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山岳ガイド 江口正徳の仕事と日常

岩場行動技術講習(ステップ2/実践編)

2025-07-14 23:05:02 | 講習
7月13日は、京都 金毘羅の岩場で岩場技術の実践編講習でした🏔

猛暑が心配の京都でしたが、金毘羅の岩場は日陰も多く、時折吹き付ける心地良い風に助けられて無事に講習を行うことができました。
朝の9時から開始して18時半まで約9時間半、皆様ガッツリ頑張ってくださいました👏 「まるで部活みたい~」というお言葉が印象的な一日でした☆彡


集合待ちの京阪三条駅近くに、こんな「山」が出来てました。
猛暑だし今日は金毘羅は止めて一瞬この山に登りに行きたくなりました❕ 
な~んてね👅


里の駅大原でお決まりの休憩。
旬の紫蘇ジュースを皆さんでいただいて喉越しサッパリの爽快な気分で講習開始です。


先ずは易しい目の岩場を使って空身での登り下りの反復練習から開始です。


続いてザックを背負って同じく岩場の登り下りの反復練習です。
皆さんかなり上手に動けるようになってきたのでここまでやって前半の練習を終了~




後半は岩尾根を登りながらより実践に近づけたシミュレーション的行動をしていきます。


ワイケンの岩尾根を登り切ってワイケンの頭から大原の里を眺めます。


頭のフェースを使って懸垂下降と急なフェースの登り下りの練習です。






北尾根を登攀をめざして取付きまで懸垂下降で下ります。






続いて北尾根を登り返しでです。






この後はワイケン尾根を下って終了~

よく頑張っていただきました☆彡
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました👏






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四国 石鎚山 東稜~墓場尾根と子持権現山

2025-06-08 21:59:48 | ガイド山行/バリエーションルート登山
6月7日~8日は、四国 石鎚山東稜~墓場尾根と子持権現山のガイドでした🏔

初日は足慣らしも兼ねて小振りながらも急峻さで知られる奇峰の子持権現山を登山🏔 頂上目指して一直線に延びる鎖場を伝って登りました。
2日目はメインの石鎚山登山🏔 バリエーションルートの東稜を経て一旦頂上稜線まで登りきった後、寄り道をして墓場尾根に登頂。その後、南尖峰南稜を登って締め括りました。様々な要素タップリのスパイスの利いた登山を楽しんでいただきました☆彡
北海道と神奈川からそれぞれご参加のクライアント様もとても喜ばれて遠路遥々お越しいただいた甲斐がありました👏


石鎚スカイラインから眺める石鎚山。
見る方角によってこんなにピラミダルな山容になるのです。


奇峰、子持権現山


鎖ひと筋 一直線!


意外にも広くて落ち着ける山頂です。


下山は懸垂下降3回で下りました。


2日目はメインの石鎚山のバリエーションルート登山。石鎚山を望みます。
お昼には雨が降り出す予報なので登山口を4時30分に出発しました。


東稜のシンボル岩の矢筈岩。


東稜はアチコチでシャクナゲが真っ盛りでした🌺


南尖峰が迫力満点の姿で立ちはだかります。


顕著なナイフリッジを進みます。
進行方向の左直ぐ下にトレールがありますが、折角なのでナイフリッジ上を辿りながら登りました。


東稜を登り終えて一旦大下りをして墓場尾根をめざします。


墓場尾根の山頂?に登頂


墓場尾根から望む超ピラミダルな南仙峰と左に大砲岩


南仙峰の南稜を登ります。
アプローチシューズで登れる程度なのでそれ程難しい岩場ではありませんが登攀要素の高い場所では1本のロープに1人の原則でのぼっていただきます。




続けて小ハングの突破してこられます👏


更に少々難しい大岩を越えて登攀終了~


南尖峰からの天狗岳と弥山


瓶ヶ森をバックにビッシリと群生するイワカガミ


石鎚山の最高点の天狗岳に登頂


下山時にアマドコロも綺麗に咲いていました。
この後、土小屋に下山して今回の山行を無事に終了しました。






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個人ガイド 鈴鹿 御在所岳 藤内壁 前尾根

2025-06-06 19:16:59 | ガイド山行/バリエーションルート登山
今日、6月6日は個人ご依頼で鈴鹿 御在所岳 藤内壁 前尾根のガイドでした🏔
暑さも心配した程もなく、割と快適なクライミング日和でした☆彡
梅雨入り前の貴重な晴天日☀からか?平日というのに割と混雑の前尾根でした。東京からお越しのクライアント様は普段から精力的にクライミングに取り組まれているだけあって順調に登り切られました👏 


藤内壁出合から藤内壁を見上げます。


先ずはP7の1ピッチ目からスタート


続けて2ピッチ目
なんともカッコイイ!


