ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

鋼鉄のヒロイン誕生?!

2013-05-31 23:00:22 | 映画
当ブログで熱狂的プッシュ中の『パシフィック・リム』。

その新しい写真・デザイン画・メイキング動画等が一気に公開になったので紹介します。
以前、このブログで扱ったモノはハズしてます(笑)。

まずは「怪獣」。
先日のNECA社の怪獣フィギュアで紹介された、すっかりお馴染みの「ナイフヘッド」。





怪獣の中において、他の怪獣と違って「ヤラれ」役的なポジションでしょうか?
しかし、怪獣によって「階層(知性の有無)」が違うのでは?って思わせるのがコレ。



人類を襲うと言うよりも、コレは「対話」している様に感じます(この後、怪光線で人類を惨殺してたら意味も変わる:苦笑)。
更にデル・トロ監督の本領発揮とも言えるシーンもあります。



コレって怪獣の「怪獣」の解剖シーンですよね?
人類と怪獣の戦いだけでなく、敵である「怪獣」の存在を知るのも本作の大きなポイント。
どう見たって不気味な内臓類、間違いなく「怪獣」の解剖シーンがあるのでしょう。



そして、ここで大きく取り上げられるのがヒロイン:マコ・モリ。
本作において重要な「日本」出身のキャラであり、物語の重要な“鍵”を握っている存在。
新たなSFアクション映画における「新たなアイコン」として、ここに来て猛烈にアピールされています。





しっかり芦田愛菜ちゃんも映ってますね(笑)。
物語の詳細が明らかになっているようで、実はまだまだ「秘密」の多い本作。
菊地嬢演じるマコが、ヒロインとして非常に重要な存在である事は明らかです。





主人公のラリー(正確にはラルフなのかな?)というヒロイックなキャラ。
そしてラリーとマコが搭乗する、人類最後の希望となるジプシー・デンジャー。
イラストや実際に動く姿ではなく、デザイン画だけ見ると日本アニメの影響を大いに反映したモノであるのが判ります。
鉄人というか、マジンガーというか、ゴーグというか、エヴァというかって感じです(苦笑)
そして最後に、その「イェガー」シリーズの撮影シーンに関する動画に関連するシーン。
コレはストライカー・ユーリカを操縦するハンセン親子。



出演キャストやスタントマンを含め、最も困難なシーンだったのは「イェガー」のコクピット・シーンだと言います。
多少VFXの効果を借りてるとは言え、本作では実物大のセットを建造して撮影しました。
実際には「見えない」怪獣との戦闘シーン、そこでは激しい横揺れ・縦揺れがあります。
おまけに身体をシステムに拘束されたまま、不自由な状態での激しいアクションの連続。
皆さん、いわゆる「セット酔い」に相当苦しんだ様です(スタント・ダブルさえ…)。
そんな中、唯一平然としていたのは菊地凛子嬢だったそうです。
何なんでも撮影中は、彼女曰く「グミベアと花の事を考えていたから大丈夫!」と答えたそうです。



次々とキャストがダウンする中、菊地嬢はコレを考えてどう乗り越えたか不思議でしょうがないです。
実はこの辺りに、以前より「リアル綾波」と言われているマコ。
それを演じきった、菊地嬢の女優魂(天然?)があるのかもしれないです(笑)。
ホンマに可愛い方なのかと思えます。
実はAmazonにて、既に『Pacific Rim: Man, Machines, and Monsters』は予約済み。
一体、この夏で本作にどれだけのお金の消費されるかが今から恐ろしいです(自嘲)。



「ソレは本当に“拷問機具”の様な存在になっていた。」


PS:これまで「コヨーテ・タンゴ」の動く姿のみ公開されず、本作でのその活躍は如何に?!


「必ず生き残って、いつか心から笑おう。」

2013-05-30 21:34:16 | アニメ・コミック
『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の第2巻を買った。

コレが凄かった。
読んでいて、鳥肌が立つ様な感覚を味わった。
ガンダム好き、まして「一年戦争原理主義」の方々。
コレを読まないと絶対に損をする!!



