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ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

Th1rt3en/MEGADETH

2011-10-30 12:52:37 | 音楽
MEGADETHの最新作『Th1rt3en』を聴いた。

アルバム・タイトルが示す通り、MEGADETHにとって通算13枚目のアルバム。
かつて決別した盟友デヴィッド“Jr”エレフソン(B)、まさかの電撃復帰。
バンドと言うか指揮官デイヴ・ムステイン(Vo.G)、そしてファンにとっても様々な思いを抱いてしまう。




前作『Endgame』は初期を彷彿とさせる路線により傑作と誉れ高いが、最新作『Th1rt3en』はソレとは全く異なる路線を提示したサウンドでありました。
過去のアルバムを例に出して言うならば『Youthanasia』や『Cryptic Writings』、その頃に通じる「歌」を全面に出したメロディアスなサウンドと言える。
前作はアグレッシヴかつスリリングな楽曲をメインとした、スラッシーなアルバムであった。
本作は叙情的でメロディアス、ミディアム・テンポ主体の楽曲が多いアルバムに賛否両論が激しいかと思う。

当然の事ながら。
本作で最も重要な鍵を握るのはムス大佐。



ハッキリと言ってしまえば。
前作がソングライターとして、更にギタリストとしての自分を誇示する内容だった。
しかし本作では、あくまでもシンガーとしての自分を存分にアピールしている。
聴いていると、ドヤ顔を決めながら気持ち良さげに唄っているムス大佐がチラつく(笑)。
その「歌」が実に良い。

本作で更に存在感が増したのはクリス・ブロデリック(G)。
リード・ギターリストとして、その才能と輝きは耳を惹き付ける。



メロウでミディアム・テンポの楽曲において、これまで以上にアグレッシヴかつド派手に弾きまくっている。
ムス大佐より強い信頼を寄せられるクリスくん、全盛期におけるマーティンを彷彿とさせるメロウかつテクニカルなギターが印象的。
下手すればマッタリしそうな雰囲気だが、彼とムス大佐のギター・バトルは充分に興奮させてくれる。

個人的には本作を最初に聴いた時。
そのアグレッシヴさとメロディアスが融合した楽曲に興奮し、一気にテンションが急上昇した。
随所で金属的な重低音でゴロゴロ唸っている、Jrの独特のベースも実にMEGADETHらしくて心地良い。
今、MEGADETHというバンドが非常に良い状態になるのは判る。



聴き込んでいくと、今まで以上にメロディアスでドラマチックな名曲群に心が躍る。
スリリングでパワフルな“Sudden Death”と“Never Dead”、初期を彷彿とさせる“New World Order”、ポップな“Black Swan”。
不気味な“Deadly Nightshade”、ストレートでキャッチーな“Public Enemy No.1”、そしてダークなバラード“13”。
今挙げた楽曲は、今後新たな名曲と呼ばれるだろう。
ただ一方では、明らかにコレは捨て曲と思える楽曲(他の良い曲をダメにする質の悪さ)が幾つかある。
その落差があまりに激しくて、非常に気になってしまい聴いて乗り切れない。



今もメタルである事に拘り続ける、ムス大佐の不屈の魂と創作意欲には敬意を抱く。
メンバーの高いテンションによる演奏(何気にショーンのドラムが凄まじい!)、最高のサウンド・プロダクションも素晴しい。
本作の収録曲をあと何曲かを絞って、全10曲であれば新たな傑作となる可能性も大きかったのに…。

何かスッキリしないアルバムになっているのが残念だ。


虚無は止められない
これまで散々流してきた血に酔いしれろ
魂は徹底的に引き裂かれていく
お前の痛みは全て無駄になる
血塗れの鳩がお前の前に舞い降りる
報いを受け入れるが良い
突然、天より死が舞い降りて襲いかかる






