ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

チャングムの誓い

2005-12-30 21:32:54 | テレビ
今年も何だカンだ言っても韓流は根強い人気だった。
個人的にはどんなブームに対して抵抗を感じるタイプだが、昨年の今頃はブームのキッカケとなった『冬のソナタ』の再放送を観て泣いていた(笑)。
そして今年は『宮廷女官 チャングムの誓い』である。
いや~コレが見事にツボにハマった。
何と言っても主役であるチャングムを演じるイ・ヨンエが良いっ!!
洋・韓・邦画を問わず女優さんを観て、ここまで胸にグッと来る程の女優さんに久々に会った気がする。
何と言うか、もうあの“瞳”が良いのだ。
時の王様ではないが、イ・ヨンエのひたむきなあの“瞳”に心を射ぬかれてしまった(苦笑)。
昨日最終回を迎えた訳だが、もう怒濤の勢いで強引にフィナーレのオチを付けた感じもするが、今までの苦難が報われた事に不覚にも涙が出た(微笑)。
最後にチャングムが愛する家族に対して、宮廷を去る真意を語るのは非常に感慨深いものがあった。
いや~韓国産ドラマは侮れない、僕はすっかりイ・ヨンエさんのファンになってしまいました…(*^_^*)

アッと言う間に年末です

2005-12-29 01:18:10 | 多事争論
気が付くと今年も残り僅かとなった。
12月中旬に入ってから正に怒濤の忙しさだった、普段の仕事も多忙さに加え、先日まで通信制の冬期スクーリングに参加していた。
本当に息をつく暇もなく、次から次ぎに色んな事をこなしていた感じだ。
今年は暢気にクリスマス云々と言っている状態では無かった(苦笑)、慌ただしさの中で年末になり、今になりやっと落ち着いたと言う感じだ。
昨日で仕事納め、今日から待望の冬期休務である。
本当はブログにて大雪で散々な目に遭ったスクーリングの事や、漫才の王道に魅了された今年のM-1等をネタにしたかったが、時季を外してしまった感じだ(苦笑)。
まぁ~心身共に健康で、しっかりと仕事の充実感を抱えて年末を迎えられるのは、本当に幸福なのだと実感してしまう。
何はともあれ年内には、僕が今年観た映画のBEST-10を絶対に挙げたいと思う。


STORMBLAST

2005-12-19 22:54:19 | 音楽
予約していたDIMMU BORGIRの新作『STORMBLAST』がやっと手に入った。
“新作”と言っても厳密に言うと違う。
本作は'96年に発表された彼らの「初期の傑作」と誉れ高い2ndアルバムを、現在のラインナップと充分な予算と録音技術でリメイクしたアルバムなのである(何故リメイクしたかはライナーノーツにコメントしている)。
僕は'96年に発表されたヴァージョンを聴いた事が無いので、以前のモノと比較して“ここが違う”と比較は出来ないが、本作はDIMMU BORGIRの作品として素晴らしい完成度を誇る実にカッコ良いHMアルバムだと断言出来る。
'96年当時からDIMMU BORGIRを知るファンの間では賛否両論の激しい様だが、今現在の彼らのファンである僕は実にDIMMU BORGIRの“今”を体現したアルバムになっていると思う。
彼らを世界中で大ブレイクさせた傑作『Death Cult Armageddon』の様な大仰なシンフォニックさは無く、何処か物悲しく憂いを帯びたダークなHMサウンドが今と当時の大きな違いと言えそうだ。
あと何と言っても本作の最大の“売り”と言い切って良いのが、本作にボーナスとして付いている2004年のオズ・フェストに参戦した彼らの勇姿を収めたライヴDVDだろう。
全5曲・約30分程の映像だが、もうコレが鬼の様に超カッコ良いのだ!!
DIMMU BORGIRと言うバンドが単なるルックスやスタジオだけのバンドではなく、ライヴでもどれだけ各メンバーが高い演奏力を持ち、強烈なパフォーマンスを誇るかをアピールしている。
我らがシャグラット様(VO)の圧倒的な存在感とカリスマ性も凄いが、アルバム以上にド派手に弾きまくるスキン・ヘッドのガルダー先生(G)も強烈なインパクトを与えてくれる。
DIMMU BORGIRがブラック・メタル云々は抜きにして、普通にロック・バンドとして桁外れのカッコ良さと魅力を持っているのがよく判る筈だ。
今まで諸事情により来日が何度か直前でキャンセルされているが、今レコーディング中だと言う新作が完成した暁には今度こそ来日して欲しい、その時こそ是非僕も“生”で彼らを体験してみたい。
もうドップリDIMMU BORGIRの生み出す暗黒の世界にハマってしまった、コレは本当に病みつきになる音楽である…正に“悪魔”の音楽の虜となってしまった。

