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山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

昭和レトロ食堂探訪 大衆食堂 大安(岐阜県下呂市)

2019-02-25 03:03:15 | プライベート
西穂高岳ガイドも無事に終了して、温泉でサッパリした後は帰路へ。

そのまま直帰するのは勿体ないので久しぶりに昭和レトロ食堂の新規開拓である。
国道41号線沿いに店を構え、以前通った際に一瞬で心を奪われた食堂なのである。ただその時は直前に他の店での食後だったのでパスにしてしまっていたので訪問できる日を心待ちにしていたのであった。


「大衆食堂 大安」

見るからに昔ながらのドライブイン的な大衆食堂である。
しかし地元の家族連れはもちろん、若いカップルなど来客で溢れていて驚き!
大衆食堂で順番待ちの名前を書く用紙が設置してあったのは初めてであった。


「鶏ちゃん焼き」「豚ちゃん焼き」はじめ、各種定食など豊富なメニューが並ぶ。
とにかく働くオバちゃん達のチャキチャキと動く様が素晴らしい。ゆるーーい雰囲気の店員がいる現代流行りの人気カフェなどとは全く対極のこれぞ昭和の食堂なのである。


「めし おかわり無料」の貼紙。
おかわり無料ということよりも、「めし」という言葉に今さらジローながら、「な、なんという直球な二文字なんだ!」と感心してしまった。


お決まりのトンカツ定食を注文。750円也! 安っ!
大衆食堂に多い、薄めのサクサク衣がとても美味しくて良い。それに値段も安いのだから言うことがない。


折角なので一番名物の「鶏ちゃん焼き」も注文。
ちなみに名前の由来はピンクレディーのケイちゃんでも、桂銀淑でもありません(当たり前だけど…)。
この鶏ちゃんは飛騨地方南部(高山や下呂など)の名物郷土料理である。いままで数えきれないほど訪れている土地なのに全く口にしたことがなく今回初めてであったが、これは癖になるまさに「ヒデキ感激!」(ヒデキではありませが…)の美味さであった。!

ということで今回の新規開拓も大いに満足したのであった。
御馳走さまでした~









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中級者をめざす雪山登山教室 北アルプス 西穂高岳

2019-02-25 02:22:51 | ガイド山行/雪山登山
2月23日~24日は、今シーズン初めての西穂高岳ガイドでした。

今年は西穂名物の雪ダルマ君もなく、何となく寂しい感じです。
さて、24日の日曜日は3月下旬頃のようなポカポカ陽気の晴天に恵まれて目的の西穂高岳に登頂していただくことが出来て良かったです。
ただ、暖かい日が続いたことから稜線はカリカリのアイスバーン状態になっていてルート上は非常に困難な状態でした。
厳冬期ならではの強風と寒気に遭わなかったのでとても助かったのですが、代わりに行動技術は通常より1ランク以上のものが要求される難しい状況でした。


初日は西穂山荘到着後、丸山付近まで上がり、付近の堅雪の急斜面を使って歩行技術を中心とした氷雪技術の訓練を行いました。
ガスガスで分かりませんが結構な急斜面です。


2日目は朝からスッキリ晴れ渡りました!
笠ヶ岳を眺めながら登っていきます。


独標からめざす西穂高岳を望みます(手前の三角錐の山はピラミッドピーク)。


ピラミッドピーク直下も所々氷化している個所があり十分に用心して登りました。


ピラミッドピークからの西穂高岳


西穂高岳山頂まであと一息!
でも直下の雪壁が今回はかなり氷化していてかなり悪い状況でした。


西穂高岳登頂! おめでとうございます!
こんな快晴の下で登頂できて本当に幸運ですね!




気が緩まない内に下山です。
登り以上に慎重に慎重に確実な動作で下りました。


ようやく独標に戻ってきて西穂高岳を振り返り眺めます。
青く澄み渡った空に只でさえ鋭い峰々がより鋭く聳え立っています。


西穂山荘からの下山中、最後に西穂高岳の稜線の全容を眺めます。とても感慨深いですね。
2日間お疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。









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