秋の訪れと宇宙人襲来

2011-10-29 23:59:52 | 本・雑誌
最近、滅茶苦茶多忙です。

まぁ~多忙な事は毎度お馴染みなんですが(自嘲)、今回は体調まで崩してしまい結構悲惨な状況の中におりました。

この週末、一端休止します(苦笑)。

そして今更ながら、今月号の「映画秘宝」を読みました。

巻頭特集は「あなたの知らない宇宙人映画大図鑑」。
残念ながら新鮮さに欠けており、何か妙に平凡な内容でガッカリ。
でも『宇宙人ポール』と、作品に関する町山氏によるコラムは興味深い内容でした。
12月の日本公開が無事に決定したので、是非とも観に行きたいと思います。

今月号は他の記事も今一つ、中身もいつもの様な濃さが足りない退屈な内容でした。
久々に残念です。

秋、観たい映画も沢山あります。
一つでも多くの作品が観れるように、ちょっと色んなものを切り替えたいと思います。


PS:ポールが可愛いですね(笑)。




PS傑作『300』を越える事が出来るか?!


Immortal Soul/RIOT

2011-10-23 15:39:55 | 音楽
RIOTの新作『Immortal Soul』を聴きました。

今回、所謂『Thundersteel』期の再編成と言われている。
トニー・ムーア(Vo)、マーク・リアリ(G)、マイク・フリンツ(G)、ドン・ヴァン・スタヴァン(B)、そしてボビー・ジャーベンソク(Dr)と言うラインナップ。
ある意味ファンだけではなくて、RIOTというバンドにとっても他とは違う特別な意味を持つ編成であるのは間違いない。



最初に言ってしまうが本作『Immortal Soul』には、今もメタル・シーンに燦然と輝く最高傑作『Thundersteel』を期待してはいけない。
確かに『Thundersteel』を彷彿させる要素を絶大に含んでいるが、本作にあるのは80年代のRIOTすら思い出させる正統派ヘヴィ・メタルである。

それが悪い訳ではない。
逆にバンド(と言うかマーク・リアリ)が拘り続けた、メタルの究極にして最終形態がここにある。
正に「正統派とは何か?」と問われるのなら、本作を聴けばその答えがある。
メタル・シーンが今よりも細分化される前にあった、聴く者の魂を震わさる熱く燃え上がらせるヘヴィ・メタルの原点がここにある。
素晴らしい!!



ドラマチックにかつ雄々しく高鳴るメロディ、重量感を持ちながらも展開するスピードとパワー。
コレこそがヘヴィ・メタルの美しさと醍醐味であると、メタル・ファンならば拳を握りしめたくなるようなサウンドに溢れている。

本作の最大の特徴として挙げられるのが、楽曲の充実と完成度の高さがある。
オープニングからエンディングまで、一度もテンションが落ちる事なく突き抜けていく。
本作には捨て曲は存在しない。

まず何と言ってもトニー・ムーアの歌。
今も衰えを知らぬ天空を切り裂くような超高音のスクリームは、楽曲や聴く者に他では絶対に与えられない「マジック」として作用している。



その声・声量・歌唱に衰えを感じないだけでなく、以前よりも中・低音域の歌において更に深みが増して表現力も高まっているのも驚異的。
声や歌い回しに以前よりもハルフォード的な要素を感じるが、それも今のムーアにとってプラスである。

そしてマーク・リアリのギター。
本作では今まで以上に、縦横無尽にド派手に弾きまくっている。



フリンツとの舞い上がるようなツイン・リードも素晴らしいが、随所に斬り込んでくる“泣き”を含んだメロディアスなギター・ソロが凄い。
あまりの長い間、不遇の時代を送って来たリアリ。
それに決して屈せずに活動を続けた彼の姿は、気高くて美しく「不滅の魂」とは彼の事だ。

あとボビー・ジャーベンソクによるドラム。
バズのアルバムでは普通(悪く言えば平凡)にドラムを叩いているだけだったが、本作では彼の持ち味が遺憾なく発揮されている。



手数・脚数ともに凄まじいものがあり、彼がいかに凄いドラマーであるかが判る。
正に“超人”と言うのが相応しい超絶さであり、彼の超絶技巧があってこそRIOTのパワフルでドラマチックなメタルが成立する。