前巻以上に、今回は更に硬質でザラついたハードコアさが増量している。
それは前巻以上に、無慈悲で凄惨な戦いに突入していると言う事。
良い味を出している主要キャラ、そして学徒動員でムーア同盟団に配属される幼きパイロット達。



もう片っ端から、情け容赦なく死んでいく。
そのあまりの呆気なさには、戦場という地獄にあって「英雄」という言葉が戯言であるのを物語っている。
この無慈悲さは「ガンダム」と言う作品が、本来持っていた残酷かつ陰惨な要素と言える。



前巻ではFAガンダム投入、今回は圧倒的な物量の前に苦戦するリビング・デッド師団。
今回は遂に、新型MS:サイコ・ザクが投入する。
しかしソレは戦争と言う極限状態が生み出した、過酷な事態と冷酷な判断、更には個人のエゴが生み出した産物でもある。



そんな理不尽過ぎる状況の中、ジオン側の主人公であるダリル少尉とカーラ教授のシーンはあまりに素晴らしい。
ここで一番泣きたいのは、他の誰でもなくダリルの筈。
しかし自分を責めるカーラに対して、こんな風に言えるのは…。
はい、ワタシは泣きました(苦笑)。
あまりに多くの犠牲を出しながら、戦争の狂気により戦いが止められない中。
ムーア同盟団/連邦軍側の主人公イオは、その異常さと狂気を自嘲気味に罵り、自ら地獄へと飛び込んで行きます。



ダリルとイオ。
もはや連邦もジオンも関係ない戦い。
果たして生き残るのはどちらか?
両者の宿命の戦いは、いよいよ次巻で決着が付くと思われます。
それを震えながら待ちたいと思います。

「あばよ、同じ消耗品の弟妹達!!」

深海からの侵略

2013-05-27 22:01:09 | 映画
例によって、当ブログで熱狂的プッシュ中の『パシフィック・リム』。

その新しいTVスポット(勿論新カット満載!)が公開されました。

観れば観る程、コチラの予想を越える作品になっている予感がします。
巨大ロボットが、巨大怪獣をブン殴るシーンだけで桁外れなんですから(笑)。
それにしてもジプシー・デンジャーとストライカー・ユーリカは何故海中に投下されるのでしょうか?



既に公開になった怪獣以外にも、まだ色んなタイプの怪獣がいるのは予想出来ます。
ましてや「海」は、敵(怪獣:または超巨大生命体)のテリトリーです。
人類とイェガー・シリーズにとって、絶対的に不利な状況の筈。
一体どんな戦いなのか?…今から気になります。



その怪獣。
既に何体かの怪獣の姿は明らかになっています。
以前にも言いましたが、基本『パシフィック・リム』に登場する怪獣は「着ぐるみ」前提でデザインされています。
既にスタンダードな怪獣スタイル、空を飛ぶ怪獣、そして人型怪獣の姿が明らかにされています。
他に登場が予想されるのが海洋系怪獣(要は魚/烏賊・蛸系)、そして外骨格系の怪獣(昆虫/甲殻類系)の怪獣です。
ここで気になるのが、怪獣の肉体にある刺青のような模様。
アレって結構重要な意味があるのかな?って思えてしまいます。
未だ謎の多い怪獣、その謎を早く知りたいです。



ってな事を言っていたら、NECA社のTwitterで発表になりました。
今までは極秘だった、その怪獣のフィギュアの姿が遂に公開されました。
前回、怪獣の変わりに公開した18インチのジプシー・デンジャーの試作品。
アチラは仕様について触れて、すぐに削除されてしまいました。
今回もすぐに削除かと思ったら…コレが公式な第1弾みたいです。
「ナイフヘッド」と名付けられた怪獣、もう予告篇ではお馴染みの存在です。



