ペパーミントの魔術師

ご挨拶が遅くなりました。
引っ越し先でも同じタイトルで
継続しております。

アナ雪のその向こう。~「ズートピア」~

2016-05-21 14:05:46 | 映画


ヤフーの解説のほうに少し書いてたけど、雪だるまは溶けるということすら教えられないアナ雪とはちがうと。
ありのままになんか生きられるかよという、そのへんはセリフでも出てきましたけど、
動物を擬人化したアニメでえらいリアルをつきつけてくるんだな~って思いました。

それぞれの動物の大きさやら特性やらほんとものすご観察して作られてますね。
おそらくこんな性格になるんだろうなというようなキャラ設定までバッチシ。



ありのままに、自分の思い描く世界で生きようと思えば、ま~目の前は試練だらけ。
ジュディのポジティブさは半端ないのですが、それでも心が折れて耳垂れて、ふるさとへ帰るわけですが、
またそこで見たものが事件解決の糸口になる。ま~そこはうまくまとめてるのでしょうけど。(オイ)



ジュディと並行してキツネの詐欺師ニックの物語も語られるわけですけども、
このふたりの苦悩やがんばりをそのまま自分にあてはめて感情移入しちゃうひとはいっぱいいるんでしょうね~。
・・・ってなんか冷静?(;´∀`)


アメリカの免許センターは実際にこんなふうにイライライライラ待たされるそうですね。
本国でバカウケだったというから、ここにナマケモノを抜擢したのはドンピシャだったらしいですよ。
これがエンディングでスピード違反とは。オチサイコー!(爆)


それ以外にもゴッドファーザーか!みたいなミスタービッグ。(;´∀`)・・・あ、ホントにオマージュらしいですね。
シロクマを手下にしてるとこがなんとも。


草食動物と肉食動物が仲良く暮らしているセカイの均衡を壊してしまうある事件が起こるわけですが
植物から作られるこの薬もなんだか現実世界でいうところの麻薬みたいでとにかく
子供向けアニメのはずがやたらめったらリアルなんですよね。
差別も偏見もある、裏社会もあって。
自分の気持ちだけじゃそんな簡単に願いは叶えられない、なりたいものになんてなれない現実。


アメリカは日本以上に実力社会だから、結果的にズートピア全体をゆるがすような大事件をジュディが解決したことで
彼女はりっぱな警察官となりました~ちゃんちゃんなんだけども。


あ~、なんか皮肉っぽい言い方してるな~。可愛かったし、一生懸命やったら報われてよかったよかった~のはずだったのに。
諦めないことをそんなにしつこく言うてるわけでもおしつけてもいなかったのに。


あ~、こればっかりは好みの問題です。
外見は動物のアニメなんですが、あまりにリアル~な世界の刑事もの・バディムービーでしたと。
夢を与える映画というよりは現実つきつけて、世界はこんなもんなんだよ~っていう。(わわわわわ)
そんなかでありのままで生きられるかどうかはあんたがどんだけがんばるかにかかってるんやで~、
あきらめたらおわりやで~っていう。なかなかシビアな作品でございました。


PS:シャキーラの歌う主題歌がめっちゃよかった。・・・・ガゼルみてたらなぜか脳内はマクロスにリンクしてた。(え)
仕事の合間にYouTube見てるとかいう細かいとこまでリアルだったな~。
とにかく「アニメみてる気がしなかった」わ。


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2 コメント

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もふもふ。 (BROOK)
2016-05-21 15:30:57
子供はもちろん大人も楽しめる作品になっていましたね♪

展開はちょっと大人よりかなぁ…とも。
子供は動物たちのもふもふ感を楽しんでいたような感じでした。
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Unknown (Ageha)
2016-05-21 16:03:09
BROOKさん、どうも。

うん、内容はどっちかいうと大人よりですね。
身につまされるというか、あまりのリアリティにびっくりしました。(^_^;)

ちっちゃなこどもはうさぎだってがんばれば警官になれるっていう夢見る夢子ちゃんの部分と
外見のかわいらしさで十分楽しめるかと思います。
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