ペパーミントの魔術師

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ポスターと予告に騙された。大真面目な感動の実話。~「殿、利息でござる」~

2016-05-21 15:24:16 | 映画


このポスターの阿部サダヲを見たら、コメディかと思うじゃないですか。
最初のほうの瑛太との掛け合いこそクスクス笑うとここそあるものの、
大真面目な人情ものでございました。いやがっかりしたわけじゃない。
でも淡々と、話が進んでいったような気もしました。


『「武士の家計簿」で知られる歴史家・磯田道史による評伝「無私の日本人」に収録されている一編「穀田屋十三郎」を映画化。
時代劇では初主演となる阿部サダヲほか、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平ら豪華キャストが共演。
物語の舞台となる仙台出身のフィギュアスケート選手・羽生結弦が、仙台藩の第7代藩主・伊達重村役で映画に初出演を果たした。
「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」の中村義洋監督がメガホンをとり、時代劇に本格初挑戦。


江戸中期、財政難のため民衆に重税を課す仙台藩では、破産や夜逃げが相次いでいた。
寂れ果てた宿場町の吉岡宿でも年貢の取り立てや労役で人々が困窮し、造り酒屋を営む穀田屋十三郎は、町の行く末を案じていた。
そんなある日、十三郎は、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治から、藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げるという、宿場復興のための秘策を打ち明けられる。
計画が明るみになれば打ち首は免れないが、それでも十三郎と仲間たちは、町を守るために私財を投げ打ち、計画を進める。』

・・・『』内、まるまる映画.comから引用いたしました。

実際に話がお上に通るまで何年もかかってるわけです。なんだか「奇跡のリンゴ」を見ている気分でした。
そういえば、阿部サダヲ主演で山崎務もでていましたよね。(^_^;)

ぶっちゃけ大丈夫なのか羽生く~ん!ってのがあって、出番が近づくにつれて
オロオロオロオロしてなんだか母親が始めて息子の出演映画を観るようなへんな気分でドキドキしました。
セリフははっきり言えていたし、なかなか目力もあってよかったんじゃないですかね。
バカ殿とはいわないが、まだまだ世間知らずのおぼっちゃまぽくて。(言うてもた言うてもた)
そういう意味でばっちり殿を演じきれたと思いました。(^_^;)(^_^;)(^_^;)

阿部サダヲがというよりは、阿部サダヲに振り回された形の瑛太が、この映画のコメディアンを
ひとりで引き受けていたような気もしますね。ブッキーが演じている浅野屋陣内が、ホントはいいひとなんだけど
世間の悪評があって、また前半ニコリともしないので余計に瑛太のしっちゃかめっちゃかぶりが
むしろ明るくて救われたというか。そうそう、竹内結子がやってた飲み屋の女将さんも
いい味だしてましたね~。

自己犠牲で他人が救えても、その心に自己陶酔があれば無私ではない…これほんと難しいですよね。
いや~そのへんにいくらでもいるお金持ちや海外セレブに言うてやりたい。(わわわわわ)
・・・ま、まあ私利私欲がなくてもこういうひとらはどうせ売名行為だって叩かれたりするから
一概には言えないですけどね。

先代の浅野屋陣内がはじめた小さな戦いは息子の代になって、たくさんの協力者をえてやっと実現する。
いまやっていることが自分の生きているうちに叶わなくても、それを受け継ぐひとがいるということ、
想いのバトンがときを超えて兄弟や親子の和解にも繋がってとにかくめっちゃええ話でございました。
どうもわたしがいうと安っぽいコメントになるけど、
人知れずええことをするというのは大変なんですね。
私も最初はブッキー演じる浅野屋がしみったれた守銭奴だと思ってました。故に事情がわかってからの
このひとの凄さには頭が下がる思いでしたね。(^_^;)


・・・冒頭のシーンで先代の浅野屋が夜逃げを引き止めるシーンはさすがに私でも
そんなえげつないひとじゃないってわかったし、
この映画のラストでもう一度登場するその笑顔に、あ~、山崎務ってこれだけで映画をピッと引き締めちゃうんだな~って
演じていた浅野屋という人物の凄さもさることながら山崎務のすごさも再認識いたしました。(*^_^*)

ポスターでは阿部サダヲが主演でめだってますけど、個としてバーンと前にでることもなく、
踊る・・・みたいなチーム戦の映画だったかと思います。いや~ええ話でした。




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3 コメント

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大真面目… (BROOK)
2016-05-21 16:50:45
もっとコメディ要素満載かと思っていたのですが、
至って真面目な作品に仕上がっていましたよね。

これが実話だというのに驚きました。
殿様から利息って…なかなか考えつかないですよねぇ…。

羽生さんの殿様役は意外と似合っていました♪
Unknown (Ageha)
2016-05-22 12:31:10
BROOKさん、どうも。

うん、あまりコメディ要素はなかったですね。
ポスターのあのちょんまげだと誤解しますよね。(;´∀`)

実話を、役者さんの演技力でもって娯楽作品にしてはいますが、
実際のとこ命懸けの嘆願なわけで、
それも何年もかけてみながひとつになってやっと成就するわけですから、すごいことだったんだと思います。

殿様、大丈夫だったですか?(*^_^*)
Unknown (ふじき78)
2016-07-21 20:37:14
殿様4回転とかしないと!

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