実は…脱水症になって倒れました。
この連日の猛暑が続く中、熱中症や脱水症が怖いのでしっかり水分を摂って用心していたつもりだったのですが…。
まず最初は「頭痛」でした。
元々が偏頭痛持ちなので、久々に偏頭痛が来たかなと言う程度の認識でした。
いつも飲んでいる鎮痛剤をすぐに服用。
しかし、いつもなら小一時間程度で痛みが治まる筈なのに、まったく痛みが治まらない。
それどころか意識が段々と朦朧としだし、立ち上がる事も出来なくなりました。
遠退く意識で、何とかヨメのケータイに電話。
ヨメが帰宅後、僕が意識も朦朧として呂律も回らなくなっていたので慌てて救急車を呼んでくれました。
救急隊員の方にいくつか質問された事に応えられたものの、そのまま近所の某医大へと搬送される事となりました。
仕事柄、何度も付き添いとして救急車に乗る事がありましたが、まさか自分自身が搬送される事になるとは夢にも思いませんでした。
車中において今日のこれまでの様子、自分の持病や服薬歴に治療歴、ここ数日の体調等について質問がありました。
質問にはハッキリと応えているので、熱中症ではなく脱水症では?とは言われました。
そのまま某医大の緊急治療室にストレッチャーに乗ったまま移動。
すぐに検温、脈、採血、心電図。
そして点滴の処置を受けました。
ドクターから同じように簡単な指や四肢の麻痺をチェックするテスト(頭痛、意識の朦朧化→脳梗塞等の危険性が高い為)を受け、既存の持病等に加えて今日の日付や指先による視点のチェックと質問を受けました。
症状が少し落ち着いたとの事で、処置室内の別のベッドに移りました。
その時は車イスを用意して頂いたのですが、多少フラフラしながらも自分で歩けましました。
ヨメも処置室に入り、今日のこれまでの様子、加えて普段から大酒飲みであると看護士の方に言う(苦笑)。
点滴をして数分後、おしっこに行けるのならば尿検査をしたいとの事。
そういえば今日は起きてから、オシッコに全く行っていない事に気付きました。
点滴をしたまま採尿。
ドクターは血液と尿の検査結果を診て診断を出すとの事で、僕はそのままは意識を失う如く眠ってしまいました。
処置室には他にも数名の方がいましたが、皆熱中症で倒れて搬送されたって感じでした。
約30分後。
ドクターから血液と尿の検査結果を聞きました。
どれもキレイなもんで異常なし。
心配された四肢の麻痺も無く、意識の混濁からの回復が早かった事や、搬送された時の状態や普段の生活ぶりからして、多分重度の脱水症(頭痛とめまいや全身の強烈な倦怠感がある)だろうと診断されました。
アルコールを沢山飲む方に多いと前置きをして、アルコールも水分だからと沢山飲んで大丈夫と思いがちだが、アルコールは利尿作用がキツいのでオシッコとして水分をすぐに大量に排泄してしまう。
その結果、重度の脱水症になりやすいと言われました。
ヨメは最近暑さにかこつけて大酒飲みを飲むのが原因だと決めつけていますが、僕自身はここ数日多忙であり疲れもあり水分摂取が足りなかったと思いますが…。
とりあえず、点滴を受けて随分回復したので1日入院する事もなく帰宅出来ました。
大事に至らずに何よりです、一歩間違うと命に関わる大変な事でした。
今も身体の具合が悪いです(苦笑)。
それにしても…まさか自分が脱水症、それも重度の脱水症になるとは思いませんでした。
もう、自分がホンマに若くはないのだと痛感した出来事でした。
PS:現在、当然ながら禁酒中です(笑)。