
鈴木オートはやっぱこうでなくっちゃ。(笑)
でも、堤さんホント特撮で遊ばれてるな~

なんで米投げるんだ?って
ライスシャワーをなんだか鬼でもおっぱらうみたいに
豆まき状態でぶつけてたのもおかしかったな。
2Dで結局鑑賞しました。
プロペラの飛行機、それからおそらくはオリンピックのブルーインパルス
ロクちゃんの彼氏がぶんなぐられて吹っ飛ぶシーン、
ラストシーンで登場人物たちが空を見上げる場面、
3Dだともっと感じがでるよ~な部分はこのあたりかなって
ほくそえみながら。


全くタイプの違う父親ではありますが、
ロクちゃんと鈴木オート、茶川と淳之介
血がつながらなくてもホントの親子以上に親子。
親というのはかくもありがたいもんなんですね・・・・って
改めて思いました。
それにしても、不器用でぶっきらぼうで
なんでああなんだろうなって・・・でもええひとたち。


戦争が終わって焼野原から立ち上がったひとらが
迎えるオリンピックってのは灌漑もひとしお。
大きな試練を乗り越えてがむしゃらに走ってきたひとらは
まだ今の時代ほど裕福ではないけれど
なんかどんなちいさなことにも
喜びを見出してたような気がするのね。
それをわかちあえるひとがいてそのちっちゃな幸せは
ものすごく大きな喜びになるんだ。
ただ、宅間先生がいうてたように
幸せの形はひとそれぞれ。
茶川や鈴木オートの思い描くそれと
戦後東京タワーといっしょに大きくなった子供世代の
思い描くそれは違って当たり前。
病院を転々としてでも困った人たちを診療をする若者がいて、
親の背中を見て育ったからこそ、尊敬する親と同じ小説家になりたい息子がいて
カタカナ職業はモテるぞって言われて
親の仕事を継ぐ気になった息子がいて(笑)
間違いなく時の主人公は子供たちへと変わっていく
親とはまた違う価値観で、次の世界を作っていく、
そのバトンタッチみたいな3作目だったような気がしました。
コレさ~、こんなに詰め込まなくたってってくらい
内容てんこ盛りでおなかいっぱいでした。
このなかのどれか1こでも十分1本の作品になるんちゃうんってくらい。
正直話はベタだと思うよ。
小っちゃい話にこれだけドタバタと人情劇を展開してくれるし
1本の映画でみせるよりは
もしかしたら大河ドラマなみに
1週間に1回30分程度NHKでやったらええねんドラマな気もした。
それでもね、
それでもぐちゃぐちゃに泣いちゃうんだよな~これが。
なんでだろうね。