いや~やっと出ましたねコミック版『新世紀エヴァンゲリオン』の第10巻!!
物語は更に謎の核心に迫り、一気に終盤に向けて盛り上がりを見せようとしています。
庵野氏によるTV・劇場版アニメシリーズと違い、貞本氏によるコミック版は微妙に異なる要素があり、個人的には大好きだったりします。
アニメ版は良い意味でも悪い意味でも「説明不足」な点が多く、それがただでなくても難解なエヴァの物語を観る者を困惑させていた傾向が強いです。
貞本版コミックに適度に「説明不足」な要素を残しつつも、丁寧に物語の進行と各キャラクターの内面を描いているのが大きな違いかと思います。
個人的に両者を比較して決定的に違うのは、主人公の碇シンジ君の性格ではないでしょうか?!
アニメ版はただひたすら内向的だったシンジ君ですが、コミック版では喜怒哀楽がハッキリとした活発ながらも繊細な少年として描かれています。
この10巻でも自分の目の前で自爆した綾波の死を批判するカヲル君に、その怒りを爆発させ殴りかかろうとしたり、彼女の死を受け止められず「僕は君を失いたくない」と涙を流します。
更に終盤次々と明らかになる驚愕の真実に対し、それから逃げ出す事なく必死に事実として受け止めようします。
コレはアニメ版のシンジ君とは決定的に違う要素です。
アニメ版ではシンジ君が己の救いとして好意を抱いたカヲル君、コミック版では純真無垢で謎めいていながら逆に興味深い対象としてシンジ君が特別な存在になるカヲル君…。
この辺りも違う要素ですが、コミック版の方が露骨にやおいっぽい雰囲気を醸し出して笑えます。
それにしても…碇ゲンドウ! お前はアニメ版・コミック版でもやっぱり鬼畜外道だ!!
以前より「アニメとは違う結末する」と公言していたコミック版、一体どんな結末を迎えるのか楽しみであります。
物語は更に謎の核心に迫り、一気に終盤に向けて盛り上がりを見せようとしています。
庵野氏によるTV・劇場版アニメシリーズと違い、貞本氏によるコミック版は微妙に異なる要素があり、個人的には大好きだったりします。
アニメ版は良い意味でも悪い意味でも「説明不足」な点が多く、それがただでなくても難解なエヴァの物語を観る者を困惑させていた傾向が強いです。
貞本版コミックに適度に「説明不足」な要素を残しつつも、丁寧に物語の進行と各キャラクターの内面を描いているのが大きな違いかと思います。
個人的に両者を比較して決定的に違うのは、主人公の碇シンジ君の性格ではないでしょうか?!
アニメ版はただひたすら内向的だったシンジ君ですが、コミック版では喜怒哀楽がハッキリとした活発ながらも繊細な少年として描かれています。
この10巻でも自分の目の前で自爆した綾波の死を批判するカヲル君に、その怒りを爆発させ殴りかかろうとしたり、彼女の死を受け止められず「僕は君を失いたくない」と涙を流します。
更に終盤次々と明らかになる驚愕の真実に対し、それから逃げ出す事なく必死に事実として受け止めようします。
コレはアニメ版のシンジ君とは決定的に違う要素です。
アニメ版ではシンジ君が己の救いとして好意を抱いたカヲル君、コミック版では純真無垢で謎めいていながら逆に興味深い対象としてシンジ君が特別な存在になるカヲル君…。
この辺りも違う要素ですが、コミック版の方が露骨にやおいっぽい雰囲気を醸し出して笑えます。
それにしても…碇ゲンドウ! お前はアニメ版・コミック版でもやっぱり鬼畜外道だ!!
以前より「アニメとは違う結末する」と公言していたコミック版、一体どんな結末を迎えるのか楽しみであります。