
後編を見る前にテレビアニメ全25話しっかり見ました。残酷な話にもかかわらず
大変面白かったのです。夢中で、たった2日で全部鑑賞いたしました。
これなら話題になるのも、夢中になるのもわかる気がしました。
それより、アニメもまだ、話が解決していないままいったん終わらざるを得なかったということが
びっくりでした。そもそも原作が終わってないってのすら知らなかったわけで。
で、その状態で後編でオチをつけようとしてここまで暴走しちゃったのか~ってのが正直なとこ。
ほんとはめっちゃたくさんいる登場人物を削ってるし、
ちょい前にも書きましたけど、エレン本人に明確な憎しみやら悲しみやら怒りやらがないと
「駆逐してやる!」が似合わないのね。そこまでの激しい感情がなくてなんかただ叫んでるだけにしか
みえないわけですよ・・・。
ミカサとアルミンに関してもそう。立ち位置も役割も結局ものすごびみょーでしたね。
前の男と今の男の間でいったりきたりみたいなオンナにしなくてもええんちゃうんと。
アルミンも策士というよりはメカオタだけどそれも役に立ってないみたいな。
それよりなにより、エレンの友達、エレンの味方感が薄いのがいちばん悲しかったかな・・・。
後編を見る前にもう1本レンタルで「進撃の巨人 反撃の狼煙」と銘打ったオムニバスドラマを見ました。
ハンジが「立体起動装置」を発明するに至るまでの話と、サシャが兵団に入らざるを得なくなったエピと弓で食料泥棒をつかまえる話。
(このときにイモをくれたアルミンに出会っていて、そっから神様扱い。後編でもなんだか恋人みたいなことに?)
劇場版前編でとっとと亡くなってしまったオリジナルキャラの恋人同士のエピ。
・・・こっちのほうで若干ではありますが、石原さとみと桜庭ななみが演じていた、
ハンジとサシャにすこしは感情移入できる状態で鑑賞できたわけですが。
・・・・そのフォローがあってもやっぱハンジは”兵器オタ”の変人みたいにしか描いてくれないし
対巨人にはなんの役にも立たないであろう弓をどうしてサシャが武器として扱うのかを理解できても
・・・そっか最初から対巨人でサシャを戦わせるつもりはなかったんだなということが後編でわかったというだけで。
う~ん、なんともはや。
実際登場人物はさらに減ったのに、それでも個々のキャラを描ききれないとは。

それは見せ場じゃないだろ~~~。いくら馬鹿力だったとしてもそれじゃ自己犠牲というよりマンガだよね・・・。

サシャの弓は「巨人に変身させてしまう」”トリガー”になっちゃったというわけで。
「心臓を捧げよ」がシキシマによってえ~~~~~~~!!!!!!っていう解釈に。
確かに自傷行為があっての変身なんですが、おんなじことエレンがやったら成功するかどうかわかりませんよね。
まだこの段階では。
ウルトラマンの変身ではないですが、追い詰められて心身ともやばくなって初めて巨人化するわけですから
自分から心臓なんて貫いたら間違いなく自殺するだけですわな。(;´∀`)

私的には「大日本人」みたいなわらわらいる巨人よりはかっこいい巨人(違)が戦ってるのが見れて
そこんとこはピンポイントでちょっと盛り上がったのですが
やたら人のレビューでみかけた「サンダVSガイラ」がめっちゃ今気になってます。
興味はそっちへ移行しました。(爆)
そうそう、なんかその他巨人がアドベンチャーワールドの放し飼い動物みたいでのどかだったね~。
んなわけないだろうに。(爆)

