市街・野 それぞれ草

 802編よりタイトルを「収蔵庫編」から「それぞれ草」に変更。この社会とぼくという仮想の人物の料理した朝食です。

自分だけよ

2006-06-10 | Weblog
 昨日金曜は、ウイングママは、県病院に入院した。それも夕方、やっとわかった。坂中さん、財津さんが県病院に見舞ったが、話せる状態ではなく、見舞いもかえって本人を消耗させると、娘の広子さんが言っていたという。薬の副作用とは、これほど激越なのとは、予想を越えている。

 同日、午後8時半に節子から、術後の2回目のメールが入った。

  Re 回復早い

 今日チューブも全部外され、膝を曲げる訓練に入り、75°まで曲げました。21日までには帰れそう。中尾さんが毎日お菓子や日用品を持って来てくれてます。介護も実に行き届いて申しわけないくらいです。ウイングのママ早く良くなってほしいです。真一、琢矢にも元気で帰るから何も心配ないと伝えてね

 というのである。中尾さんという人は、フィトネスのプールで知り合い、彼女も同医大で膝の手術をされ、強く勧めてもらえた。その後、夫君の故郷の佐賀市に帰り、彼女のお世話を受けているとうのだ。なんたる幸いであろうか。

 チタン関節と壊れた骨関節を2秒で入れ替えるという。水曜の夕方に手術、金曜には膝のリハビリである。節子の母は20年前、同じく膝を痛め、手術を拒否して、当時は100パーセント直るとは、言われなかった。15年ほど、不自由のまま93歳で寝たきりで他界した。

 医学も進歩をつづけている。しかし、ママの薬の副作用は、代わりの薬もなく、その作用を抑える方法もないという。経済特区と「山の郵便配達夫」の違いくらい
革新と停滞がある。

 どっちの病気にかかるかは、神のみぞ知るだ。となれば、自分で、情報を探し、分析し、かつ人的ネットワークによる情報と援助が神や国家の代わりともなるほど貴重である。
 
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