ペパーミントの魔術師

ご挨拶が遅くなりました。
引っ越し先でも同じタイトルで
継続しております。

firefly/BUMP OF CHICKEN

2012-11-24 11:46:25 | JPOP
firefly
fireflyBUMP OF CHICKEN

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歌詞もリンクしときますね。⇒ 「firefly」

頑張ればなんでも願いが叶うわけやないことはわかってる。
向き不向きもある。
忘れられなくていつまでも抱えてることもある。

・・・人が一人で生きてるわけじゃない以上
自分の願いを誰かの、もしくは何かのために
諦めなきゃいけないこともあるよね、確かに。

ドリカムの「何度でも」とは対照的なとこにあるのかもしれないけど
諦めることにも覚悟がいるって。
それは決して恥ずかしいことでも弱いことでもなくて。

大人になればなるほど
自分はこの程度だとぼんやりわかってくる。
もちろんそれにあがいてみせる事も時にはあるけれど。
でも客観的に自分がみえてくるのは事実で
それだって大切なことで。

あ~、なんか漠然としたことばっか書いてしまいましたけど
結局は
自分のやり方でしか生きられなくて
たとえどんなことがあったって
歩き続けるしかないんだよなと。

フジくんの歌詞は泣ける。
自分自身も悩んだことがあるから書けるのだろうけど、
自分を主人公にしてるようで俯瞰で見ている部分もあって
そのメッセージは
こういう悩み抱えてるひとにはとくに心にしみる。

カッコ悪くたって思い通りに生きられなくたって
心には願いはもってて
キミはキミのままでいいって背中を押してくれるんだ。

・・・な~んてね。☆

ライブ感が消える?~「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」~

2012-11-21 00:39:38 | 映画


一度でいいから、この目で見たかった。
・・・とはいえ、高いもんね~(おい)
ゲキ×シネと同じように、
本来ならば、引きの画面で全体を見るものを
映画として撮影することで
「その角度からは見れないであろうパフォーマンスを
楽しむことができる」のはサイコー。
目の前でやってるかのごとくアップで見れるしね。

でも、その分、
リアルにパフォーマーたちの演技で成り立ってる舞台が
CGみたいに見えたら悲しいな~。
スローモーションが多くて
それはそれで美しい動きをゆったりと見れるのはうれしいんだけど
ほんとにやってるのに作り物に見えやしないかと
そこだけが若干気になったかな。贅沢な悩みですが。


別世界に紛れ込んだ女の子が彼を探して不思議な世界をさまよい歩くストーリーで
なんとかまとめてるんだけど、

舞台を実際に見に行った人のレビューじゃ
これは何種類かの出し物のツギハギらしいんだな。
ひとつひとつのダンスもシンクロもすごいんだけど
全体としてみたときになぜ盛り上がりにかけるのか
あ、そういうことだったんだとあとで人の感想みて納得してしまった。


と、若干文句たれみたいなレビューになってしまいましたけど
このエアリアルのシーンはうっとりでしたよぉ~~☆
軽々と彼女を片手で支えたり、両足の先だけで支えてくるくるまわってるの。
それはもう鍛え抜かれた体と、しなやかな柔軟性と、驚異のバランス感覚。
相当力がいるはずなのに、羽根のように軽やかに布みたいにひらひら舞ってるのは感動もんでした。


ひとつひとつのパフォーマンスはうわ~スゲーの連続。
なのに、映画にしちゃったことのいいとこと悪いとこが
どっちも出ちゃったなっていう・・・モガモガ。すいません、こんな書き方でどうも・・・。


・・・「神」都合よくね?~「009 RE:CYBORG」~

2012-11-20 23:58:28 | 映画

これは、震災前に旅行で行った仙台駅のコインロッカー。
思わず写真撮った。
これがオリジナルの009のビジュアル。


随分変わっちゃったな~。


どうせなら全員ちゃんと特殊能力使いませう~。
特にピュンマそれだけかいっってツッコミいれたひとは私だけじゃないはず。
ジェットリンクとジョーだけむっちゃ目立ってる。
いや、かっこよかったんだけどね。
この二人の確執については全く説明されないので
これは予備知識なしで見に行ったひとはぽかーん。
ただのリーダー争いというか単純にお前とはそりがあわん、それだけにしか見えん(^^ゞ


エヴァもそうだったけど、
どうしてこう、主役だけ年取りません方式が流行ってんの?(わわわ)
009だけ、外見高校性で年取ってない。
フランソワーズが50代だと?!

