最近心身共に弱っている僕。
こんな時ほど音楽的趣向は、ソレとは真逆によりハードかつアグレッシヴな路線を求める傾向がある様だ。
今、問答無用のお気に入りで聴きまくっているのが、DEICIDEの『The Stench Of Redemption』!!
DEICIDEとは、泣く子も黙るグレン・ベントン先生(Vo.B)率いる大ベテランのデス・メタル・バンドです。
このグレン先生、正真正銘のアンチ・クライストにして、悪魔崇拝者として知られ、あちらの宗教団体や動物愛護団体から弾圧を受けたり、数年前にはライブ会場に爆破テロ(!)を仕掛けられたりと、ホンマに色んな意味で“伝説”の人物であります。
そんな訳でDEICIDEのサウンドも、もうコレこそが正に“DEATH METAL”しか言いようのない、邪悪にして獰猛な冷酷無比無情のサウンドだったりします。
いわゆる北欧のデス・メタル・バンドとは違い、US産のデス・メタル・バンドはサウンドは根本的に違うように感じてます。
DEICIDEやCANNIBAL CORPSE等といたアメリカを代表とするデス・メタルは、ハードコアにして重低音、メロディーよりもリフと勢い重視の邪悪なサウンドかと思います。
一方で北欧のデス・メタルは言うてもメロディアスであったり、何となく北欧の美しさと醜悪を巧みに対比させたサウンドが多いと思います(コレはあくまでも個人的な見解です)。
偉そうな事を言いましたが、実は僕がDEICIDEのアルバムを買ったのは、この『The Stench Of~』が初めてだったりします(笑)。
言うても、メロディアスな北欧のデスに傾倒していたのが事実です。
何故そんな僕がDEICIDEの『The Stench Of~』を猛烈に気に入っているのか?
理由は簡単、本作よりギター・チームとして、ラルフ・サントーラ(ex.ICED EARTH、セバスチャン・バックetc)とジャック・オーウェン(ex.CANNIBAL CORPSE!)が加入したからです。
本作でも楽曲の大半を手掛けるのは、結成時からの不動のコンビであるグレン先生とスティーヴ・アシェイム(Dr)です。
彼らが作り出す楽曲は正にDEICIDEとしか言えない、グレン先生による地獄の魔獣の如き重低音のデス・グロウルが唸り、これでもか!と言わんばかりにブラスト・ビートが炸裂します。
ただコレまでとは違うのは、切り裂くようなリフ・ワークに加え、ラルフ&ジャックによるギター・ソロが素晴らしいのです。
特にラルフはネオクラシカルにして、華麗かつ美しいメロディアスなギター・ソロを弾きまくります。
悪魔の化身であるグレン先生のVOとの対比が、これまた悪魔と天使の壮絶な戦いの様で、何ともドラマティックでカッコ良いのです。
一方のジャックもCANNIBAL CORPSEの頃とは全く違う、テクニカルなソロを披露し、ラルフと激しいギター・バトルを展開しています。
今のメタル・シーンにあっても、これだけのギター・チームを持つバンドはそんなに多くないかと思います。
ARCH ENEMYに匹敵する…と言っても良いかと思います。
邪悪かつブルータルなデス・メタルに、美しくドラマティックなギター・ソロを加えた現在のDEICIDE。
古くからのマニアは「メロウになった」と批判する声もある様ですが、この大きな変革により僕のような新しいファンを開拓し、更なる飛躍につながるかと思います。
ブルータルなUS産デス・メタルはどうも…と聴かず嫌いはせず、多くのメタル・ファンに聴いて欲しい傑作だと思います。
正にサタンへのオマージュ
神はお前を救いはしない
地獄こそお前の天国
イエスは今、引き裂かれていく
こんな時ほど音楽的趣向は、ソレとは真逆によりハードかつアグレッシヴな路線を求める傾向がある様だ。
今、問答無用のお気に入りで聴きまくっているのが、DEICIDEの『The Stench Of Redemption』!!
DEICIDEとは、泣く子も黙るグレン・ベントン先生(Vo.B)率いる大ベテランのデス・メタル・バンドです。
このグレン先生、正真正銘のアンチ・クライストにして、悪魔崇拝者として知られ、あちらの宗教団体や動物愛護団体から弾圧を受けたり、数年前にはライブ会場に爆破テロ(!)を仕掛けられたりと、ホンマに色んな意味で“伝説”の人物であります。
そんな訳でDEICIDEのサウンドも、もうコレこそが正に“DEATH METAL”しか言いようのない、邪悪にして獰猛な冷酷無比無情のサウンドだったりします。
いわゆる北欧のデス・メタル・バンドとは違い、US産のデス・メタル・バンドはサウンドは根本的に違うように感じてます。
DEICIDEやCANNIBAL CORPSE等といたアメリカを代表とするデス・メタルは、ハードコアにして重低音、メロディーよりもリフと勢い重視の邪悪なサウンドかと思います。
一方で北欧のデス・メタルは言うてもメロディアスであったり、何となく北欧の美しさと醜悪を巧みに対比させたサウンドが多いと思います(コレはあくまでも個人的な見解です)。
偉そうな事を言いましたが、実は僕がDEICIDEのアルバムを買ったのは、この『The Stench Of~』が初めてだったりします(笑)。
言うても、メロディアスな北欧のデスに傾倒していたのが事実です。
何故そんな僕がDEICIDEの『The Stench Of~』を猛烈に気に入っているのか?
理由は簡単、本作よりギター・チームとして、ラルフ・サントーラ(ex.ICED EARTH、セバスチャン・バックetc)とジャック・オーウェン(ex.CANNIBAL CORPSE!)が加入したからです。
本作でも楽曲の大半を手掛けるのは、結成時からの不動のコンビであるグレン先生とスティーヴ・アシェイム(Dr)です。
彼らが作り出す楽曲は正にDEICIDEとしか言えない、グレン先生による地獄の魔獣の如き重低音のデス・グロウルが唸り、これでもか!と言わんばかりにブラスト・ビートが炸裂します。
ただコレまでとは違うのは、切り裂くようなリフ・ワークに加え、ラルフ&ジャックによるギター・ソロが素晴らしいのです。
特にラルフはネオクラシカルにして、華麗かつ美しいメロディアスなギター・ソロを弾きまくります。
悪魔の化身であるグレン先生のVOとの対比が、これまた悪魔と天使の壮絶な戦いの様で、何ともドラマティックでカッコ良いのです。
一方のジャックもCANNIBAL CORPSEの頃とは全く違う、テクニカルなソロを披露し、ラルフと激しいギター・バトルを展開しています。
今のメタル・シーンにあっても、これだけのギター・チームを持つバンドはそんなに多くないかと思います。
ARCH ENEMYに匹敵する…と言っても良いかと思います。
邪悪かつブルータルなデス・メタルに、美しくドラマティックなギター・ソロを加えた現在のDEICIDE。
古くからのマニアは「メロウになった」と批判する声もある様ですが、この大きな変革により僕のような新しいファンを開拓し、更なる飛躍につながるかと思います。
ブルータルなUS産デス・メタルはどうも…と聴かず嫌いはせず、多くのメタル・ファンに聴いて欲しい傑作だと思います。
正にサタンへのオマージュ
神はお前を救いはしない
地獄こそお前の天国
イエスは今、引き裂かれていく