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結成70周年 師と共に歩んだ黄金譜

2021年04月25日 | 妙法

〈婦人部のページ〉 結成70周年 師と共に歩んだ黄金譜2021年4月24日

  • 「平和の世紀」開く希望の太陽!
  • 5・3 女性部として新出発
10:54

 【池田先生のピアノ演奏】1977年に全国で開催された婦人部総会に池田先生が贈ったピアノ演奏。昨年6月10日付に掲載されたものを再掲します(期間限定:6月末まで視聴可能)。

ヒマワリの花のように、明るく、朗らかに前進――創価の女性をたたえ、守り、励ましを送り続ける池田先生ご夫妻(2008年6月、八王子の東京牧口記念会館で)
ヒマワリの花のように、明るく、朗らかに前進――創価の女性をたたえ、守り、励ましを送り続ける池田先生ご夫妻(2008年6月、八王子の東京牧口記念会館で)

 結成70周年の6・10「部の日」を迎える婦人部は、5月3日から「女性部」と名称が変わり、晴れやかに新出発することになりました。ここでは、創価の“希望の太陽”たる婦人部が、師と共に歩んできた黄金譜を紹介します。

2019年9月、信濃町の「世界聖教会館」を初訪問した池田先生が、同会館から「創価世界女性会館」を撮影
2019年9月、信濃町の「世界聖教会館」を初訪問した池田先生が、同会館から「創価世界女性会館」を撮影

  
  
  

先師・恩師の精神

 教育者であった初代会長の牧口常三郎先生は、20世紀初頭、いち早く“女性のための通信教育機関”を創立しました。女性の活躍の広がりが、人類の幸福と平和に直結することを確信しておられたのです。
  
 第2代会長の戸田城聖先生も、「広宣流布は女性の力で成し遂げられる」と、会長就任直後の1951年(昭和26年)6月10日、他に先駆けて婦人部を結成。7月19日には女子部が発足しました。
  
 終戦からまだ6年。社会の混乱は続き、庶民の生活はいまだ苦しい状況でした。その中にあって戸田先生は、宿命に泣く女性の幸福を願い、使命に生きる希望の道を示したのです。
  
 「妙法受持の女性は、最も尊貴な女性であることを自覚してもらいたい」と期待を寄せられました。

牧口先生㊨と戸田先生。“全ての女性が幸福に”との願いは池田先生に託された
牧口先生㊨と戸田先生。“全ての女性が幸福に”との願いは池田先生に託された

  
  
  

烈風超え 世界へ

 牧口、戸田両先生と同じく、女性の力を信じ、励まし続けてきたのが、第3代会長の池田大作先生です。
  
 会長就任以来、広布を阻む障魔の嵐が幾度も吹き荒れました。反逆者らの陰謀により会合で指導できない時も、詩歌を詠み、小説をつづり、友が喜ぶならばとピアノを奏で、学会歌の指揮を執って、同志を鼓舞し創価の城を守り続けた池田先生。その真心に応え、広布の道を真っすぐに進んできた婦人部の友――どんな波浪も、池田先生と婦人部の「師弟の絆」を断ち切ることはできませんでした。
  
 時には婦人部総会に駆け付け、時には個人指導にと、一人一人に温かな激励を。創価婦人会館(現・信濃文化会館)には、先生が50回、香峯子夫人は607回も訪問。全国の婦人部と懇談を重ね、未来への指標を示し、勇気と希望を送ってこられました。この“金剛不壊なる絆”によって、“世界一の女性のスクラム”が築かれたのです。
  
 池田先生は語っています。「『女性』の勇気ある声には、人々を鼓舞し、いかなる困難も突き破り、変革しゆく無限の力があります。そして、『女性』が社会に灯す希望の光明には、時代の暗雲を打ち払う生命の輝きがあります」と。
  
 北南米、アジア、欧州、オセアニア、アフリカ――仏法の人間主義の哲学は今、世界192カ国・地域へと。その原動力となったのも、まさしく師弟の心光る創価の女性たちでした。