清純派だったはずだが、トンデモ悩ましいシーンがちらっと。
一件アラサーの色っぽいおねーさんだが、そんなおばさんになってたとは(わわわわわ)

「彼の声」を聞いた人間が世界のあちこちで爆破テロを起こし
それぞれの生活を送っていたはずの00メンバーたちが招集されるんだけど
随分年月が経ってましたと。
・・・こんなこともあろうかとジョーだけはいつか来る有事のために
数年ごとに記憶を消去して高校生活を繰り返してたと。あらあら・・・。

全然関係のない話なんだが、
エヴァでカヲルくんが言うてたセリフで
「希望はあるよ、どんなときでもね」ってのが
この映画にもあてはまる気がした。
ただ、あのクライマックスであの状況でなぜ大団円になるんだ?
ジョーが、フランソワーズが、強く願ったことが
神に届いたんだとしたらあまりにもファンタジーだなって。
水の上歩くってまるでキリストだし。これは別世界?夢オチ???

時折登場する天使、それからジョーの同級生の女の子、
正直謎が多かった。
石ノ森版を原案として神山監督が受け継いだ形になった009は
このあと、またいつか続編ができるんだろか?
できれば、エデンみたいにテレビアニメでやってから
映画にしてほしかったな~・・・。
いきなりぽ~んと思いっきりおっきなテーマでやってしまって
なんか観る側に丸投げしちゃった感がなきにしもあらずだ・・・


子供たちが見ることを想定してディズニーみたくまとめちゃったのか?神山さ~ん。
どうも最後だけが腑に落ちなかったよぉ~~。

PS:
それでも神山さんが作るなら行くよ~~っていうミーハーな部分はありで。(笑)
映像はきれいだったし、スピード感もあってワクワクしたし。




全ては監督のシナリオ通りに?~「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」~

2012-11-18 01:28:33 | 映画


どこぞで見たんだが、見終わったあとに三三七拍子して
「残酷な天使のテーゼ」歌おうぜみたいなのがあったけど
・・・とってもそんな雰囲気じゃなかったよ。と先に言っとこう。


比較的テレビ版や旧劇場版からそないにかけ離れなかった「序」は
やたら画像が綺麗になってて
「ラミエルが美しかったの~~」とわけわからん感想を書いた。( ´▽`)
「破」は正直マリが追加された意味がようわからんかったんだけど
レイちゃん「ポカポカしたい」発言でやたら幸せな気分になったんだ。


でね、今回。
ま~みごとに観客を突き放してくれたよな~っていう変わりようで。

旧劇場版では最後まで乗りたくない乗りたくないって言うてたのに
「破」でちょっとおっとこまえになったとこで
「乗ります」言うてんのに
一転”乗らないで””何もしなくていいから”で「え~~~~~~~~っ!」


初号機が動力源になった戦艦が空を飛んでる。
エヴァVSエヴァってなんでこんなことになったわけ?


カヲルが死んじゃう設定はそのまま。
ただせめて、シンジが直接手をくださなかっただけマシか。
それでもショックだよね。


さすがになにもかもビジュアルを変えてしまうわけにいかなかったのか
チルドレンだけは外見上年をとらない。(エヴァの呪縛とはまた都合のいい・・・わわわ)
でも14年もシンジが眠ってたってのは、どっぴょ~んだった。


正直、「破」のラストのシンジがおお~~っってとこを見せてくれただけに
今回の彼の言動のイライラ感は半端ない。
まあ彼だけが知らなかったあまりに悲惨な状況をつきつけられて
正常でいるほうが無茶ですけどね。
イライラといえば、無機質に戻ってしまったレイも
あ~ダメだったんだな~ってすんごいガッカリした・・・。

パンフ読んだんだけど、どうやらメインキャストもカヲル役の石田さん以外は
ギリギリまでどういう展開になるのか知らなかったらしくて
ライブ感を大事にするとはいえ、設定の変わりようにびっくりしてたらしい。
声優さんたちでさえそうなのだから
見てるこっちはシンジと同じ目線ですっかり浦島になってしまった。
QはクエスチョンのQか。
もちろん、「序」にも「破」にも変わる兆しはあったのかもしれない。
特に「破」はチルドレンの変化を随分ツッこんで描いていたんで、
それもえらく幸せな方向へ走ったんで
・・・公開前日に「破」をみて数時間後にこれみて
その(* ̄□ ̄*;ガーンと殴られた感は半端なかった。

