
大泉洋ありきで見ています。(こんなんばっかしやな)
なんで、予告のあの盛り上げ方だと、キモイけど少しは笑わせてくれるのかと思いきや
大真面目なパニックホラーでした。
有村架純ちゃんのゾンビ化があまりに都合よすぎる。(わわわわわ)
あの子だけきれいなままって反則じゃね?(言うてもた言うてもた)
片目だけ変形しても、なんだかガラス玉みたいでむしろ綺麗だったりします。
でも、これはこれで「バイオハザード」のアリスじゃないけど
感染しても完全にゾキュン化しないことで人間の理性を僅かなりとも残していながら
パワーも持っているという、世界がゾキュン化したときの救いなんでしょうね。
映画はそこまでは描かれていませんが、なんていうかその、
かわいい旬の女優さんをゾンビにはできないよね~っていう裏事情に見えてしまいました。
(言うてもた言うてもた)
・・・・片瀬那奈さんがあまりにエクソシストみたいにすんごいことになってたから(わわわわわ)
どうなるのかと思ったら。
これがハリウッドのゾンビ映画だったら、街を逃げ回ってるうちに銃の店だってあるでしょう。
たまたま主人公の英雄が「クレー射撃が趣味」で銃を持っていたという設定になっているんですが
この「ゾンビと戦う武器がない」ことがまず怖い。
離れたとこからやっつけることができない以上恐怖がさらに増しますよね。
・・・余談ですが、昔「バイオハザード」のゲームで豆腐バージョンってのを見たことがあるんです。
本来逃げながら武器を調達していって最後はバズーカみたいな武器まで使うんですけど
この豆腐バージョン、最初から最後までナイフ一本でゲームをラストまでクリアするという
最難関パターンでした。日本でゾンビと戦うとなると「銃が使えない」ということが
そもそも恐怖感を煽ります。非現実のなかの日本ならではのリアリティ。
・・・このカオスな状況にあってまだ、銃刀法がどうのという英雄には笑っちゃいました。
この非常時にんなこというてられませんよね。
仕事もパッとせず、彼女にも見限られ、いつかはヒーローになることを夢見て
現実ではいくつになってもアシスタントで自分のマンガが書けないでいる主人公の英雄が
この異常事態に遭遇してホントにヒーローになっちゃうというお話。
原作は読んでいませんがかなりコミックのイメージに近い分、大泉洋はハマリ役らしいですね。
長澤まさみや有村架純はちょいセクシーすぎるのかわいすぎるのあるようですが
そのへんは実写版に華を添えたということで。ヾ(・∀・;)オイオイ
それにしても、あんなさえないオトコが、いくら極限状況に追い込まれたからって
百発百中てすごいな。そこは映画だよね。(わわわわわ)
予告でも一応グロいのはちょこっと出てましたけどここまですごいとは思ってなかったんで
文字通りぎゃ~~~~~で指の隙間から「収まった?いま、どアップじゃないよね?」ってな
そんな鑑賞で感想書くなよってくらいえげつなかったです。いや一応最後までちゃんといましたけど。
・・・ってくらい私にはハードル高かった。「目をみひらいて隅々までちゃんと見る」っていう
当たり前のことが。(爆)
いや~グロかった~~~。それに尽きる。
・・・って、これこのあとどこへ行くんだろうね。もろバイハじゃん。(^_^;)
たしかにグロかったですが…(汗)
終盤で最高潮を見せ、
あの銃撃は凄い!のひと言でした。
フツーに銃社会のアメリカとちがって
武器のない怖さがありましたね。
日本のゾンビ映画ももちろん今までにもそれなりにコワイのあったと思うけど
これ、なかなかすごかったのでは。
でも一番大事なところで失敗する人も多そうですけど、それを失敗しないのがこの作品の格好いいところ。
この役に大泉洋がホンマ似合ってましたよ。
うんうん、いざというときにキメてこそヒーローですよね。
ギャップに萌えるんです。(いや、聞いてない聞いてない)
ほんとにこまったときの、3分間しか戦えないウルトラマンの
最後の最後でスぺシウム光線一回だけであっても
倒せばいいんです。(どんなたとえだ)
確かに大泉洋ハマり役でした。