遠く南米ボリビアから来日した婦人部の同志を心から励ます池田先生(2004年5月、東京・八王子市内で)
遠く南米ボリビアから来日した婦人部の同志を心から励ます池田先生(2004年5月、東京・八王子市内で)

  
  
  

社会貢献の活動

 世界各国の識者と「平和」「文化」「教育」の対話を貫いてきた池田先生。婦人部も地域・社会への貢献を目指しながら、語らいを弾ませてきました。
  
 1980年(昭和55年)に「婦人平和委員会」(後の女性平和委員会)が誕生。戦争の惨禍を語り継ぎ、次の世代に「平和の心」を託そうと取り組んだ反戦出版『平和への願いをこめて』(全20巻)など、多くの書籍を発刊しています。
  

婦人部では、反戦出版『平和への願いをこめて』全20巻など多数を刊行
婦人部では、反戦出版『平和への願いをこめて』全20巻など多数を刊行

  
 近年では「平和の文化フォーラム」などを定期的に開催し、「平和の文化と希望展」を巡回展示するなど、「草の根の対話」を大切にし、多角的に「平和の文化」の意識啓発・促進に取り組んできました。
  
 また、「白ゆり合唱団」をはじめ、各地域で合唱団が結成されており、希望と友情のハーモニーを高らかに響かせています。
  
 地域でも、グループという小単位の集いで励まし合い、絆を強めながら前進。子どもたちの豊かな心を育むための幅広い活動も展開してきました。コロナ禍の中でも、教育本部や未来本部と連携しながらオンラインで家庭教育懇談会を行うなど、“未来の宝”の育成に力を注いでいます。

コロナ禍の中だからこそ、地域の絆を強く――家庭教育懇談会や訪問・激励を通し励まし合う友
コロナ禍の中だからこそ、地域の絆を強く――家庭教育懇談会や訪問・激励を通し励まし合う友

  
  
  

桜梅桃李のスクラム
2014年11月に行われた第1回「世界女性平和会議」。参加者で学会歌「フォーエバー・センセイ(今日も元気で)」を大合唱(東京・新宿区)
2014年11月に行われた第1回「世界女性平和会議」。参加者で学会歌「フォーエバー・センセイ(今日も元気で)」を大合唱(東京・新宿区)

 池田先生は、かねて「21世紀は女性の世紀」と宣言してこられました。
  
 婦人部の結成から70星霜――。結成当時と比べ、女性を取り巻く環境は大きく変化しました。女性の社会進出は進み、ライフスタイルや価値観も多様化しています。
  
 時代や環境が変わったとしても、その変化に応じて、価値を創造していくのが、師が示した創価の女性の生き方にほかなりません。「女性部」へと生まれ変わる今、池田先生は「世界第一の『桜梅桃李』のスクラムを組んで、『女性の希望の世紀』すなわち『生命尊厳と平等そして平和の世紀』を創り光らせていってください」と期待を寄せられました。
  
 個々人の置かれた状況を尊重しながら、一人一人が無限の力を発揮していく――これが創価三代の会長が望まれた妙法を持つ女性の使命です。
  
 「女性部」発足の眼目は、同世代で触発し合い、また、これまで以上に幅広い世代で励まし合いながら、新しい人材を育み、未来の門を開いていくことです。11月18日を期して「女性部」となる女子部の皆さんと共に、“創価の師弟”の誇りも高く、今いる場所で希望勝利のスクラムを広げていきましょう。

5・3「創価学会の日」を慶祝して開催された本部幹部会・婦人部希望総会。「女性部」として新出発することが発表され、感動が広がった(4月18日、巣鴨の東京戸田記念講堂で)
5・3「創価学会の日」を慶祝して開催された本部幹部会・婦人部希望総会。「女性部」として新出発することが発表され、感動が広がった(4月18日、巣鴨の東京戸田記念講堂で)
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