goo blog サービス終了のお知らせ 

熱く・楽しくいこう!

山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

個人ガイド 加賀白山

2024-05-06 11:31:43 | ガイド山行/雪山登山
5月4日~5日は、個人ご依頼で加賀白山の雪山ガイドでした。
元々雪が少ない上に季節外れの暑さが続いているので白山もかなり雪が少なくなっていて寂しい限りです。それでも出来るだけ雪の多い所を辿って歩いたりして「白い山」加賀白山の雪山をしっかり満喫していただきました。


市ノ瀬から別当出合の約6km間は冬期閉鎖で車では入れないので歩きです~


約2時間歩いてきて別当出合に到着。ようやく本格的に登山開始です。


登山道に入って直ぐにニリンソウの大群落が出迎えてくれました。


中飯場を越えてようやく雪山らしくなってきました。


別山をバックに雪を踏みしめながら室堂をめざします。




雪もたっぷり出てきて嬉しい限りです。


大雪原を歩きます。


今回のお宿の白山室堂に到着~


白山神社はまだまだ雪の中です。


翌朝は白山山頂をめざしました。
御前峰登頂~ 雪の白山登頂おめでとうございます!


雪の時期は殆どの人が山頂往復ですが、折角なので池巡りをする山頂周回コースを辿って室堂に戻りました。


アイゼンとピッケルをしっかり効かせながら硬く氷化した雪壁を下ります。


更に下ります。


池に下り立ちました。
まるで氷河湖! なんと美しいことでしょうか!


池巡りの後は雪の大斜面を辿って白山室堂に戻ります。
白山室堂に帰着して少し休憩の後に下山開始、出発地の市ノ瀬に下山して今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。







熱く、楽しくいこう!





















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鈴鹿 御在所岳 藤内壁 後尾根~富士見尾根

2024-05-06 10:17:33 | ガイド山行/バリエーションルート登山
GW後半スタート!
5月3日は、鈴鹿 御在所岳 藤内壁 後尾根~富士見尾根のガイドでした。
晴天☀に恵まれた登山日和のGW後半のスタート、 混雑を予想していましたが後尾根、富士見尾根共に他に誰もいない貸切状態での登山でした☆彡
まぁ静かな環境で登山が出来るのは最高の贅沢です☆彡
今回、御在所岳のバリエーションルートは初めてという東京からご参加のクライアント様に御在所岳の魅力をたっぷり満喫していただきました☆彡


藤内小屋には鯉のぼりが迎えてくれました。


藤内壁出合に到着


藤内壁出合から藤内壁を眺めます。


一ノ壁基部を登って後尾根をめざします。
僅か1000m余りの山ですが、とてもそれを感じさせないダイナミックな景観が広がります。


後尾根に取付いて岩場を登っていきます。


後尾根核心部のチョックストン


チョックストンを越えてこられます。


あちこちでハルリンドウが沢山咲いていました。


後尾根を登り終えて続けて富士見尾根をめざします。


狭いチムニーを窮屈な姿勢で登ります。


最後は通常のラインを外してちょっとしたフェースラインから登ります。


富士見尾根を登り詰めて富士見展望台からの眺望を楽しみます。
鈴鹿の槍ヶ岳と称される鎌ヶ岳と手前に大黒尾根、そして御在所ロープウェイという代表的景観です。


山頂レストランでお決まりのみたらし団子&アイスコーヒーです。冬はウインナーコーヒーでしたがもはや夏日、アイスコーヒーを季節の移り変わりを感じながら頂きました(ホンマかいな!)。因みに先週はレストランに寄れなかったので雪辱を晴らしました!
今シーズン初めてのアイスコーヒーだったのでウインナーコーヒーの癖でストローではなくスプーンを貰ってきてしまいました・・・


下山は通常の登山コース経由ではなく、折角なので前尾根P1、P2から前壁ルンゼ経由のコースで下りました。


登山道に合流して下ってきた前壁ルンゼを見上げます。
この後、登山口に下山して今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。








熱く、楽しくいこう!


















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

播磨アルプス 高御位山 ロックハイク

2024-05-01 10:02:51 | ガイド山行/バリエーションルート登山
4月29日は、播磨アルプス 高御位山 ロックハイクでした。
高御位山のバリエーションルートを登って、山頂直下でクライミングを楽しむプランです。流石に休日という事で登山者で大賑わいの高御位山でした。それでもバリエーションルート、クライミング共に私達以外には誰も居らず完全貸切状態!存分に一日しっかり遊んでいただきました☆彡


山麓から高御位山を眺めます。僅か304mの低山ですが、この中に楽しめる要素タップリなのです。


下部の緩い緩いスラブを足慣らし的に登ります。


顕著な岩峰に取付きます。


麓の集落を足下になかなか素晴らしい高度感を楽しみながら登ります。




更に続けて2つ目の岩峰を登ります。


上部の緩いスラブ登り
ロケーションといい楽しい満点です!


