
う~ん、思ってたのとはちょっと違ったかな・・・。
それはおそらく”あのはな”を意識しすぎたせいなんだろうな~。

大丸京都店で開催中の「心が叫びたがってるんだ。×あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」世界展
に行ってきました。”ココサケ”は公開が始まったばかりなので、買ったパンフも8割がた”あのはな”なんですけどね。(;´∀`)
これまた秩父がロケ地になってる・・・のかな?
あのはなイベントが終わってもなお、ココサケで今度はもりあがるんだろうか?

残りがとことんリアルで、「たまごのシーンだけが浮いている」
こんなふうに思っちゃったのはわたしだけなんかな?
言葉は人を傷つけたりもするけど、愛を与えることもできる。
「言わなければよかった」と「どうしてあの時言えなかったんだろう」の狭間でゆれながら
言葉を選ぶこと、勇気をだして伝えること、そういう物語を紡ぐのであれば
それこそ広瀬すずあたりで実写版やってほしかったな~って思っちゃったんですよ・・・・。
アニメでやる必要なかったんじゃないのって。
アニメでやるのなら「たまごの存在が”ホント”にあってもいいんじゃないの?」って思っちゃったんですよ・・・。
言わなきゃよかったひとことで家族が崩壊し、そのことで自分も傷つきカラに閉じこもってしまった順は
喋ることが自分も人も不幸になると思い込んでしまう。
結果、喋ると腹痛を起こすというトラウマがずっとついてまわり、その辛さや寂しさは誰にもわかってもらえない。
どうしてもなにか返事をしなきゃいけないときはメール高速打ちで返事。(^_^;)
LINEをつかうってのも今風ですよね。
拓実は拓実でピアノを続けたいといったばかりに両親が離婚し・・・ってこれさ~
順にしても拓海にしても、それ子供のせいかい?????
・・・いやそこつっこんじゃうとアニメの起承転結がすすまないんで言うだけ番長で終わりますけども。
あまりにも実行委員に不向きな順と拓海と大樹に対して
こいつがいればなんとかなるんじゃね?的にここにほおりこまれた菜月にしても
はたからみれば優等生でなんでも心得ているようにみえてやっぱり言えなかったことへの後悔ってあるんですよね。
そのトラウマをどうやって乗り越えていくのか、その過程でどれだけ相手を思いやれるのか
・・・といったところでしょうか。
そう、だから設定もテーマもストーリー展開もええ感じで別段なにも問題なかったんですよ。
まっただなかにいる少年少女ならものすごいリアルだとおもうし、
通り過ぎた大人がみても懐かしさやら甘酸っぱさ、ほろ苦さを感じられると思うんです・・・。
「あんなこと言わなきゃよかった」と「どうしてあの時言えなかったんだろう」ってな
このタイミングの悪さ。それをどこまでも引きずってしまう気持ち。
んなもん今でもわかりません。おばちゃんになってもおばあちゃんになってももしかしたらず~っと
んなこと繰り返し続けるかもしれません。(いや、自分のことはどうでもいいか)
ただ文化祭まがいのイベントを成功させるだけじゃなくって
その過程で4人が4人とも変わっていくさまは
あ~青春ですな~とか、文化祭ってこんな感じだったよな~とか
恋愛ってそんなうまくいかないんだよね~とか
・・・ものすごあるあるを詰め込んで、
ものすごくその世界にどっぷりはまれる作品だったと思います。
のに、なぜだろうこの「物足りなさ」は。
悪くない、ぜんぜん悪くないのに。
個人的にどうも順がうっとおしかったのかもしれません、拓海が煮え切らない性格に写ったからかもしれません、
順の恋心がハッピーエンドにならなかったからかもしれません(わわわわわ)
そのへんは私の好みの問題であって、アニメの出来とはまったく関係ありません。
むしろよくできている、「出来過ぎてる」とも思いました。・・・実はそこもひっかかっているのかも。
全くやる気のなかった大樹がコロッと変わると俄然たのもしい味方になるのは
青春あるあるですよね。
んで菜月は菜月で
非のうちどころないってのは逆に、
「高嶺の花だから相手にしてもらえない」「つりあわない」なんて勝手に思い込まれてしまって
両思いなのにうまくいかないなんてのも青春あるあるだし、
・・・・・そっかどこにも「意外性がない」ことが不満なのかあたしは。
でも「たまごだけが話から浮いてる」とも書いた。
たまごの呪いってのは幼児がおかあさんに言うてるレベルならまだしも
それ以降はドン引きしちゃうんですよ。このへんはたぶん順のお母さんと同じくらい頭かたいのかもしれません。
自分の娘がもしこんなことになったら私もあのお母さんと同じスタンスになってしまったかもしれませんね。
怒るかなくかオロオロするかなんだろうなって。
たまごなんてないって言えるのは拓海が同じような悩みを抱えていたからこそわかってあげられたのでしょう。
よりによって本番当日に「スクランブルエッグ」とかいうて試合放棄した順がじゃあもう歌うことさえもできなくなったのかというと
むしろ追い詰められて追い詰められてそれこそ「心が叫ぶ」ことで一件落着って・・・・う~ん、このアニメの展開上
これでいいんだけど、え~そうなの?っていう勝手な思い込みからくるツッコミをしていたんですわ。
(わたしはホントに一切声が出なくなってしまって行けなくなったのかと思ったんですよ、
それでも舞台に戻るためにさてどうするのかってのをどっかで期待してたんですよ)
ダメですね~・・・ファンタジー大好きなわりには素直にええ話をええ話として感動できませんかね~・・・(;´∀`)
”あのはな”以上の涙活アニメを期待していたせいもあるんでしょうね~・・・・。
あまりいい感想がかけなくてすいません。でもほんとええ話なんです。いい子達ばっかなんです。
こんな書き方しかできなくてごめんなさいです・・・。・・・・・ってどんなレビューだよ。
そんな感じで、あとは高校生たちの青春物語といった
展開でしたね。
「あの花」よりも実写向きのような気がします。
秩父はこのアニメで再び盛り上げたようですが、果たして…!?
とりあえず、青春ストーリーと秩父の景色、
そして音楽の使い方が絶妙に合わさっていたと思います♪
菜月のポニテは実写ではどうるなんでしょうね~。
そこも凄く気になります!
順はツイッターに来ると開放されると思うな。
>とりあえず、青春ストーリーと秩父の景色、
そして音楽の使い方が絶妙に合わさっていたと思います♪
そうなんですよ、ええ話やし、作り方も文句ないのに
なにが足らなかったのかこんな感想になってしまいました。なんだか申し訳ないです・・・。
ゴーストファンタジーのあの花といっしょにしたらあかんのでしょうね。
今回はリアルにこだわってアニメっぽい表現は避けたらしいですが。
・・・500日のサマーのときもポニテ萌えしてましたね~そういえば。誰なら似合うと思いますか?(≧∇≦*)
私もぶっちゃけリアルではそないに友達もいないし
誘われてもなかなかいっしょにどっかいくとかお茶するとかいう機会もないのでそのぶん、
ネットでペラペラ喋ってることが多いです。
ついでにいうと、口下手までいかないものの、
言いたいことをうまく伝えられないという意味では
ここにでてくる子供たちとさしてかわらない、
いやもっとひどいかもしれないです。
・・・そっか近親憎悪かも?(^_^;)