ブリスターパックのデカさが、その巨大さ示しています。
こうして見ると、ホンマにギロンと言うかジグラっぽい(笑)。
もし平成「ガメラ」シリーズが継続されていれば、こんな怪獣が登場しそうな感じです。
怪獣のフィギュアを見てしまうと、俄然と欲しくなる…ってのは言わないでおきます(自嘲)。
この夏、ホンマに「パシフィック・リム貯金」せなアカンと痛感しました。




※5/28追記
イギリス用のTVスポットが公開されました。
司令官、カッコ良いです。




「パイロットが必要だ、そして君の戦闘能力も…。」

IRONMAN 3

2013-05-26 10:10:44 | 映画
ずっと観たかった『アイアンマン3』をやっと観れた。

正直、『1』を初めて観た時の衝撃と感動は忘れられない。
だからこそ、あの『2』の単なる『アベンジャーズ』への“ネタふり”的内容に落胆した。
しかし、その『アベンジャーズ』に改めてアイアンマンのカッコ良さを再認識する皮肉な結果となった(自嘲)。
そして一応シリーズの最後を飾る事になっている『3』への期待は強かった。



もう結論を言ってしまえば、本作は文句無しで「傑作」!(笑)。
『2』でアカンかった要素が全て補完され、『1』を観た時にカッコ良くて面白いと言う要素が戻っている。
敢えて付け加えるなら、『アベンジャーズ』との絡みも極力無くしているのも大正解。
この事によって物語の焦点が定まり、作品の完成度を高める事に成功している。



本作は言ってみれば、主人公トニー・スタークという男の苦悩と再生の物語。
テロリストに襲撃され重傷を負い、それがキッカケで「アイアンマン」と言うヒーローが誕生する。
しかしトニーと言う人物は改心したとは言え、根本的に傲慢で嫌なヤツである事実は変わりなかった(苦笑)。
ただ『アベンジャーズ』で起きた“N.Y事件”によって、彼を大きく変貌してしまう。
自身の天才と言う自惚れや自信も、宇宙から襲来した脅威の前では無力であった事実。
それがトニーを精神的に追い込み、病的に「アイアンマン」の開発にのめり込んで行ってしまう…。



一見強がってはいるが、失ってしまった自信、そして今まで感じた事の無い脅威。
そして改めて感じてしまった「死」の恐怖。
それによって「アイアンマン」と言うスーパー・ヒーローだったトニーは、単なる普通の男に戻ってしまう。
皮肉にも『アベンジャーズ』の中で、キャップに「スーツを着てないと普通の男」と嫌味を言われた通りに…。
この『3』では、そんなトニーが本当の意味で「アイアンマン」として“再生”する物語だと言って良い。



そんな傲慢で屈折したトニーを、意外な人物が彼を更正させる。
敵に襲撃され田舎街に墜落した時に出会った、ハーレーという少年。
トニーの人望の無さかもしれないが(涙)、それは自身が言う様にかつての自分がクズ野郎だった報い。
ハーレー君との出会いは、トニーを今回の事件の真相に近づけて、自身が何者であったかを思い出せてくれる。



本作では「アイアンマン」スーツが、今まで以上に活躍するシーンは少ない。
ファンには嬉しい作業ロボット「不器用くん」や、ジャービスとの絡みは増えている。
本作では「アイアンマン」に頼らず、人間トニー・スタークの活躍が心地良い。
『1』の時にあった“DIY精神”の復活により、トニーはその天才的な頭脳によって身近なモノを利用して大活躍する。
もっとアイアンマンの活躍が観たいって気持ちも高まるが、それは怒濤のクライマックスによって解消される(笑)。