最上部は灌木帯を登って登山道に合流。取りあえず終了~


登山道を少し登って高御位山登頂! バリエーションルートを登っての登頂は格別です。
同じ山頂でも登り方一つで楽しみ方は大違いなのです!

後半は山頂の岩場でクライミングを楽しんでいただきました。




お二人共やモチベーション全開で次々チャレンジされていました。






ラインを変えてチャレンジを繰り返されます。
素晴らしい!の一言です。
終盤小雨が降り出しましたがモチベーション全開のお二人は構わずクライミングを続けます。
この後、雨脚も少しづつ強くなってきたので流石に終了して麓に下山。
今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。







熱く、楽しくいこう!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

個人ガイド 鈴鹿 御在所岳 本谷~大黒尾根

2024-05-01 09:11:38 | ガイド山行/バリエーションルート登山
4月28日は、個人ご依頼で御在所岳 本谷~大黒尾根のコースをガイドしてきました。

岩場講習も兼ねているので本谷では出来る限り岩登り要素のある所を選びながら登りました。大黒尾根に取付いてからは岩場を忠実に越えながらの楽しい登りでした☆彡
GW真っ只中の快晴に恵まれた絶好の登山日和の一日、大混雑の御在所岳でしたが、本谷では私たちの他に僅かに3名、大黒尾根では誰にも出会わず、一般登山コースの大混雑ぶりとは無縁の静かな環境で落ち着いてマイペースでリラックスして楽しんでいただけました☆彡
可憐なハルリンドウを沢山見ながら登って、山頂近くでは御在所岳を代表する名花のアカヤシオに迎えられてとても総会で気持ちの良い登山でした。


本谷に入渓して谷筋を遡上していきます。
真夏日とは無縁の清涼感満点です!


本谷は殆どが歩いて登っていける「山道」のようなものがありますが、そこを辿ってるだけでは楽しくないし何より練習にならないので出来る限り岩登り要素のある所を選びながら登っていきました。






次々と現れる小滝をぐんぐん越えていきます。とは言っても沢登りではないのであくまでも岩登り的に登っていきます。


春を代表する山野草の一つ、ショウジョウバカマが咲いていました。


可憐なハルリンドウが咲きまくっていて目を楽しませてくれました。


三角岩(最近はジョーズ岩と呼ばれているようですが、僕は敢えて従来の三角岩で通します)まで登ってきました。








ここで本谷と分かれて大黒尾根に取付きます。
次々現れる岩場を忠実に越えていく楽しい登りです。


御在所ロープウェイの白い鉄塔と湯の山温泉を足下にいよいよクライマックスです。


この後、最上部で再度本谷を経て御在所岳に登頂!
やはりバリエーションルートからの登頂は格別ですね。


綺麗なアカヤシオが迎えてくれました。

下山は一般登山コースの中道コースから。


御在所岳を代表する奇岩の地蔵岩。「落ちない!」受験生に人気の名所です。って登山をしていない人はここまでくるのもなかなか大変ですけどね


イワカガミも咲き始めていました。


珍しいカンアオイ(寒葵)の花も見れました。

この後、登山口に下山して今回の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。






熱く、楽しくいこう!
















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩登り・ロッククライミングを楽しむ会(芦屋の岩場)

2024-05-01 08:43:21 | 講習
4月27日は、六甲山 ロッククライミングでした。
「岩登り・ロッククライミングを楽しむ会」という名称で開催しているプランです。「講習会」のような堅苦しいものではなく、また「会」とはしていますが会員制という訳でもなく、とにかくクライミングを一日楽しんでいただく催しです☆彡
今回も経験者の方やクライミングが全くの初めての方も各自それぞれの嗜好や技量に応じた所を和気藹々と沢山登っていただきました☆彡






皆さん順番で登っていただきます。








ラインを変えながら何度もチャレンジ
ほんのさっきまで登れなかったところがちょっとした工夫や頑張りで登れるようになるのがクライミングの面白さの一つでもありますね。




最後の締めは皆でキャッスルウォールのテッペンまで登ります。
ここも技量に応じてラインを分けて登ります。
やはりテッペンに登るということは登山やクライミングにとっての大きな楽しみの一つであり純粋な動機だと思っています。という訳で毎回最後の締めにはテッペンまで登るようにしているのです。


海を眺めて気分最高です。ハイ!


懸垂下降で取付きに下り立って終了~
沢山登って満足の一日でした!かな。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。







熱く、楽しくいこう!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする