現実

どれだけ泣いても、いくら悲しんでも、戻って欲しいとどんなに願っても、現実は変わらない。
私は、きっとシャヲルの中でも年上なのに、ただただ悲しむだけで。
何日もだまっていて何も言えなくて、ごめんなさい。
だけど今でも、何を言えばいいのかわからない。
ファンの方にも、SHINeeにも、ジョンくんにさえも。

あんなに苦しんでいたなんて。
何もわからず、いつまでもSHINeeは変わらないって思い込んでた。
ソロを始めたくらいから、時々すごくやせてしまった姿を見た時は、大丈夫かなって心配した。
時々体調不良になっても、また元気な姿を見たら、あぁ良かったと安心するだけだった。

すごくさみしがり屋みたいだから、いつも誰かと一緒なんだろうと思ってた。
でも誰かと一緒だからといって、寂しくないわけじゃなかったんだね。

クリエイティブなことは、孤独の時間が長いんだと思う。
常に自分の中に入り込んで、ずっと一人の世界にいて、自分の心を表現する。
でもこれでいいと思うことは、きっとない。
なかなか出て来るものがないと、自分を削ってまで出そうとするのかもしれない。
それでも、ゆったりした時間があれば回復出来たのではと、勝手だけど思ってしまう。
自分を治癒する力も希望も、あったはずだもの。

誰も苦しまないで欲しい。
ジョンくんがそこから解放されたのは、それだけは良かったと思う。
それだけは。

次女がジョンくんのファンで、ジョンくんのネームタグを一発で当て、大事に通学カバンに付けてます。
そんな次女が、食卓で突然悲鳴をあげて大泣きし、只事ではないとわかりました。
その時の悲しむ姿は、親としても、とても辛かったです。

私も、もう少し時間が経ったら、少しずつ元気になれると思います。
いつも頼りにならず、ごめんなさい。


でもやっぱり、ジョンくんには言葉をかけて送り出してあげないとね。

おつかれさまでした。
もう苦しみのない世界で、ゆっくりしてね。
ジョンくんは、いつだってカッコ良かったよ。
歌もダンスも力強くて。
その分、ジョンくんの作る音楽は優しくて奥が深くて、たくさんの才能で、ファンを魅了してくれたね。
ありがとう。