
依然として具合が悪い。
いつも言っているかもしれないが、僕はどうもこんな状態の時こそエクストリームで忌々しいサウンドを渇望する傾向がある様だ(自嘲)。
昨日、病院に帰りに近所の某CDショップに立ち寄り、知人より「かなり良い」と聞かされていたANAAL NATHRAKHの新作『Hell Is Empty,And All The Devils Are Here』を衝動買いした。
その後、ヨメにこっぴどく怒られたのは言うまでもない(苦笑)。
ANAAL NATHRAKHとは大英帝国が生んだ、究極のブラック・メタル・ユニット。
“バンド”ではなく何故“ユニット”なのか?
ANAAL NATHRAKHはVOのヴィトリオールことデイヴ・ハント、作曲&全楽器担当イルマーターことミック・ケーニーからなるユニットだから。
バンド結成当時、2人にはライブやツアーと言った考えが全く無かったと言う(笑)。
アルバム・リリースの度に増える、ライブやツアーのオファーに対して、2人はオファーの内容を慎重に吟味してライブ活動も現在は行っている様です。
この2人、プロモーション用の写真を見れば、メタル好きの英国紳士なのか?と思いきや、吐き出されるサウンドは極悪にして冷酷非情な狂気のブラック・メタルが怒涛の勢い爆裂します。
ルックスのギャップに戸惑いますが、正に「羊の皮を被った悪魔」って感じでしょうか?!(笑)。
そんな彼らの新作『Hell Is Empty~』ですが、噂通りの極悪非道で暴虐極まりないサウンドが素晴らしいです、もう滅茶苦茶なまでにカッコ良い!!
目の前にあるモノは全て破壊し尽くし、更に地獄の業火で焼き払われた様な感じでしょうか?
とりあえず、このサウンドは凄まじい!
ブラック・メタルにありがちな混沌とした音作りではなく、逆に極めてクリアなサウンドが各パートの熾烈さを浮き彫りにしています。
手加減等なく、とにかく聴く者を圧倒的かつ暴力的で破壊的なサウンドを叩きつけながらも、実は随所にキャッチーなメロディが「隠し味」として聴いており、一度聴いたら癖になるアルバムであります。
個人的にはVOのヴィトリオールことデイヴは、実は「かなり唄えるシンガー」ではないかと思いました。
正に断末魔の如き絶叫、地獄の魔獣のような重低音の雄叫び、かと思えば朗々としたクリーン・トーンで唄い上げ、その一方で強烈な金属的なスクリームも決める。
下手すれば圧倒的な音量とインパクトを誇る楽曲に埋もれる可能性があるものの、彼の“唄”こそがこの狂気のサウンドの要であるのは間違いないかと思います。
あとイルマーターことミックのマルチ・ミュージシャンぶりも特筆に値する。
作曲家としても、ギタリストとしても、かなりの才能と腕前を誇る逸材かと思います。
すっかり心身共に弱った僕にとって、この『Hell Is Empty~』は充分に過激で聴いていて自虐的な快感を与えてくれました(笑)。
特に阿鼻叫喚な地獄絵図の様な11曲目、この曲の持つ無慈悲で破壊的なインパクトと殺傷力は、ハッキリ言ってエグいです。
何か強烈に邪悪で、狂気に満ちて、刺激的なメタル・サウンドをお求めの方には、是非この『Hell Is Empty~』をお勧めしたいかと思います。
正に悪魔的なまでに傑作です。
嗚呼、神よ
貴方は私を見捨てたのか?
神よ
何故、私を見棄てたのですか?!
『Lama Sabachthani』
いつも言っているかもしれないが、僕はどうもこんな状態の時こそエクストリームで忌々しいサウンドを渇望する傾向がある様だ(自嘲)。
昨日、病院に帰りに近所の某CDショップに立ち寄り、知人より「かなり良い」と聞かされていたANAAL NATHRAKHの新作『Hell Is Empty,And All The Devils Are Here』を衝動買いした。
その後、ヨメにこっぴどく怒られたのは言うまでもない(苦笑)。
ANAAL NATHRAKHとは大英帝国が生んだ、究極のブラック・メタル・ユニット。
“バンド”ではなく何故“ユニット”なのか?
ANAAL NATHRAKHはVOのヴィトリオールことデイヴ・ハント、作曲&全楽器担当イルマーターことミック・ケーニーからなるユニットだから。
バンド結成当時、2人にはライブやツアーと言った考えが全く無かったと言う(笑)。
アルバム・リリースの度に増える、ライブやツアーのオファーに対して、2人はオファーの内容を慎重に吟味してライブ活動も現在は行っている様です。
この2人、プロモーション用の写真を見れば、メタル好きの英国紳士なのか?と思いきや、吐き出されるサウンドは極悪にして冷酷非情な狂気のブラック・メタルが怒涛の勢い爆裂します。
ルックスのギャップに戸惑いますが、正に「羊の皮を被った悪魔」って感じでしょうか?!(笑)。
そんな彼らの新作『Hell Is Empty~』ですが、噂通りの極悪非道で暴虐極まりないサウンドが素晴らしいです、もう滅茶苦茶なまでにカッコ良い!!
目の前にあるモノは全て破壊し尽くし、更に地獄の業火で焼き払われた様な感じでしょうか?
とりあえず、このサウンドは凄まじい!
ブラック・メタルにありがちな混沌とした音作りではなく、逆に極めてクリアなサウンドが各パートの熾烈さを浮き彫りにしています。
手加減等なく、とにかく聴く者を圧倒的かつ暴力的で破壊的なサウンドを叩きつけながらも、実は随所にキャッチーなメロディが「隠し味」として聴いており、一度聴いたら癖になるアルバムであります。
個人的にはVOのヴィトリオールことデイヴは、実は「かなり唄えるシンガー」ではないかと思いました。
正に断末魔の如き絶叫、地獄の魔獣のような重低音の雄叫び、かと思えば朗々としたクリーン・トーンで唄い上げ、その一方で強烈な金属的なスクリームも決める。
下手すれば圧倒的な音量とインパクトを誇る楽曲に埋もれる可能性があるものの、彼の“唄”こそがこの狂気のサウンドの要であるのは間違いないかと思います。
あとイルマーターことミックのマルチ・ミュージシャンぶりも特筆に値する。
作曲家としても、ギタリストとしても、かなりの才能と腕前を誇る逸材かと思います。
すっかり心身共に弱った僕にとって、この『Hell Is Empty~』は充分に過激で聴いていて自虐的な快感を与えてくれました(笑)。
特に阿鼻叫喚な地獄絵図の様な11曲目、この曲の持つ無慈悲で破壊的なインパクトと殺傷力は、ハッキリ言ってエグいです。
何か強烈に邪悪で、狂気に満ちて、刺激的なメタル・サウンドをお求めの方には、是非この『Hell Is Empty~』をお勧めしたいかと思います。
正に悪魔的なまでに傑作です。
嗚呼、神よ
貴方は私を見捨てたのか?
神よ
何故、私を見棄てたのですか?!
『Lama Sabachthani』
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