社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

北朝鮮のおかげで現政権の危機管理のなさが証明された

2010-12-01 13:39:04 | 外交と防衛

 米韓軍事演習が終了しようとしている。北朝は米軍が引き上げれば蠢動しだすことであろう。今回の北朝鮮の事件に菅総理のように言葉を失う姿、どこかで思い出す。自社さ連立政権時の村山元首相の姿とダブリる。旧社会党出身者やそれらを含む左派政権が非常時に脆いというよい例ではないであろうか。今後韓国の反撃が想定されるが通常兵力では太刀打ちできない北朝鮮だ。

 北朝鮮がまたまた「核カード」を切ってきているようだ。しかし日本国内に目を転じれば予算委員会は問責議決問題に振り回されていた。コップの中の嵐だ。日本政府はどのように対処するのか。政府の答弁は危機管理能力の欠片も見出せない眠いものだった。国民はそんなことを聞いているのではない。もっと具体的な回答が聞きたいのである。

 単純に考えても北朝鮮が暴発すれば見せしめに核を使用することが十分予測される。その目標は日本なのか韓国なのか実験は自国内だけでなくてもよいわけだ。その対策を聞いているのである。また使用された後の対策を聞きたいのである。

 200発のノドンが実戦配備済と言われている。また前回のパレードで披露されたムスダムもある。これらへの対策である。MDが完璧であるはずがないではないか。その根拠はノドンの数量分のMDがあるのか?またMDの精度は?この様な不安要因を国民に説明すべきである。また在日朝鮮人の工作活動及び幇助についての対策がどうなっているのか。

 中国の出方はと色々な不安要素がある。北朝鮮が日米韓を引き付けている間に台湾侵攻だってやりかねない。孫子を生んだ国である。その壮大な戦略に日本は対処できるのであろうか?現政権ではムリだ。命がけの現場を無視するような政権である。反論があるならなぜ自衛隊を「暴力装置」と発言した官房長官を罷免できないのか?この状況で現場の自衛官に「命を賭けろ」とは言えないであろう。いや厚顔なこの政権無恥の政権なら意にも介さないのかもしれない。

コメント
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