素晴らしいアルバムだ。
本作に賭ける5人の男たちの覚悟と意気込みを感じ、それが聴く者の心に感動を届けてくれるだろう。
そして本作を聴いたメタル・ファンはこう思うのではないか、そう「ヘヴィ・メタルが好きで良かった」と。
語る言葉は要らない、素晴らしいアルバムの登場だと思います。


俺が選択したキャリアを
多くの人々が「愚か者」として嘲笑った
俺が“戦争の風”となった今
今度はお前達を吹き飛ばしてやる
そうだ、今俺はここに立っている

この翼は天使の為にある




PS:トニー、1日も早い回復と復帰を心から願っています。

電人ザボーガー

2011-10-22 20:32:36 | 映画
遂に『電人ザボーガー』を観ました!

子どもの頃に大好きだった作品であり、観る前より思い入れの激しさと期待でパンパンに腫れ上がってました。

逆に思い入れや期待が激しくて強い故に、観た作品を冷静に観れなかったり、又は期待を裏切るような作品だったらどうしよう?…という不安も抱いてました。
様々な複雑な思いを抱いたまま劇場に行った訳だが…。



何の事はない、コレは間違いなく素晴らしい傑作でした!
子どもの頃に大好きだった作品が、その古さを内包しつつ新たな時代に見事に再構築された事に素直に素晴らしいと感じました。





(基本的にはネタバレ御免!!)





新世紀に生まれ変わった『ザボーガー』は前半が70年代を舞台にした「青年期」、そして現代に舞台を移した「熟年期」の2部構成。

観る前はどちらかと言うと、あの板尾創路を主人公・大門豊に迎えた「熟年期」がメインになると思ってました。
しかし、実際に本作を観ると前半・後半のバランスが見事に均一だったので驚きました。



前半の「青年期」。
もうコレが見事なまでに、70年代のTVシリーズを完全かつ忠実に再現しているのもポイント。
それは非常に感動的でもあったエンド・ロールを観れば一目瞭然、ある意味偏執的なまでのオリジナルへの愛とリスペクトを感じます。



古原靖久くん演じる青年期・大門を観て「やり過ぎだろう」と感じるかもしれない。
でもアレは、忠実にオリジナルの故・山口暁氏のハイテンションな演技とアクションを忠実にコピー(あの怪鳥音と視線のやり方は凄い!)している。
前半をこの時代遅れの熱血直情バカ主人公をメインにして、実は正統派の語り口で大真面目にヒーロー活劇にしているのが効果的。

だからこその後半。
失意により無気力と化した熟年期・大門の、あまりのダメな落ちぶれ方からの復活がより感動的に描かれていく。
板尾さんが大門を演じる事により、確かにコント臭を感じて笑いを誘う。
しかし無気力で脱け殻となっていた大門が、ヒーローとして力と輝きを取り戻していく終盤の展開が更に際立つ巧みさに唸ってしまう。



ここに監督・井口昇の凄さを感じた。
思えばスカトロ・変態系監督である彼が、今や日本映画のメジャー配給でヒーロー大作を撮った事も素晴らしい事でもある。
製作側の「より幅広い層へのアピール(家族で観れる作品)」という意図もあるが、随所にこの人特有の毒々しいブルータルさは散りばめられている。
ただ敢えて言わしてもらうと、もう少しエログロ&残酷描写が効いていた方が個人的には良かった。
まぁ~コレは個人の好みの問題でありますが…(自嘲)。

あと個人的に最も印象的だったのが、山崎真美嬢が演じたミスボーグ。
山崎嬢の可憐さと見事なスタイルにより、映画版のミスボーグはオリジナルよりも圧倒的に美しくエロいキャラクターに変貌している。



女性の撮り方が美しくて秀逸なのも、自身の内面に屈折した「少女性」を持つ井口監督らしさでもあります。
親子で観に来ていると気まずくなる要素を多分に孕んでいるが、それが良いとも言える(笑)。