迫り来る新たな「脅威」に対して、国を守るヒーローとして活躍(?)するのはローズ大佐が搭乗する「アイアン・パトリオット」。
ローズ大佐との会話により、政府としてアイアンマンの表舞台での活躍は望まれていないのが明らかになる。
トニーという傲慢で不安定な人物が国を守ると言う事実は、政府にとっても心地良いモノではない。
更に言ってみるなら、例の“N.Y事件”の様な想定外の脅威の為に取っておきたいと言う思惑(秘密組織シールドとの関連もある)の様だ。
しかし、コレが結果的に本作で大きな惨事を招く。



アメリカという超巨大国家に対して、宣戦布告をしたマンダリンという存在。
今、実際にテロとの戦いを続けるアメリカにとって、この人物は「テロ」の真のメタファーでしかない。
ファンにとって、待望の登場となるマンダリン。
ただ詳細はネタバレになるので触れないが、ここに大きな「捻り」が効いている。
コレってテロリスト達に対する、アメリカと言う国家の放つ強烈な皮肉のように感じた。



更にトニーのライバルとして登場するのが、A.I.M社のアルドリッチ・キリアン。
彼もトニーとは因縁深い存在。
そして彼の存在と、A.I.M社が開発している「エクストリミス」こそが本作の最大の“鍵”。
某蜘蛛男のシリーズもそうだが、自身の敵となる存在は自身の傲慢さから生まれた第三者と言う事になる。
トニーはその事実を本作の中で悔い、そして報いを受ける事になる。



この「エクストリミス」、その存在自体は悪ではない。
使い方によっては、多くの人々が救われる画期的な技術であるのも事実だ。
しかし、本作の「アイアンマン」もそうだが、要は使い方によって招く結果は全く異なると言う事。
人を救う事も出来れば、世界を破滅に追い込む事も出来る。
「科学」の持つ光と闇だ。



本作で一番酷い目に遭うのはヒロイン・ペッパー。
予告篇でもネタバレしているが、彼女は今回初めてアイアンマン・スーツを着用する。
ソレはトニーがペッパーだけは守ると言う、彼の強い意志によるもの。
しかし、トニーと一緒に居る事によってアイアンマン・システムの過剰な防衛システムの恐怖に晒される。
挙げ句の果てには…ネタバレは避けます(微笑)。



そして訪れるクライマックス。
圧倒的不利な状態から、一発逆転の為に出撃するのがアイアンマン軍団!
このシーンは正直燃える!!
40機以上のアイアンマン・スーツが、敵と一斉に戦うシーンは凄まじい。
そこでトニーが次々とスーツを着替えて、宿敵と激しい戦いに身を投じるシーンのカッコ良さにシビレる。
ただ、あまりに早過ぎて続々と現れるアイアンマン・スーツの判別が出来ないのが残念。
でもアイアンマンの活躍をここまで抑えていたので、この壮絶なバトル・シーンの連続は素晴しい。



そして訪れる静かな結末。
あるシーンによって、トニーがアイアンマンである事を辞めてしまうのか?と思います。
ネタバレになりますが、作品の冒頭でトニーのやっていた実験を思い出して欲しいと思います。
それが結局ラストの決め台詞につながり、破壊された自宅の中からドライバーを見つけて微笑むトニーが全てを物語っています。
余談ながら、この時にしっかりと壊れた「不器用くん」を回収していたのも嬉しいです。
あと絶対にエンド・ロールが終わるまでの退席は厳禁です。
コレ、結局『アベンジャーズ2』につながる唯一のネタふりが登場します(笑)。
って言うか、この2人は何だかんだ言って仲良しであるのを再認識しました。
もう『2』の悪夢を忘れられます。
あの『1』に匹敵する、シリーズの最後を飾るに相応しい『3』と言う傑作が登場したのだから。


「私こそがアイアンマンだ。」


幼き少女が目撃したモノ、そして太平洋の底にある脅威

2013-05-21 19:48:46 | 映画
当ブログにて熱狂的プッシュ中の『パシフィック・リム』・
その新しいTVスポットが公開されました。
また例によって、新カットがしっかり挿入されてます(笑)。



森マコの幼少期を演じる芦田愛菜ちゃん。
彼女の存在が物語において、非常に重要な存在である事が判ります。
彼女は「あの時」、一体何を見てしまったんでしょうか?!