BEAUTY AND BEAST

2005-12-17 23:23:09 | 映画
『キング・コング』を観た。
気合いを入れて朝の一発目9時30分の回に駆けつけたが、何と劇場はガラガラでちょっと驚いてしまった。
まぁ~昨日から各地で前夜祭としてレイト・ショウ公開されていたから、待ちきれないファンは早々とそちらを観に行ったのかもしれない。
さて心待ちにしていた本作を観終わった率直な感想は、もう「素晴らしい!」としか言えない完成度を誇る傑作でした。
ただ正直に告白すると出だしの30分位は「アレ?」と肩すかしを喰らった(苦笑)。
物語のメインとなる主人公達が何故今回の無謀な冒険に出なくてはならないのか? オリジナルの'33年版ではアッと言う間にN.Yを出港したが、今回のリメイク版では主人公達の背景を実に丁寧に描いていく。
物語の発端となる映画監督カール・デナム(ジャック・ブラック)は、新作映画の製作が予算高騰により中止に追い込まる。
ジャック・ドリスコル(エイドリアン・ブロディー)はそのデナムに雇われた脚本家だったが、まんまとデナムの策略に謀られ無理矢理撮影に同行させられる。
そして全ての運命を握るヒロインであるアン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)は、失業した舞台女優…各々の境遇をリメイク版では淡々と描いていく。
結果的にオープニングからドクロ島に至る経緯でこの3者の関係をしっかり描く事により、ラストの悲劇的な展開をより劇的に盛り上げのに一役買っているが、ある意味“蛇足”だったとも言える気がする…。
それが一転するのがデナムの撮影隊一行がドクロ島に到着してからだ。
この未開の秘境で一行が遭遇する得体の知れない不気味な原住民、想像を絶する太古から独自の進化をした凶悪な怪物達、そしてそれらの頂点に君臨する王者コングである。
中盤からの展開が正に疾風怒濤の勢いで、観ていて鳥肌の連続で本当に圧巻である!
本作の最大のハイライトは正にドクロ島における、アンを巡る男達の死闘である。
一方はアンをさらったコングと彼女を狙うV-REX3匹との死闘、もう一方がさらわれたアンを追うジャック達を襲うドクロ島の凶悪な怪物達との凄惨な決闘である。
コングとV-REXとの死闘は本当に凄まじい!!
オリジナルの'33年版を忠実に再現しつつ、ジャクソン監督ならではの解釈を加えたテンポ良い派手なアクション描写は壮絶である。
このコングとV-REXの対決は正に今後の映画界に絶大な影響を与えるだろう、それほどこの対決は衝撃的かつ強烈なインパクトを持っている。
一方ジャック達に襲いかかるドクロ島の凶悪な怪物達は、オリジナル版以上にグロテスクかつおぞましく凶暴でジャクソン監督らしいセンスが光っている(蜘蛛類が大嫌いな僕は失神寸前でした:苦笑)。
本作の“真の主人公”と言えるのが南海の王者コングである。
オリジナルのコングは「荒ぶる南海の王者」と言う雰囲気で、その野生と凶暴さは正に“怪獣”と言った感じであった。
今回のジャクソン監督によるリメイク版のコングは、その溢れんばかりの野生は強烈だが、より現実のゴリラに近い知性を感じさせる存在として描かれている。
あと本作のコングが'33年版とも、'76年版とも決定的に違うのが、コングとアンが何と「相思相愛」の関係にあるのだ。
それが随所で描かれておりアンとコングの心の交流が組み込まれ事のよって、終盤のN.Yでのアンとコングの再会が悲劇的な結末へとより加速させていく。
更にオリジナルでは恐怖の対象であった筈のコングが、ジャクソン監督版では知性的で心優しい悲しきヒーローとして描かれているのがポイントである。
それ故にコングは無敵の強さを見せつけながらも、オリジナルにあった凶暴さが抑えられているのが残念と言えば残念である(オリジナルの様に怒り狂ったコングが人間を噛み殺し、踏み潰す描写が無いのは残念!!)。
何はともあれ本作は素晴らしい事に変わりはない、正に今後の怪獣映画の最高傑作として長く語られる事になるだろう。
文句無しに今年最高の一本でした、何かまた観たくなりました(笑)。