例のキス&ラヴ・シーン(触手プレイ→それが娘にもメモリーとして引き継がれている!)も強烈。
それ以上に刺激的だったのは、悪ノ宮博士に折檻されるシーンの生々しいエロさは井口監督の本領発揮とも言える。
井口演出もインパクト充分だが、山崎嬢の女優魂を感じる気合いも天晴れ。

更に本作は、とにかくキャストの熱演が素晴らしい。
よく本作に出演したと思える、名優・柄本明氏の大怪演(クライマックスでクンフー・アクションまで決める)。
巨大殺戮兵器となる運命を背負った、ヒロイン・AKIKO役の佐津川愛美ちゃん(ほぼ半裸で巨大ロボ化して大暴れ)も実に秀逸。



個人的には新田・中野・松江の元刑事たちが、解雇されて落ちぶれ全てを失った末に結成した「ニコニコ同盟」。
そんな彼らがクライマックスにおこす、あの“奇跡”と名台詞(渡辺裕之はスゴい!)に涙腺が木っ端微塵に破壊されてしまった。
彼らの存在と活躍にこそ、社会からはみ出してしまった行き場を失ったアウトサイダー達の悲哀。
そして全てに絶望しながらも絶対に希望を失わないと言う、本作の持つ力強いメッセージが具体化されている様に感じた。

最後にザボーガーについて。
ワンカットで変型する姿は、そこは日本のアニメ的ながら凄い。
もう滅茶苦茶カッコ良かったです!
オリジナルを生かしつつ、現代的にリファインされたデザインは最高!!



ただバイクの時。
大型バイクではない迫力不足(それもオリジナル通りながら:苦笑)を感じてしまう。
それは昔とは違って、今の日本では法律によって一般公道を走れない事。
何より井口監督自身から「コンパクトに」というリクエストがあった事を踏まえての処理だと知って妙に納得。



そしてロボットとなった時。
『トランスフォーマー』以降、CGIによるロボット描写が当たり前になった今。
CGIを大胆に導入しつつも、基本は「スーツ」に拘っているも良い。
金属的で重量感たっぷりながら、あれだけ動ける事に驚きました。



個人的には、昔から「ストロング・ザボーガー」が大好きでした。
本作では終盤にしっかり登場した事が嬉しかったし、何よりもオリジナル以上に厳つく壮絶な重武装ぶりには感激しました。
滅茶苦茶「超合金」が欲しいです。




とにかく本作は熱くて燃える作品です。
男泣き必至です。
頭で考えるのではなくて、心と魂で感じる作品であります。
今年もそれなりに日本映画を観てきたものの、ここまで全てを超越した突き抜けた面白さも持った感動的な作品が観れる事実は嬉しいです。

作品を観ようか観まいか迷っている方がいるなら、是非劇場にて本作の持つ凄まじくも素晴らしい衝撃を体感して欲しいと勧めたいです。


「愛するが故に俺はお前を破壊する!」

ザボーガー!GO!!

2011-10-20 22:38:00 | 本・雑誌
買ってしまいました…(笑)。

『「電人ザボーガー」&ピー・プロ特撮大図鑑』!!

体調が悪かったり、仕事が滅茶苦茶多忙だったり(←ヘヴィな状況の連続!:苦笑)で、今も『電人ザボーガー』を観に行けてない現状です。

しかし、コレを読むと「観たい!」と言う衝動が激しくなるばかりです。

絶対観に行きます!!

この本。
「電人ザボーガー」のTV&劇場版特集もさる事ながら、昭和の特撮ファンとして絶対に外せない“ピー・プロ”という甘美な言葉に酔える内容になっています。
円谷や東映の様に洗練されていない、摩擦率が非常に高い厳ついピー・プロの作品が大好きだった者にはツボを突きまくる内容。

その良くも悪くもエクストリームでハードコアな内容である為に、一歩間違うとネタとして扱われそうな作品(今の時代にTV放送出来ない内容も多いのも裏付け:微笑)が多いのが事実。
だが、そこが良い!
僕は「ザボーガー」も大好きでしたが、他にも「風雲ライオン丸」と「鉄人タイガーセブン」が大好きでした。
勿論、色んな意味で衝撃的だった「マグマ大使」(ロボットだし妻子持ちだし:笑)や、正邪の視点が逆転しヒーローの変身が許可制だった「宇宙猿人ゴリ(スペクトルマン」も最高でした。

