ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

超個人的最強メタル・シンガー十傑

2014-11-09 14:40:45 | 音楽
今更ながら僕はヘヴィ・メタルを愛しています。

もう細分化が進んでしまったメタル・シーンでありますが、僕は「雑食」系のメタル・ファンかと思います(苦笑)
正統派であれ、スラッシュであれ、デスであれ、ブラックであれ、プログレッシヴであれ。
どのジャンルも、気に入ったメタルを聴きます。
その中で、あくまでも僕が「凄い!」と思うシンガーを10人挙げてみました。
決して「最強」と言うのは僕の基準であり、10人に順位を付けている訳でありません。
では紹介して行きます…。


◯ステゥ・ブロック(ICED EARTH)



かつてINTO ETERNITYの頃より大好きなシンガーでした。
当時「デス声で唄えるキング・ダイアモンド」と称した事もあります。
ICED EARTHに加入した今も、彼のその「七色の歌声」は全く変わりません。
突き抜ける様な金属的なハイトーン、男臭くてパワフルながら繊細な中低音、そして野獣の如きグロウル。
歴代最強のシンガーと言われ、彼の存在がバンドにとって最大の“武器”であるのは事実。
バンドは新作の準備に入った様ですが、彼が一体どんな歌を聴かせてくれるか楽しみです。
そして、是非来日をしてください(祈)





◯ティム“リッパー”オーウェンズ



彼はある意味「悲劇のシンガー」とも言えます…。
JUDAS PRIEST、ICED EARTH、そしてイングヴェイ・マルムスティーンと言った華麗なキャリアを誇ります。
しかし、そのキャリアが恵まれていたか…と言うとそうではなかった様に感じます。
そのあまりある歌唱力と実力を誇りながら、フロントマンとして今一つ「華」に欠けていたのは痛かった(苦笑)
今も様々なプロジェクトやソロで活動を続けていますが、彼と言う希代のシンガーが似合うバンドが必要かと思います。
このまま、単なる「便利屋」になってしまうには惜しい逸材です。





◯ロブ・ロック



自ら「Voice Of Melodic Metal」と名乗る程の存在(笑)。
今、ソロ名義として活動を続けています。
でも言うても、この人はクリス・インペリテリ(G)と組んで一番輝く存在かと思います。
クリスの「あのギター」に一番合うのは、この方の強靭なハイトーンと力強い歌声であります。
何やら、また再びクリスと活動を始めた様なので今後の彼に注目です。
個人的には昔のDRIVERでデビューした頃から大好きです(笑)
もっと評価されても良いメタル・シンガーだと思います。





◯クリスチャン・アルヴェスタム(Solution .45)



SCAR SYMMETRYで彼の歌を初めて聴いた時、その時の衝撃は忘れられない。
もう既にデス・グロウルとクリーン・トーンへのチェンジは、何も珍しい事ではなかった。
しかし、ここまでグロウルとクリーンの落差の激しさとクリーン・トーンの歌の美しいさと巧さに魂消た。
魔獣の如き咆哮から、まるで水晶の如き澄み切った美しい歌声への豹変。
ツアー嫌いな様で、マイペースに活動中のクリスチャン。
ソロ・アルバムでは、サラッとA.O.R的なサウンドだったりと自由な活動を続けています。
そろそろメタル・シーンで、あの二重人格的なグロウル&クリーンの歌を聴かせて欲しいです。





◯ジョン・K(BIOMECHANICAL)



この人も今の多様化したシーンに対応した逸材。
超高音の金属的ハイトーン、吐き捨てる様なスクリームの使い分けが見事です。
傑作『Empire Of The world』を聴いた時、もう新しいメタルの「完成」を感じました。
『Cannibalised』をリリースした後、メンバー・チェンジによって活動が一気に停滞してしまいました。
この後、メンバーは揃った様ですがバンドとして動き出す気配は無し…。
ジョン先生は他のバンドへのゲスト参加がありますが、一体どうなっているんでしょう?!
先生、早くシーンに復活してください。




◯下山武徳(SABER TIGER)



日本が世界に誇る最強のメタル・シンガー。
その歌声は何処までも強靭ながらも、同時に繊細で聴く者の心を優しく包み込む。
一時期、独特の節回しに好き嫌いがハッキリしてしまう事もあった(苦笑)
しかし彼自身が様々なキャリアを経て、再びSABER TIGERとしてシーンに登場した時には違った。
単にパワフルなだけでなく、よりエモーショナルな声と歌唱になっていた。
この人もまた御大・木下氏と共に活動してこそ、その魅力を最大限に発揮出来るシンガーであります。




◯マーク・トーニロ(ACCEPT)



今、過去最大のブレイクを迎えているACCEPT。
その原動力となっているのは、間違いなくマーク・トーニロと言うシンガーを加入させたから。
あのウド・ダークシュナイダーの後任として、それにあまりある存在でもあります。
「ウドに似て非なる声」の持ち主であるマーク、その歌唱力はウドを圧倒的に凌駕するシンガーであるのも大きい。
今を生きるバンドとして活動を続けるACCEPT、それに血が吹き出る様な熱い魂の歌声のマークと言う逸材は外せない。
この魂の鋼鉄声は素晴しい!





◯デヴィッド・ボウアー(HELL)



HELLという「遅れてきた新人バンド」。
このバンドがアッと言う間に自分の中で、有数の愛すべきメタル・バンドになった。
その大きな要因は、間違いなくデヴィッド・ボウアーというシンガーがいたから。
元が舞台俳優だけあって、アプローチの仕方が所謂他のメタル・シンガーとは違う。
しかし、その声と歌唱は充分に鋼鉄という、妖しい呪術的な歌声の虜になってしまった。
またパフォーマンスも異形そのもの、是非一度生で観てみたいと思っています。





◯デイヴ“V.T.R.I.O.L”ハント(ANAAL NATHRAKH)



英国が誇る最狂のグラインド/ブラック・メタル・バンド ANAAL NATHRAKH。
そのバンドのシンガーであるデイヴ。
アルバムで聴けるのは、もう常人では理解出来ない狂人の様な喚き声と魔獣の如き咆哮。
そんな爆裂地獄のようなサウンドの洪水の中、突然朗々としたクリーン・トーンの見事な歌が聴ける。
アルバムのリリースを重ねる度に、この発狂サウンドとメロディの融合が重要なポイントとなっている。
その傾向がファンにとっては賛否の的だが、個人的にはその変化が嬉しくもあり大歓迎だ。
あとアルバムだけでなく、ライヴでもしっかり唄える人である事も大きい。





◯ロイ・カーン



この人の挙げるのは反則かもしれない(苦笑)
結局、一体何が起きたか判らぬまま「彼はもう歌う事をやめてしまった」と言われた。
しかし、近々ソロとして復活する準備を進めている様だ。
エロティックなまでに官能的でありながら、繊細ながらも力強くて美しい歌声。
そのナルシスティックなパフォーマンスを含めて、彼がどのような形でシーンに復帰するのか楽しみにしている。
ドラマチックなメタル・サウンドに、この「声」は見事に融合するのだから…。




ってな感じになりました。
今までブログで色んなシンガーを語って来ましたが、結局は自分の好きなバンドのシンガーばっかりです(自嘲)。
この人やあの人を挙げてないと言う思いもありますが、また何らかの機会で色んなシンガーを取り上げたいと思います。
改めてシンガーを見ると、自分が雑食系メタル・ファンだと思いました(笑)



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