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山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

個人ガイド 妙義山 裏妙義と表妙義縦走

2018-05-02 09:23:20 | ガイド山行/一般登山
4/29~30は、個人ご依頼で裏妙義と表妙義の2つの縦走コースのガイドでした。

元は3日間での公募企画でしたがお申込み者がお一人様のみだったのでご要望により個人ガイドに切り替えて、更に講習登山形式での山行にしました。
難しい岩場行動の連続する厳しい縦走コースですが、独力で行動できる力を身に着けていただく為の練習として余程の必要箇所のみしかロープを使用せず9割方は自力で登り下り、更に基本的に先頭を歩き自分でルートを確認しながら行動していただきました。


先ず初日は裏妙義縦走


シャクナゲ満開の登山口


裏妙義のメインイベント、丁須の頭


丁須の頭を登ります。


越えてきた丁須の頭をバックに


赤岩のトラバース


アチコチでヤマツツジが咲き競っていました。


唯一見つけたハルリンドウ(もしかしてフデリンドウ?)の一株


続いて翌日は表妙義縦走へ


昨日登った裏妙義と浅間山を望みます。


通常は必ずロープで確保する岩場も自力で下ってもらいます。


表妙義最高峰の相馬岳に登頂! おめでとうございます!
先ずは前半戦終了ですね。


鷹戻しの岩峰


鷹戻しの通過。ここは流石にロープで確保


続く一番の難所の25mのチムニーの下り。ここもやはりロープで確保


岩場ではそこかしこでコイワザクラが咲き競っていました。


激急な鎖場もドンドン自力で下降。


中之岳神社に無事に下山し終えて今回の山行を終了しました。


自力で登るということは技術は勿論重要ですが、それ以上に如何に落ち着いて余裕を持って行動できるかという精神的要素こそ必要であり重要です。
そういう意味でも今回はかなり大きな収穫となったのではないでしょうか。ガイド登山客ではなく、一人の登山者となる為にも・・・

2日間大変お疲れさまでした。ご依頼ありがとうございました。








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