
今頃か~いというくらい2ヶ月以上遅れてアップしとりますどもども。
これね~。もともとアイナーの中にはリリーがいたんでしょ?
過去に封印したはずの女性の部分がはっきり表にでてくるきっかけになってしまったのが
女装して出かけたパーティだとしたら、
ほんの遊びゴコロのつもりが、アイナーの抑えていた気持ちに火をつけてしまったと
言えなくもないんだよね。
・・・それでも愛せますか?ってことなんだけども。
結果的に夫の望みが叶っても叶わなくてもここからは奥さんとしては地獄。
それでも見捨てない、それでも寄り添って生きてた、そこんとこはすごいと思うんだけども、
それでもそばにいる、そのことは辛いだろうなと思うんだけども、
う~ん、そんなつもりじゃなかったにしては、ホントそこが分岐点だったような気がするんだよね・・・・。
エディレッドメインがどんどん女っぽくなっていくのがびっくり。
ちょっとした仕草がちゃんとそれっぽい。
そのへんてのは、性別でオンナであるということよりも
肉体が男性であるがゆえに、身も心もオンナになりたいと思う願いの強さだけ
フツーの女性よりも女性っぽくなるのは当然で。
それを気持ち悪いとか言わんといてね。
今でこそニューハーフだってオネエだって、堂々と宣言できて
活躍の場もあって、ま~一部の人だけかもしれないけどリリーの頃に比べればずっと
おおっぴらに明るく生きていけるようになったけど、
この当時、愛する妻でさえもそんな簡単に受け入れられないことが
世界が受け入れてくれるわけないのよな・・・。
それでも、リリーでいる時間が長くなればなるほど
女になりたい願望まっしぐらで奥さんのことなんてこれっぽっちも考えてないみたいな
そこんとこはちょい腹がたちましたわな。
世間の偏見とかよりも、愛するひとが男でなくなっていく=目の前にいるのに夫でなくなる
わけだからこれっていやもうどうしたらいいんだか。
ぶっちゃけバッドエンド。んでもって献身的な妻とただひたすら自分の願いを叶えようとした夫の物語。
・・・・そんなふうにいうたら身も蓋もないのだけど、ほんとに結婚前にちらっとでも
そういうのわからんかったんかな~?
アイナーとリリーの両方を愛し守り抜いたゲルダのほうが女性でありながら男性っぽい強さで
オンナになりたいとただひたすら願い続けたアイナーのほうがほんとに女性っぽかったなと。
ゲルダの包容力があって初めて
風に舞うスカーフみたいにリリーは自由になった・・・といったところですかね。
悲しい、辛い、でも美しい夫婦愛の物語でもあったと思います・・・・。
いや~うまく書けませんね。
PS:「ザ・ウォーク」に続いて、これもやたらカメラを楽しむ輩の目線でみていたので
あ、これ魚眼?とかレンズやらアングルやらでうわ~とか見てしまったり、
ストッキング、アイライナー、バレリーナのチュチュを触る仕草
とにかく小物やら映像やらふたりの背景にあるものにひょいひょい目がいっては
うわ~を連発しとりました。(^_^;)
う~ん、どうなんでしょ。感情論に訴えてしまって
自分が抑えられないってのはあんがい女っぽいかもです。
自分自身がどっちかいうと
ひとりっこで蝶よ花よだったから
まわりが気遣ってくれててわりとすきにさせてくれてて
ものすごのびのび育ってしまったため、
わたしはこうやりたいの~ってのを
あまり我慢したことがなくて。(おいおい)