続けてP6


簡単なP5はアッサリ越えてきてP4を登ります。


P3~P2(ヤグラ)にかけての岩稜を眺めます。


P3の核心部のクラックを登ります。


ラスボスのP2(ヤグラ)が目の前です。


P2を気合の声を発しながら見事に突破してこられます。


藤内壁全容を今度は上から見下ろします。


P2(ヤグラ)からは懸垂下降で取付きに戻って登攀終了~


前壁ルンゼを下降して裏道登山道に合流。下りてきたコースを眺めます。


タツナミソウが沢山咲いていました。
この時期は足元に咲く小さな花々が多くみられますね。
この後、裏道登山道を下山して山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました👏







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鈴鹿 御在所岳 藤内壁 前尾根

2025-06-04 10:19:52 | ガイド山行/バリエーションルート登山
6月2日は、鈴鹿 御在所岳 藤内壁 前尾根のガイドでした🏔
気持ち良い晴天☀の下で、快適に前尾根を楽しんでいただくことが出来ました☆彡
週末は激混みの前尾根ですが、平日ということで他に知り合いのガイドパーティが一組のみのほぼ貸切状態でした。
普段から穂高周辺はじめ、いろんなエリアのバリエーションルートを単独で踏破されているクライアント様ですので初めての前尾根も何の苦労もなくアッサリと登られていました👏
タニウツギやイワカガミ、タテヤマリンドウなど初夏の花々も沢山咲いていてクライミングと共に楽しめました☆彡


満開のタニウツギ


藤内壁出合からの眺め


前尾根P7からスタート!


P7を2ピッチに分けて登ります。


続けて2ピッチ目


P6を登ります。


P5をあっという間に通過してP4に取付きます。


岩間にはイワカガミがアチコチで沢山咲いていました。


P4を登ります。


P3~P2(ヤグラ)へと続く岩稜


P3のクラックを登ります。


P2(ヤグラ)までやってくると一組取付いていました。と思ったら知り合いのガイドでした。


P2(ヤグラ)を登ります。
さすが岩慣れ、山馴れしているクライアント様、難なくクリアです。


前尾根をアッサリと登り終えて藤内壁全景を眺めながら心地よい一時です☆彡

この後、前壁ルンゼ~裏道を経て下山してこの日の山行を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。







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鈴鹿 御在所岳 本谷~大黒尾根

2025-06-04 09:23:30 | ガイド山行/バリエーションルート登山
6月1日は、鈴鹿 御在所岳 本谷~大黒尾根のガイドでした🏔

全く雨の予想をしていなかったのですが、しっかり霧雨☔降り続く中での登山でした⤵⤵⤵
乾いていればなんてことのない所でも濡れて滑り易くなっていて一歩一手慎重に行動しながら登りました。生憎のお天気の一日でしたが予定通り行程で登って下山しました。皆さまよく頑張ってくださいました👏


本谷を遡行していきます。
小滝が次々と現れる本谷は暑いこの時期は清涼感満点で最高!


と思いながら登っていたのですが何故か霧雨が降り続き段々寒さが勝ってきました🥶
足元は滑り易くなっているので十分に用心しながら進みます。


本谷のシンボルのジョーズ岩までやってきました。昔は三角岩と呼ばれていたのにいつからかジョーズ岩が一般的になりました。


ジョーズ岩の岩場は急なのでを気を付けて登ります。

ここで本谷と分かれて大黒尾根に取付きます。


大黒尾根下部の小岩場を越えてきて核心部の岩場にきました。






更に最も傾斜の強いフェースを一人ずつ登ります。
このような登攀要素の強い箇所では必ず1本のロープに1人ずつの原則で登っていただきます。


皆さん少々苦労されながらも無事に核心部を越えてきて最後の緩い岩稜を登りきったら大黒尾根を終了です。


大黒岩の前に飛び出て無事に登攀終了~
悪いコンディションでしたが皆さん本当によく頑張りました👏

大黒尾根を終えてとりあえず御在所岳山頂をめざします。


シロヤシオが満開でした。ただ山頂部は風速20m近い位の強風が吹き荒れていてシロヤシオも風にやられて散りまくってたのが残念でした。


ロープウェイ駅山頂駅のレストランに飛び込みましたが、ロープウェイが運休になってしまったのに伴ってレストランも既に閉店作業中~😞⤵⤵
お決まりのみたらし団子を食べることも出来ず仕方なくトイレ休憩をして下山しようとしていたところ、知り合いのスタッフさんが走ってきて「五平餅あまったんで良かったら食べてください~」と思わぬ差し入れをしてくださいました。嬉し過ぎる心遣いに半泣きになりそうでした😢


しっかり休憩も出来て一ノ谷新道を経て下山。樹林帯に入ると穏やかになりスリップに気を付けながらも登山道脇に沢山咲いていたイワカガミを眺めなりしながら穏やかに下山。
この日の山行を無事に終了しました。
皆様お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。








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