早くも本作の大ヒットを確信した、ワーナー&レジェンダリー側から「2」の製作要請を受けたデル・トロ監督。
一時期は噂ながら、例のレジェンダリー版『ゴジラ』との競演も良いのでは?と言われました(笑)。
デル・トロ監督の中には、既にしっかりとしたプランが練られている様です。
「2」は本作の“前日譚”にすると言っていた事もありましたが、やはりシリーズ化を目指した「続編」になるみたいです。
先の『ゴジラ』みたいに、安易により強大な怪獣が襲ってくる話ではなく。



そもそも人類を襲撃する「ポータル(裂け目)」の“向こうにある世界”、そこに物語の焦点をおく様です。
本作でも“アチラの世界”を描くと言ってましたが、全ての真相が本作で明らかになる訳ではないって事でしょう。
と言う事は、企画当初にあった物語に近い話になるのかな?
戦死したヤンセの恋人(怪獣出現の謎を研究をしている)が出て来て、ロリーとマコの関係に影響するって事も有り得るのか?!
「2」も気になりますが、先ずは本作を観る事が最重要課題です!!




「ヤツらは止められない、だから戦う為には自分達が“怪物”になるしかなかった…。」


※5/22追記



早速ですが、また新たな動画(またまた新カット満載!)が公開されました!!
今回の肝は「イェガー・シリーズ」について、デル・トロ監督とキャストが語ってくれてます。
何故「イェガー・シリーズ」は一人で操縦出来ないのか?
そしてパイロットが2名必要になるが、それによる様々な弊害と困難さを語っています。
非常に興味深い内容になってます。

Live In Ancient Kourion/ICED EARTH

2013-05-19 10:50:37 | 音楽
ICED EARTHの最新DVD&ライヴCDである『Live In Ancient Kourion』を買いました。
このバンド、欧州でのカリスマ的な人気を比較して日本での人気は壊滅的…(苦笑)。
当然、この『Live In Ancient Kourion』も日本発売は未定。
現在の日本におけるバンドの地位・人気を踏まえると、多分発売される事は無いと踏んでいます。
悲しいかな、コレが今の日本のメタル・シーン…。



パワフルであり、充分に叙情的でメロディアスであり。
何よりも正統派ヘヴィ・メタルとして、圧倒的なカッコ良さを誇る彼ら。
何故、ここ日本でこんなに人気が無いのか不思議です。
SYMPHONY Xと魅力的なカップリングで、豪州&中国までの極東ツアーもあったらしいのに…。
ファンとしては現状が嘆かわしく、何とも歯痒いです。



そんな鬱屈した感情を吹き飛ばす如く、この『Live In Ancient Kourion』の内容は凄まじいです。
キプロスの古代円形競技場で行われたライヴなのですが、まずファンのその熱狂的な歓迎とリアクションに圧倒されます。
更に今、ICED EARTHというバンドが非常に充実した状態にあるのを証明する、素晴しいパフォーマンスが収録されています。
全29曲、2時間30分を越える超大作です。
新作を中心としたセット・リストながら、過去のナンバーも多く演奏されており「Best Of ICED EARTH」と言っても過言では無いです。



本作を聴いて思ったのは、やはり新Voであるステュウ・ブロックの存在が大きい事。
彼は新作『DYSTOPIA』から、バンドに加入しました。
しかしICED EARTHには、バンドやファンからも「バンドの声」と絶大な支持を受けるマシュー・バーロウという存在がいました。
おまけにマシューが一時期脱退していた時、かのティム“リッパー”オーウェンズまで在籍していました。
これだけのシンガーが唄っていた事を思うと、ステュウのプレッシャーは強烈だったかと思います。
でも、ここで聴けるステュウの「歌」は前任者達のソレを完璧に自分のモノへと“昇華”した歌です。
金属的で良く伸びるハイトーンのスクリーム、パワフルながらも繊細なメロディを歌い上げる中低音。
そして時折挟まれるデス・グロウル…彼はいかにシンガーとして卓越した才能と実力の持ち主であるかが判ります。
ステージでの立ち振る舞い、そして観客の煽り方も優れています。
素晴しいシンガーだと思います。