序、破はおそらく新規の、2世代目のエヴァファンを増やしたはずなんだけど
このなんとも救いのない「Q」は
果たしてどんなふうに人の目にうつるんだろうな。


ただ、今回のエヴァ、やたら女子がおっとこまえ。
「あんたバカぁ~~」が封印されちゃったのはちょっとさみしいけど、
こんな悲惨な状況で、立ち向かってくミサトやアスカは
めっちゃくちゃかっこよかったですよん☆



庵野さんにしかわからないこの行く末。
エヴァはどこにむかってくんだろう。
いいとか悪いとかじゃなく、とにかくボーゼンとしてしまった。
これぞエヴァだというひともいるだろうし、エヴァらしさなのかもしれないけど
ここまでフルスロットルで舵を切ってしまったあと
どんな終わり方をするのか、そもそもちゃんと終わるんやろかっていう心配も含めて
面白かったとかすごかった~とかいう形では書けない。


PS:

ちょっとでも油断すると見逃すあれこれが散りばめられてるようで
たとえばユイの写真にマリが映ってたとか、気がつかなかった。
マリの素性も結局分からずじまいだったな・・・。

テレビ東京で放映されたのは95年。声優さんたちも当然老けてるわけだけど
声が老けるってあるのかね~。
まさかそんな理由で14年後にしましたってことはないよね?

カヲルハ旧作ノホウガヨカッタナ~・・・(ボソ)





野村萬斎の「”300(スリーハンドレッド)”」~「のぼうの城」~

2012-11-02 17:18:04 | 映画

ふだんこ~んなひとが


嫌だと言ったら嫌なのじゃ~~って宣戦布告しちゃった。
さ~どうなる?どうすんねん?!って話。



OPで市村正親演じる秀吉が水攻めをするシーンがあって
あとで三成も忍城を攻めるのに同じ手を使うんだけど
なんていうか・・・やっぱ貫禄が違うのね。
あ~、役者本人の力量はこっちおいといて(わわわわわ)
秀吉と三成の差ね(^^ゞ(^^ゞ(^^ゞ同じシーンなのに
子供に見えましたよ。(それも狙ってのキャスティングか?キャ~~ゴメンナサイっ)

秀吉の親心っていうかなんというか
せっかく2万の兵を預けて手柄を立てさせようと思ったんだけど
簡単に落ちるはずだった、いや戦なしに明け渡すと思われた城は
たかだか500でこれに向かってきた。
これは三成の成長日記でもあったような気がします。
好敵手というにはあまりにも風変わりなのぼうさまに
三成の目がキラキラしていたのが印象的でした。


槍で人を串刺しにしちゃったり、パシッと首が吹っ飛んだり、
(°д°)っていうシーンがあるにもかかわらず
なんでこんなにアットホームなコメディなのでしょう。


いくらおてんばとはいえ、のぼうさまを羽交い絞めにするわ
むさくるしい強者たちを投げ飛ばしまくる。
甲斐姫サイコー。榮倉奈々ちゃんめっちゃ凛々しくて可愛かったです☆
・・・それでも切ない恋物語もありなエンタメになってました。


なんにも考えてないようで、これは許せないと思ったら俄然ムキになる。
戦況報告だけでビビりまくってハイハイ(^^ゞって返事するのが精一杯かとおもいきや
丸腰で敵陣の真ん前で田楽踊りをするものすごい度胸の持ち主。
演じていた野村萬斎でさえもつかみどころのない役だと言ってましたが
ほわっとしててのらりくらりしているようで
時折ものすごく鋭い視線でにやっと笑うんですよ。
裏でいろいろ考えてそうな( ´▽`)。
陰陽師の時もそうだったけど、こういう役させるとホントハマりますね。



ホントに荒ぶる戦の部分は脇を固める強者たちががっちり守ってて、
のぼうさまはというと、泣いても笑っても人を惹きつける不思議な力で
人をまとめちゃう。
敵味方関係なく好かれちゃうってのはちょっといないよね?
忍城ってのは城の周りを水で囲まれて守りやすく攻めにくい地の利が確かにあったけど
それ以上にこののぼうさまの”人の利”が勝因だったかと思います。
無邪気に笑って泣いて
パッと見はこいつを守ってやらなくちゃっていうような存在なのに
士気を高めて一発逆転のためには、命張っちゃう。
で、それみてまた人はのぼうさまのために立ち上がるわけです。
かなり変わりものでしたけど、でも実際は頭の切れるひとなんでしょうね。
・・・正体のわからない笑みを浮かべるお殿様。
ホントのとこはけむにまかれた感じでしたけどそれゆえに面白い人だと思いました。
こんなリーダーどうですか?(^^ゞ