今のスタイリッシュで美しいウルトラマン仮面ライダーもカッコ良いです。
ただ、今の時代には絶対に有り得ない「ヒーロー=異形の存在」を極端に表現した作品たちは必見です。

読みながらピー・プロ作品の主題歌を歌っていると、ピー・プロを理解出来ないヨメから凄まじく冷たい視線を受けました(自嘲)。
でも、誰にもこの熱く荒ぶる魂は鎮められない。

早く「ザボーガー」が観たいです!!






「ソレは相手を完全にコピーして“同化”する」

2011-10-16 21:45:25 | 映画
リメイク版『遊星からの物体X』。

無事に全米公開されて、初登場3位だったようです。

「期待外れ」という意見も多いようですが、R指定のハードコアでエクストリームなホラー映画である本作。
それが健全な作品(という言い方も変ですが:笑)の中で、初登場3位となったのは充分立派じゃないでしょうか?!

そんな中、公開のプロモーションの為にアチラでメイキング映像が公開されました。

もう、コレが観せ過ぎ(苦笑)。

本作がオリジナル以上に、グロテスクで悪夢のようなクリーチャーが続々と登場する…みたい(笑)。

製作者も言ってましたが、クリーチャーに更なる説得力を持たす為に結構アナログ(スーツ&特殊メイクと融合)な手段で撮影したって事は以前も言いました。
確かにCGIによるVFXは無限の可能性を秘めているけど、やり過ぎてしまうと「画」自体が軽くなる致命的な要素があります。
そこを巧くやっている作品もありますが、ハリウッドの超大作の多くが実はアナログな手法を多く取っている現実が判ります。
クリーチャー造形とエフェクトを担当した、大御所アレック・ギリスとトム・ウッドラフ・Jrの手腕に注目です。

こんなのを観てしまうと、日本公開への期待が高まる一方ですが、やっぱり年内公開は絶望的かな?
一応、2012年公開と言う噂は聞きはしましたが…。

とにかく早く観たいです!!







盛り上がれない、妙に冷めた感覚

2011-10-15 17:13:05 | 本・雑誌
随分遅くなりましたが…。

今月号のBurrn!を読みました(苦笑)。

表紙は渋いカバ様(WHITESNAKE)。
メインの特集はいよいよ今月開催される、日本最大のメタル・フェス「LOUD PARK」について。
実は今日、その「LOUD PARK」の日なんですが(爆)。

でも…全く盛り上がってこない。
今年の開催自体が先の大震災もあり危ぶまれ、メインとなるトリを含めた出演アーティスト/バンドが全く決まらず混迷しまくったと聞く。
それを象徴するのが毎回Burrn!より出版されていた、イヴントのガイドブック的役割の「METALION」が今年はリリースされない事が物語っている。
ギリギリまで出演アーティストが決定しなかったものの、よくそれでも実施しようと主催者側が決断を下せたと感心する。
メタル・フェスや出演アーティスト/バンド云々ではなく、今年は今の日本で開催まで持ち込んだ事実を評価すべきなのかも?!

今もLOUD PARK最多出演記録更新中のマイケル・アモット。
彼みたいに今でも日本の市場やファンを大切にしてくれる存在は、やっぱり凄いしファンからも敬意を持って接するべきなのだと思えた。

ただ、別件のニュースを見て心配になった。
アンジェラがバンドにおいて大きな権限を持つ今、ファンとして必要以上に政治的ニュアンスを持たない事を願いたいです。
彼らの主張は本当に素晴らしい事だと素直に賛同出来ます、でも一方では純粋に音楽活動に徹して欲しいという希望があります。

その後のアナログ/オーディオ特集(今の日本でこんな贅沢な環境で音楽を聴くファンは少ないのでは?)や、グライド・コア特集(ちょっと前に特集やってなかった?)も今一つ乗り切れなかった。

幅広いバンドを取り上げていたので、それなりに興味深い内容であったものの何か興醒めした感覚を最後まで拭いきれないのが今月号でした。


PS:もう言葉に出来ない…。




PS:夢を再び! 新作への期待は高まります!!