そしてバンドの全権を握るジョン・シェイファー(G&Vo)。
「リフ・ロード」の名に相応しい、剃刀の如く鋭利なギター・リフが炸裂してます。
非常にメンバーの出入りが激しいバンドですが、結局「ICED EARTH=ジョン」という真実は揺るぎようがないのだと実感しました。
あと新加入したばかりのルーク・アップルトンくん(B)。
現在では最年少メンバーですが、そのベースの技量は素晴しいです。
特に、このライヴ盤を聴いて(観て)いるとコーラス面での貢献が非常に大きいです。
図太く男臭い声のジョンと違い、しっかりと歌い上げるルークくんのコーラスはライヴの強みです。
おまけに、かなりのイケメンやし(笑)。
アルバムではジョンがベースをプレイする事も多いですが、既に製作を始めている新作でのルークくんの貢献に期待です。



とにかく素晴しいライヴDVD&CDです。
心からバンドを求めるファンの熱狂が良く判ります。
あまりにの熱狂的な声に負けてしまい、急遽ステージ上で5人でミーティング。
「畜生、2時間半以上演ってるのに、まだ足りないってか?」とジョークを飛ばし。
予定外に“The Hunter”を演奏する姿は微笑ましいです。
ここまで熱狂的なメタル・ファンが、今の日本にいるのか?
来日公演が色んな意味で難しくなっている現状を、知るキッカケになるかと思えます。
素晴しいです。
機会があれば、是非観て、聴いて欲しい作品であります!!



新たなヒロイン誕生の予感?!

2013-05-17 08:57:52 | 映画
このブログで熱狂的プッシュ中の『パシフィック・リム』。

その正式な予告篇第2弾が公開されました!

前回のはイベント用の映像だったので、予告篇としてはカウントしないみたい。
でも、使っている映像は随分カブるんですが(苦笑)。

アチラでは「間もなく新しい予告篇が近々公開される!」とありました。
てっきり『ハング・オーバー3』の劇場公開と一緒に、新しい予告編もお披露目かと思ってました。

とにかく今回も凄いです。

とりあえず、やはりヒロインとしてマコ・モリの存在がかなり大きい事。
彼女の存在、そして抱える心の闇(傷)は、主人公ロリーとの交流で如何に変化するか?
それが本作では重要かと予想出来ます。
更にストライカー・ユーリカの勇姿も堪能出来ます(笑)。
あとチラっと出てきましたが、怪獣軍団が襲来してくる「アチラの世界」もチラッと登場しました。
そして怪獣軍団、タイプによって予想通り怪光線(コレが破壊力絶大!)を出すのも判明。
人類対怪獣の激闘の果てに、一体どんな結末を迎えるんでしょうか?!

8月9日まで待ちきれないです!

とにかく新予告篇を観てください!!






「コレは一体何が起きてるんだ?!」


巨大な“ジプシー・デンジャー”

2013-05-12 17:52:51 | 趣味
当ブログにて熱狂的プッシュ中の『パシフィック・リム』。

映画自体も猛烈に楽しみですが、もう一つの楽しみが「アクション・フィギュア」であります(笑)。
以前にもネタにしましたが、既にNECA社からの商品化が決定してます。
そして劇中に登場する“ジプシー・デンジャー”、“クリムゾン・タイフーン”、そして“ストライカー・ユーリカ”のサンプルも紹介しました。







イェガー・シリーズのカッコ良さは充分に判りました。
ただ、世界中のファンが期待しているのは、人類の敵となる『怪獣』だったりします…(苦笑)。
先日の新予告篇とゲームのデモ画面で一部は明らかになりましたが、未だその全貌は謎に包まれています。
ファンとしてはイライラが貯まりますが…。
そんな中、NECA社が文字通り「ビッグ」な新情報を公開しました!
ソレが何と18インチ版「ジプシー・デンジャー」の試作品公開です!!