『キング・コング』公開前夜

2005-12-16 21:49:10 | 映画
毎日寒い!
ここ数年何だカンだ言っても“暖冬”の恩恵を受けていたので、正直12月でこの寒さは厳しいのだ(苦笑)。
そんな中、多分今年自分が心底一番「観たかった!」映画である『キング・コング』の公開が明日に迫った。
それを前にして、今日遂に『“キング・コング”が出来るまで~製作日記』のDVDを買ってしまった。
『キング・コング』に関しては、自分の中であまりに膨れ上がった思い入れと期待の為に、事前に何の情報を入れずに作品を観ようと思っていた。
多分それは自分が根っからの“怪獣映画”ファンである気持ちと、ピーター・ジャクソンと言う映画監督に対する信頼が影響したせいだと思う。
多分コレには傑作'33年版のオリジナルに対する思い入れがあり、'76年版リメイクに「?」と思い、そして映画版『指輪物語』3部作の素晴らしさ、そしてジャクソンの隠しきれないマニアックさと悪趣味・グロ・残酷描写を知る者にとっては当然なのかもしれない。
その全ての「答え」は明日になれば判る。
こんなに一本の映画に対し期待し胸を高鳴らせるのは、あの『スター・ウォーズEP-1:ファントム・メナス』以来だろうか?!
ジャクソンは本作について「かつての僕がそうだった様に、この映画を観て映画を作りたいと言う子供達が生まれて欲しい。」と語っている。
言わしてもらえば、僕はピーター・ジャクソンと言う映画監督のファンになり、その人が『キング・コング』を手掛けると言う話から、もう10年近い歳月が流れている。
明日映画を観てから観よう!と思っていたDVDをチラっと観て、更に胸の高鳴りは激しくなった…早く映画を観たい!!
今夜は期待で眠れないかもしれない、そんな思いを抱いたまま今日は布団の中に潜り込む事にする。
70年前以上の衝撃を味わいたい、ジャクソンと言う男にはそれが出来る筈だ…と信じている。

Dec.

2005-12-08 01:34:38 | 多事争論
気が付くと12月だ。
今年も残りあと僅かとなり、街中はクリスマスの華やかな雰囲気に包まれている。
思えば昨年の今頃は当時の職場と仕事に着いて行けず、自分の腰痛が再発したり心身共に病みきっていた。
そんな時に何の偶然か知った今の仕事の面接を受けた、話はトントン拍子で進んでいき、採用され今に至る訳だが…そう思うと一年が経つのは本当に早い。
今、健康で仕事があり年末を迎えられるのは本当に自分がラッキーであり、今の暮らしが幸福であると実感する。
そんな事を思い今年は優雅に年末を過ごせるかと思ったら、提出した課題が“不可”で再提出となり、年末のスクーリングと併せて何だか慌ただしい年末になりそうだ(ToT)。
最近凹み気味だった気持ちをちょっと引き締め、怒濤の勢いで過ぎるであろう年末を何とか乗り切りたいものである。
話題は変わるが、この時季TVやラジオ等では朝から晩までクリスマス・ソングがガンガン流れるが、毎年の定番って感じで個人的にはハッキリ言ってウンザリしている。
こんな自分の一番好きなクリスマス・ソングは、あの下山“アニキ”武徳率いるSIXRIDEの名曲“Dec.”である。
いわゆる“ラブ・ソング”系ではないが、やや自嘲気味に己の孤独を唄われる詩の内容と相俟って切なくも美しいバラードだと思う。
個人的に一番グッと来るのがサビのフレーズ…。

剥がれて堕ちる願望(ゆめ)が光り
凍えた12月を照らし出していた
余裕が無くて捨てたものに
大切なものは無かっただろうか?

仕方がないと捨てた人に
大切な人がいなかっただろうか?

シンガーとしてだけでなく、詩人としてもアニキ下山が高い評価を受け、聴く者から絶大な支持を受けるのは、こんな所にあると思う。
12月である、今までも好き勝手に生きてきたが、残りも自分の出来る事を精一杯頑張り悔いは残したくない。
P.S:待ちに待った『キングコング』が公開目前である、それまでに課題を仕上げられるか俺?! 頑張れ俺!!