AVENGERS出動!!

2011-10-12 09:46:50 | 映画
遂に奇蹟のスーパー・ヒーロー大集合超大作『THE AVENGERS』の予告篇が解禁されました!

もう、とにかく観てください!!






何か巨大なる“脅威”が襲来。

それを迎え撃つのが、人類最強のスーパー・ヒーロー軍団「アヴェンジャーズ」という感じになっています。

既に『マイティー・ソー』から邪神ロキが登場し、アヴェンジャーズの前に立ち塞がっています。
しかし、メインとなる「敵」は他に存在します。
今回の予告篇は第1弾って事もあり、その辺りの事は巧みに隠されているのも良いです(笑)。



キャップに「デカい口を叩く君は何者だ?」的に突っ込まれ、「僕? 天才、大金持ち、プレイボーイ、そしてチームのスポンサー」とジョークでかわす社長が最高。
あと、ラストにしっかりハルクも登場。
ただバナー博士のキャスト変更は正直痛い、コレがノートンのままだったら本当に凄い事になっていたと思えます。

とにかく、コレだけのヒーロー達が勢揃いした映像だけでゾクゾクします。
今後、作品に関して様々な情報が正式に公開されるとは思います。
その度に、ファンの「早く観たい!」という気持ちは激しくなるばかりだと思います。


「我々の準備は済んでいる」



Phoenix Rising/GALNERYUS

2011-10-10 19:03:05 | 音楽
GALNERYUSの最新作『Phoenix Rising』を聴きました。

バンドとしては早くも7枚目のフル・アルバムであり、小野“SHO”正利が加入して2枚目のアルバムであります。

個人的には“Future Never Dies”と言う正に「神曲」が収録されたアルバムなので、この時点で他の曲が多少アレであっても(←オイオイ:苦笑)本作を「傑作!」と言いたい気持ちでした。
しかし、それではファンとして失格なので冷静になり聴き込みました(自嘲)。



最初、聴いた時。
そのドラマチックでストレートな作り故に、文句無しで傑作と言えた前作。
それと比較して、本作はG・B・Key・Drがテクニカルかつ複雑に絡み合うプログレッヴな要素が強いのに戸惑いました。
ただ、2回目にアルバムを通して聴いた時。
聴きながら、いつの間にか感動して泣いてました。
ヒロイックに聴く者を高揚させる感覚と躍動感、練りに錬られた楽曲、煌めきながら舞い上がる美しいメロディー。
そして全体に満ち溢れるポジティヴなパワーに魅了されていました。
本作も、間違いなく「傑作」。
メロディーや各パートの充実ぶりを踏まえると、バンドにとって最高傑作と言っても過言ではないかも?!



小野“SHO”正利氏のヴォーカルが、何よりも本当に素晴らしい。
この人の持つ声と歌唱力を合わせた「歌力」こそが、今のGALNERYUSには絶対に欠かす事が出来ない最大の武器。
レコーディングの時に、あまりの難解さに不機嫌になったと言うのも納得(笑)。
本作における歌唱は凄まじい領域にあるのは間違いない。
これだけのハイ・トーンである事、ここまでエモーショナルかつ力強く唄えるシンガーは世界でもそういる訳ではない。
ましてコレだけの超絶技巧が炸裂する中、「歌」を最大限に聴かせて魅せる事こそ困難極まりないから。