18インチって、約46cmです。
ホンマにデカいです。
NECA社曰く「まだ怪獣は公開出来ないけど、その替わりに今開発中のコレを発表」って感じみたいです。
先に紹介したアクション・フィギュアと違い、18インチ版は劇中の「ジプシー・デンジャー」を忠実に再現している模様です。
全身フル可動・金属&透明パーツ使用・LED内蔵による発光ギミックの再現。
ある意味、コレは「究極の逸品」になるのかも?!
18インチ・シリーズって他のイェガーや怪獣は発売されないのかな?
個人的にはストライカーが欲しいな…。



でも…18インチ(約46cm)って大きさは…。
個人的には、子どもの頃の「ジャンボ・マシンダー」を思い出せてくれます。
欲しいです。
でも…絶対高価なんだろうな…。
あと、このデカさ。
ヨメさんの視線も非常に怖いという本音もあります(自嘲)。
何はともあれ、今後のトイ関連の情報も楽しみです。


◯日本語字幕の付いた、最新予告篇が公開されたので一緒にUPします。




明らかになった“怪獣軍団”?!

2013-05-07 17:42:58 | 映画
体調を崩してブログの更新が滞ってしまいました…。

さて、このブログで熱狂的プッシュ中の『パシフィック・リム』。
このGW中にも様々な動きがありました。
全米での公開が2ヶ月後に控え、更にこの動きは激しくなるかと思います。
そんな中、アチラでゲームの見本市があり『パシフィック・リム』のゲームの試作品(デモ)が公開されました。



以前NECA社からのフィギュア化と一緒に、TVゲーム化も発表されてました。
一体どんなゲームになるか興味深かったのですが…。
このデモを観る限り、いわゆる「格闘/アクション」系のゲームになるみたいです。
しかし、コレがネタバレ満載です(笑)。



既に公開済みのイェガー・シリーズよりも、今回は敵である「怪獣」の姿がハッキリとしています。
今まで必要以上に怪獣の姿を隠す傾向がありましたが、先日の新予告篇公開以降は流れが変わった感じです。



まず新予告篇で度肝を抜いた飛行型怪獣。
海から襲来する怪獣で飛行型?と言う気もしますが、コレは以前からデル・トロ監督が明言していた事。
予告篇ではその姿はハッキリとしませんでしたが、大体こんな感じなのでしょう。
目(触覚)の形がユニークです。



既に予告篇やポスターに登場している怪獣たち。
本当に「クリーチャー」という感じではなく、日本人感覚の「怪獣」であります。
何とデル・トロ監督。
怪獣のデザインに関して、「スーツ(中に人が入って操る)」である事に拘ってデザインしたと言います。
それも納得出来るデザインです。





ちなみに、このゲームではイェガーや怪獣同士の対戦。
それに加えて自分だけのカスタム・アップも出来る模様です。
あと映画ではまだ公開になっていない、必殺技も満載みたいです。
映画でも、こういったシーンが観れるのでしょうか?!





もう予告篇でお馴染みの「ジプシー・デンジャー対ナイフヘッド」。
更に新予告篇にて明らかになった、ジプシー・デンジャーの新装備「ブレード」。





実に主人公メカらしいです。
映画でも、この様なシーンが楽しめる事を期待しつつ待ちたいと思います。

最後にデル・トロ監督による、日本特別版予告篇も紹介しておきます。
追加カットしてはヒロイン・マコの幼少期を演じた芦田愛菜ちゃん、そして彼女が見上げるイェガー第1号機(?)のシルエットです。
やはり本作の日本での「売り」は、芦田愛菜ちゃんが出演している事になるのかな!?