このシーン、FFのクライマックスだったらええ感じやけど、正直なんじゃこりゃーでした。(;´∀`)
・・・結局、すべては人間の罪で、壁の中に閉じこもった理由も命を守るためじゃなかったと。
実際の原作コミックがどんな形でこの先展開していくのかは全く想像がつきません。
とりあえず、この展開もこの結末もこの監督が「創造した」ものでしかないわけですので。
・・・そういや、前編でセカオワが歌っていた主題歌は「ANTI-HERO」でした。
ならば、憎まれても滅ぼされても、シキシマが中央突破で一番内側の世界を破壊して
命と引き換えに世界の真実を見せるくらいのエンディングにしちゃえばよかったんじゃないのって今は思うんですよ。
それならまだ彼があれこれ語って主張した思いをもっと活かせると思ったんですけどね。
話を変えてしまうのであればそれくらい改変して、はじめからオリジナルキャラで
この巨人の世界を別の角度から描いたら、こんなにも「公開前から炎上」することはなかったのにと。
リヴァイなみの強さで、でもまったく違うキャラクターをこれだけ熱演してかなり目立ってたのだから
その最後をあんなふうにしてほしくはなかったなと。延々と演説したあのセリフはなんだったんだよという最後だっただけに
シキシマさえも残念なことになってしまいました・・・・。
たくさんの登場人物を出せないのであれば、前編後編分けずに
2時間くらいで1本の映画にしてもらって、
ツヨぽんと長谷川さんだけで30分くらい延々と巨人の秘密をやってもらって、
壁を修復するのではなく、「壁をすべてぶっ壊す」くらいのどっぴょ~んな展開にしちゃえばよかったんですよ。(わわわわわ)
俳優さんのうまい下手はこっちに置いといて、エレン、ミカサ、アルミンがひどすぎるし
オリジナルキャラのシキシマにノンスタイル井上みたいな変なキザさで延々ネタバレさせるのもキモかったし、
・・・あ、やっぱり監督ひどいよ~~に行き着いちゃうんだな、これは・・・。
できるだけ感情を抑えてかいたつもりですが、やっぱこりゃひどいなに落ち着いちゃいました・・・トホホ。
PS:前編でがっかりして後編もういいや~状態だろうに(わわわわわ)
なんですかあのまだ続くのよ~なエンディングは。
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原作でも出てくるのかと思ってた。彼がいるといないとではストーリーが全然違うよね?
俳優さん云々より、なんだろう・・・後編で失速っていうのが哀しいよね。
前後編一気に書こうと思ってたんだけど~なんだか気力が・・・(笑)
時間あったらササッとでいいかな~~~←
シキシマにみ~~んな語らせて話を終わらせちゃったなと。こりゃオリジナルキャラというよりは
この映画にオチをつけるためのネタバレ用キャラですがな。
アニメでは巨人を倒す方法以外はまだなにもわかっていないのにね。(^_^;)
私はメイズランナーはみてませんが、なんだかそれに似てるエンディングだったとか。
繰り返し申しますが、原作と異なるstoryになるなら「エレンたちを脇役にまわして」「もしくは排除して」
きっちり作ればよかったんですよ。そしたらシキシマみたいな人間がいても
ありだったんじゃないのかなって。
・・・・外の世界に関する本を取り締まってた段階で「敵は人間だよ」ってのはアニメでもなんとなくはわかってたんですけど、それでもこの後編は納得いかないですね・・・。
前編はまずまずだっただけに、
後編の出来には非常に残念なものがありました。
シキシマがエレンの●って、ここでそんな設定を入れてこなくても良かったと思います。
超大型巨人の正体と言い、とんでもない展開が続いていました。
そして、エンドロールのオチがもう目をあてられません。
ハリウッド映画に散々あるようなラストでしたね。
そっちのほうにリルの話があるんですけど
これがアニメでいうところのアニみたいに強い。
で、それなりのアクションができる女優さんを使っているのに、本編の前半で出番あれだけでまったく活躍してなかったし。
ほかにも「本編で日の目をみなかったオリジナルキャラ」があと数人こっちで出てます。
これは「後編でてこないひとのフォロー」だったんですかね・・・。その制作自体何の意味が・・・(わわわわわ)サシャを弓使いにしたのもこのドラマで言い訳していたようでなんともでした・・・。
PS:そもそも壁の一部をこわして穴ふさぐって
もいっかい大型巨人でたらおわりだし。
ふさいだ壁の上によじのぼって
「結果壁の外へふたりでていく」のなら
あんたら何してたん?だし。
そもそも最初は1本で行くつもりだったのが長すぎるってことで2本に分けたら
それぞれの尺が短くなりすぎて、急遽付け足したシーンがあったりしたため
まったく辻褄の合わない展開になっちゃったみたいですね(爆)
もうすでにAgehaさんは知ってると思いますが
“町山智浩 進撃の巨人”で検索すると映画の内容より面白い裏話がいっぱい出てきますよ。
ワタシは今週この記事で大いに笑わせてもらってます(爆)
いっぱいあるけど、まずはこれ
http://miyearnzzlabo.com/archives/28631
『サンダ対ガイラ』
これは東宝特撮怪獣映画の中でもトップ3に入ってるワタシです(笑)
そういう意味では2015年、凄く貴重な体験をさせてもらいましたわ。
この先DVD化などでさらに炎上・酷評は続くでしょうが、その先でこんな歴史的駄作を劇場で見たことが一部のコアなファンから羨ましがられる日も来ると信じましょう。
知らないで見たので前編はまぁ面白かったんですが、後半は説明が長くてなんかイマイチでしたわ。
オチが最近見た洋画と同じだし、、、
読みました。
・・・そもそも設定を変えてくれってとこから
おかしかったわけですよね。
リヴァイってのはさすがにドイツ語だから
日本人がやったらあかんやろ~っていう
そこはこだわるくせに。(´・ω・`)
壁の外が日本の景色だったらおかしいでしょ~?
(;´∀`)
なんでこんなふうになったのかは理解したけど
そこまでして作ることじたい意味不明でした・・・。
ジョニーAさんのレビューのなかの誰のことばだったか
1時間みたら5時間はしゃべれるっていうの
ごっつウケました。それくらいあーだこーだ言いたくなる作品だったので
見たことでもうあれも言いたいこれも言いたい
そういう意味では盛り上がる映画でした。(^_^;)
結末を創作してまでつくるだけじゃなくって
エレンにいたっては性格まで変えてしまった。
・・・そこまでしてつくる意味があったのかという。
某パン屋さんがスポンサー?だかコラボ商品の販売だかをしたから「シキシマ」?じゃ長谷川さんだってかわいそう。゜(゜´Д`゜)゜
1本1時間半くらいの作品にして
せいぜいエレンが岩かついで壁のあなを塞ぐ作戦までで終わらせといて
これでうまくいったら続編でリヴァイを出すくらいのつもりで原作にそってやってくれたほうがまだ
揉めなかったとおもうんだけどな~・・・
いやどっちみち無理か・・・。(´・ω・`)