メイン・ソングライターであるギタリストのSYU。
完全無欠なギター・ヒーローぶりが、実に何とも心地良い。



その超絶技巧ぶりも凄いが、本作ではよりメロディーを大切にしたギターが聴けるのが素晴らしい。
異臭騒ぎ寸前のクサい「泣き」のメロディアスさは健在。
楽曲がここまでヒロイックで、壮大なスケールを誇っているので徹底的に弾きまくるのは大正解。
小野氏の歌とSYUのギターの融合こそ、他のバンドでは成立しない高い次元にあるドラマチックなメタルが生まれるのだと思う。
勿論、他のメンバーが桁外れのテクニックを持つからこそ、ここまで徹底的に聴く者の心と魂を震わせる素晴らしいメタルを奏でる事が出来るのは言うまでもない。

本当に素晴らしいアルバムだと思う。
日本のバンドだから、日本語の歌詞があるからと聴かないでいるのは、メタルを愛するファンならば非常に勿体無い事をしている。
ここまでヒロイックにしてドラマチックに、聴く者の魂を燃やして感動させてくれるメタル・バンドはそんなに存在しない。
とにかく多くのメタル・ファンに聴いて欲しい、そう心から願ってしまう素晴らしいアルバムです。

 迫り来る闇を討って
 本能のまま走り抜けて
 望まない戦いの中で祈りを捧げた

 押し寄せる過去に立ち向かう
 曇りの無いその強さが
 一筋の光照らしてる
 We believe your new way of life
 No more tears

 We wanna keep sendig you our songs
 No more tears




RISE OF THE PLANET OF THE APES

2011-10-09 00:00:28 | 映画
『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』を観ました。

あの『猿の惑星』シリーズの新作が、また作られるとニュースになった時。
ネタ不足のハリウッドは、また偉大なシリーズを食い潰す気か?!とかなりネガティヴな雰囲気が漂った。
しかし、どれだけ散々使い潰されてしまった名作であっても、作り手側の創意工夫と勇気があれば何度でも名作として再び輝きを取り戻せる事を本作が証明している。



そう言った意味でも、本作は『猿の惑星』シリーズの新たな傑作と言っても良い。
個人的には『猿の惑星』シリーズを云々を抜きにしても、本作を新世紀のSF/アクション映画の新たな傑作と賞賛したい。





(基本的にネタバレ御免!!)






『猿の惑星』シリーズの“再起動版”である本作。
人類が進化した猿に支配されてしまう「発端」となる事件を描いている。
それを象徴するのがシーザー。



ウイルスの生体実験により高い知能を持った猿となった母とし、遺伝的に高い知能を持った猿として生まれたシーザー。
シーザーは科学者ウィルとその父チャールズにより、深い愛情を持って人間と同じ様に育てられる。



とにかくシーザーのキャラクターが秀逸。
赤ちゃんの頃の鬼のような可愛らしさや、知的で逞しく成長していく姿をテンポ良く見せていく前半の演出(重苦しくならない程度に自己のアイデンティティに苦悩する姿も印象的)が良い。



中盤における「事件」によりウィル達より引き離され、自身が他とは違う猿である事を思い知らされて心の中に悲しみと葛藤が湧き上がる姿は痛々しい程。
特に保護施設で夜に眠れずに、檻の中で壁に家の窓を描いてもたれかかる姿には思わず涙が出た。
シーザーを演じたアンディ・サーキスの演技と存在感、彼無しに本作の成功は有り得ないと実感しました。



信頼していた人間たちからの虐待による怒りと深い絶望、他の猿との交流(オランウータンのモーリスとの手話での会話は印象的)。
やっと迎えに来たウィルに対して、傷つき悲しみながらも拒絶するシーンが観る側の心に深く突き刺さる。



そして観る側の感情が炸裂するのがムカつく飼育員ドッジ(彼はこう言った役があまりに似合ってしまう:笑)に、遂に怒りの反撃に出る瞬間だと思う。
あのシーザーの「NO!」という声を聞いた瞬間、劇場内の空気が変わるのを感じた。
このシーンは、間違いなく今年No.1の衝撃シーン。
ここからシーザーは、真に進化を遂げて「覚醒」を果たします。
もうコレ以降の終盤からの展開は、もう完全に猿側に感情移入!
遂にシーザー率いる猿たちが自由を求めて脱走してから、次々と立ち塞がる人間たちに「人間なんて殺っちまえ!」と思わせてしまう巧みさが憎い。

後半のアクションも凄い!



