領の来日に快く思っていないようだ。安倍総理がホワイト・ホウスの横槍を拒否しての日露首脳会談である。

 まあ、日露の良き未来への第一歩となれば良いのであるが、こればかりは蓋を開けてみなければ分からない。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする