「アカ」の実態その２

　「アカ」と戦前された方が思想的に必ずしも共産主義ではなかったことを昨日述べました。同様に現在共産主義者ではない人間を「アカ」だと言う連中がいます。そうです、極右の連中です。彼らのバランス感覚のなさにはあいた口がふさがりません。共産主義を誹謗するのにマルクスの資本論をよく口にします。しかし、彼らがマルクスの資本論を読んだとは思えません。また、日教組を非難しますが彼らの学生時代決して成績が優秀だったとは思えません。
　このように単純に「アカ」と他人を非難する方が実は何も理解していない、無能な方であることが多々あります。
　右翼の方は自分の行動が更に右翼から人間を引き離しているとは考えないのでしょうか。右翼を謳った広域指定暴力団もあります。そのような地域で住民は身を守るために共産主義に入るようです。皮肉な結果です。しかし、暴走族が日の丸を掲げて爆走する地区では、住民は日の丸を毛嫌いするようです。