本作で敢えて役者に特殊メイクをするのではなく、モーション・キャプチャーによるCGIの効果が絶大に発揮されている。
本作では、「本物の猿」が1匹も登場してない事実は驚異的。
どうしても役者を使った場合では、アレだけの大群(ちょっと数が多過ぎると突っ込んでおきます:苦笑)が迫り来る迫力と怖さを描く事は不可能だったと思う。
怒りに任せ人間を殺そうとする猿たちを制止するシーザーの姿に、アクションの躍動感を失われずにエモーショナルになっている。



特にゴールデンブリッジでの激突。
武装した人間たちと猿たちとの肉弾戦は、凄まじいテンポながらも見せ場をしっかりと押さえていて痛快。
ゴリラのバックによるシーンも、観ていて男泣き必至の号泣シーンであります。

あと本作のメインにあるのは高度に進化する猿たちの脅威もある。
そして裏のテーマとして、人類側の行き過ぎたテクノロジーへの過信、そして明確に未知のウイルスに対する恐怖を描いている。



それを最も象徴するのが人間側の主人公・科学者ウィル。
一見すると善良な存在と思えるが、実は人間の「業」を象徴した存在。



彼はアルツハイマー撲滅の新薬開発に妄執している。
そこにはアルツハイマーを患う父を治したいと言う理由があるが、その為に倫理を逸脱してしまう姿は実に恐ろしい。
目的の為なら何の躊躇のない彼は、父を救うという大義名分よりも己の知的好奇心を最優先させている様にすら見えてしまう。



結局、彼が全ての元凶(爆)。
シーザーを溺愛する一方で猿たちを非道な生体実験に使い、最愛の父に危険な薬を実際に投与してしまう。
それが結果的に、あの“ALZ113”という殺人ウイルスを開発してしまう。



ラスト、何とかシーザーを連れ戻そうとするウィル。
だがシーザーから別れを言われた瞬間、驚き悲しみつつも自身の成し遂げた偉業に感動しているかの様な複雑な表情は絶妙。
彼のマッド・サイエンティストぶりが判る。

最後に付け加えると、コレはかなりカットしてないか?と言う事。



重要なシーンだと思えるシーザーとメスのコーネリアとの交流、そして忌まわしきジェンシン社の爆破。
殺された息子ドッジの仇をとろうとする、因縁深い保護施設所長ランドンとの戦い等がカットされている…と思う。
本作は106分と言う時間なので、もっと他にもカットされたシーンがありそうな予感がする(笑)。
コレはソフト化された時の楽しみに取っておきます。



記録的な大ヒットを受けて、既にシリーズ化が決定したと聞きます。
本作がメジャー・デビューである、英国出身のルパート・ワイアット。
素晴しい才能を持った逸材の登場です。
そのワイアット自身が「既にアイディアはある」と明言しています。



本作のラストで113が全世界にバラまかれる事が匂わされているし、最新鋭のスペース・シャトルが行方不明になった事(1作目へのオマージュ?)。
今回は緊急事態だったので警察隊だけが駆けつけましたが、次回では軍隊が出動して猿たちを駆逐しようとするでしょう。
更には獰猛で残忍なコバは今後シーザーと対立しそうな予感があり、コレだけのネタと伏線が本作においてバラまかれています。
シーザー率いる高度に進化した猿の軍団、そして致死性ウィルス113…人類にとってあまりに大きな脅威です。
よりダークで激しく、世界がまた一歩「猿の惑星」になる絶望的な展開が予想されます。
期待しましよう(微笑)。

本当に面白かったです。
久々に観ている間、何度も鳥肌が立って興奮し感動している自分に気付きました。
機会があれば、是非とも観て欲しい素晴らしい作品でありました。


「シーザーのおウチ、ココ…。」


PS:優しくも凛としたヒロイン・キャロラインを演じた、フリーダ・ピント嬢の美しさにもクラクラきました(笑)。