社会科学上の不満

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ホワイトハウスは最早末期症状

2014-05-28 00:00:39 | 外交と防衛

 アメリカのホワイトハウスが、アフガニスタンに駐在しているCIA=中央情報局の責任者の名前を誤って公表していたことが明らかになりました。
 この責任者の名前はオバマ大統領が25日、アフガニスタンを電撃訪問した際、ホワイトハウスがメディア宛てに送信した同行者リストの中に含まれていました。各方面から指摘をうけ、ホワイトハウスは直後に削除しましたが、この人物の肩書きと名前は内外メディアの知るところとなってしまいました。
 CIAの現場トップは秘密作戦やスパイ活動を統括する立場で、敵対勢力から狙われる可能性が高いことなどから、特殊なケースを除き、その名前が現職中に公表されたことはありませんでした。(27日00:13)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2210813.html

 

 オバマ政権は、中間選挙を待たずしてレイムダック状態である。米国の影響力の低下が中国の跋扈を許し、EUの口車に乗りウクライナを内戦状況にした。第三次世界大戦勃発前夜の状況を作った。

 アフガニスタン訪問もカルザイ大統領に袖にされ、米軍の慰問にのみという状況である。

アフガニスタンから米軍の撤収も上手く行くのか?不安になる。

 ご親戚が中国国内で事業をされているようで、中国対策が後手後手に回っているという専らの評判である。

 残念ながら、人類は「重石」としての暴君がいなければ、法を守ることはない。中国を視よ!米軍の影響力の低下に南シナ海で好き放題である。フィリッピンから米軍が撤退しても沖縄でその地域のガバナンスを守るのではなかったのか?あっ、それは共和党政権だからできた事であったのか?

 ブッシュ共和党大統領就任直後起った911の惨事、クリントン民主党前大統領がその原因を放置したためではなかったか?

 奥様のヒラリー・クリントン国務長官がオバマ大統領就任と同時に、「尖閣諸島が日米安保の適用範囲」と口にしたのは、夫であるクリントン大統領時代に、中国の尖閣諸島への行動を放置し、軍から沖縄の重要性を懇々と説かれ、尖閣についてクリントン前大統領が口にした時は最早手遅れだったという苦い体験によるからだ。

 今回のCIAの現場のトップをウッカリ公表するとは、単なる機密漏えい事件と異なり、オバマ政権自体の本性を体現している。

 三原順子参議院議員の国会での発言ではないが、「日本も米国も民主党は・・・・」ではないか?

 現実に基づいた政権運営ではなく理想論だけを推進し、多くの社会的不安定を引き起こし国民に迷惑をかける。

 未だ国防省と軍とが正気を保っているので、地域紛争で終わっているが。世界大戦への序曲になりつつある原因の一端が米国の影響力の低下にあることは否めない。

 日本も故大平元総理の「40年後中国が日本にとって迷惑な存在になる」みたいな予言があったにも関わらず、欲に目が眩んだ経済界の都合でセッセと中国の軍事大国化に金を注ぎ込んだ責任がある。

コメント (1)
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