5月25日は、京都 金毘羅の岩場で岩場技術の実践編講習でした🏔
講習開始頃には雨も止んでくれてほぼ予定通りのメニューで講習を行うことができました☆彡
但し濡れてツルツルの箇所も多く、かなり神経を使って慎重な行動が求められました。でも本番山行では良いコンディションばかりではなく、このような悪いコンディションでの行動も多々あるのでしっかり練習しておくことは必要なのです。それでもクライアントの皆様は丁寧に落ち着いた動作で一つ一つのことをしっかり確実に取り組まれていました👏
いつものとおり下部の岩場で登りと下りの技術の反復練習を行った後にシミュレーション行動の開始。ワイケン尾根を登っていき途中の小岩壁でトップロープでの反復練習→ワイケン尾根を頭→頭のフェースでトップロープでの登り下りの反復練習→北尾根を中間部まで懸垂下降→北尾根上半を登り返し→ワイケンの頭→ワイケン尾根下降して下山終了。
登ったり下ったりアチコチ動き回って丸一日頑張ってくださった皆様でした👏

シミュレーション行動の開始。
ワイケン尾根を登っていきます。

次々と現れる岩場をグングン越えていきます。

途中の小岩壁ではトップロープで登り下りの反復練習

引き続きワイケン尾根を登っていきます。

ワイケンの頭から大原の里を眺めます。



ワイケンの頭のフェースでトップロープで反復練習です。
皆様それぞれ限界レベルをラインにチャレンジしていただきます。
技術の限界レベルの底上げをしておくことでそれより易しいレベルを余裕を持って行動できるようにするのです。



北尾根を一旦中間部まで懸垂下降で下ってから再度登り返しです。
皆様とても上手に登ってこられますね。
こういう登攀要素の高い所では1本のロープに2人以上を繋ぐようなことはせずに、クライアント様の「安全確保」と「ストレス緩和」の観点から必ず「1本のロープに1人」の原則で登っていただくようにしています。


ワイケン尾根上部に合流して更に登ります。


ワイケンの頭へは1本目より急なラインから登ります。
やはりクライアント様の「安全確保」と「ストレス緩和」の観点から「1本のロープに1人づつ」で登っていただきます。
とても急な岩場ですが皆様、とても落ち着いた確実な動作で登ってこられます。

ワイケン尾根の頭を後に下山開始です。
クライムダウンを中心に懸垂下降を交えながら下っていきます。



少々前傾した岩壁も皆様難なく懸垂下降してこられます。

最後の岩場を下り切って本日の講習を修了~
朝から夕方までよく頑張ってくださいました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました👏

熱く、楽しくいこう!