ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

「機械の暴走は、機械が止める」

2014-03-31 20:59:57 | 映画
以前にも取り上げた『キカイダー REBOOT』。

その予告篇が遂に公開されました!

コレが予想以上にカッコ良い!!



本作における主人公ジロー/キカイダーの存在。
かつてのTVシリーズやアニメ版と違い、より影があり哀しいキャラクターになっていそうな予感がします。
人々との交流があっても、不完全な“良心回路”によって彼が苦悩するのは間違いと予想出来ます。
様々な人々との出逢いも、結局「機械」と「人間」という隔たりは絆を作る事への障害となるのか?
ヒロイン・ミツコが叫ぶ悲痛な台詞、アレもジロー/キカイダーの「心」にどう響いて来るのか?!
興味深いです。



本作において、やはりハカイダーの存在が大きい様です。
プロフェッサー・ギルやダーク・ロボットよりも先に、この「ARKプロジェクト」の始動によって誕生した存在かと思われます。
キカイダーとハカイダーの存在が、本作の大きな“鍵”となっているのは間違いないかと思います。
続編を見越した、ある意味での「前日譚」となる可能性も高いと読めます。



人とは?
機械とは?
人と機械の違いとは?
そして人と機械は心を通わす事が出来るのか?!
様々な思いの中で、ジロー/キカイダーは苦悩しながら死闘を繰り広げるハードな作品になっていそうです。
ただ公開劇場数が少ないのが不満ですが、観れるだけでもラッキーと思っておきます。
是非、劇場で観れみたいと思います。




「もう止めて、どうせプログラムされている事なんでしょ?!」

「作戦開始5分、僕は死んだ…。」

2014-03-29 16:49:02 | 映画
トム・クルーズ主演、この夏公開のSFアクション超大作『Edge of Tomorrow』。

日本での公開も、7月4日に決定しました。
邦題が逆に「All You Need Is Kill」って事実に驚きますが(微笑)。
その新しい予告篇が公開されました!
個人的には、レジェンダリー版『ゴジラ』の「次」に期待している作品です。
今回、新たに公開された予告篇は更に本作の内容に迫るモノになっています!!



新しい予告篇を観て思ったのは、原作小説をかなり大胆に「改変」してくると言う事実です。
そして既に原作を読んでいる方に判る、ある意味“ネタバレ”の要素も含んでいました。
以前にも言いましたが原作では主人公ケイジは、実戦経験の無い新兵でした。
しかし映画版では、さすがにトムの年齢を配慮してか「実戦経験は無い」ながらも一応士官みたいです(苦笑)。
チラっと聞いた話では、その数や強さで人類はミミック(本作に登場するエイリアン:原作では「ギタイ」と呼称)に圧倒的までに不利な状況。
軍の広報(?)に所属していたトム扮するケイジのような人物まで、最前線に駆り出される様です。



ただ原作と共通しているのは、ケイジが「ループ」にハマって何度も死にまくる事。
この予告篇の編集の仕方もあるかもしれませんが、ホンマにトムは死んで死にまくる様です(笑)。
でも、この演出は一つを間違えれば悪夢の様な「無限ループ」ではなく、単にブラック・コメディ的要素も強くなってしまいます。
「コレでリセットして」と、リタがケイジに銃を向けるシーンまであります。
原作にあった、何とも言えない冷たくて硬い悲壮感や悲しみを一体どう演出するのか?
個人的な予想ですが、トムが本作に注目したのは「あの結末」だと推測しています。
本作の監督である、かのダグ・リーマンの手腕に掛かっています。
大胆なアレンジが本作に施されているのは予想出来ますが、あの切な過ぎる哀しい結末をまで変えて来るのか?!
個人的には大注目の作品であります!!



「その“力”を逆に乗っ取るのよ。」

より良き“未来”の為に

2014-03-26 21:35:24 | 多事争論
自分に出来る事は何か?

それを考えて、この動画をUPする事を決めました。

今、状況は非常に緊迫しているのは間違いありません。

そんな中、「最悪の事態」を招くような事になって欲しくないと心から願っています。

より「良き未来の為に」。

多くの人々の未来、そして多くの人々の幸福の為に。



ROBOCOP

2014-03-23 00:00:00 | 映画
『ロボコップ』を観ました。

かのSFアクション映画の最高傑作の“リメイク”。
このブログでも、以前より何かと話題にして注目して来た作品であります。
個人的には、かなり期待していた作品だった訳ですが…。



まずオリジナルについて。
オリジナルを手掛けたのは、我らが鬼才ポール・ヴァーホーベン監督。
僕がオリジナルを劇場で観たのは、中学生の時でした。



観終わった後、あまりのカッコ良さに痺れて今もこよなく愛する映画の一本です。
もう、あの「マーフィ!」と言う決め台詞を何度真似した事か(笑)。
それくらい自分の中で思い入れが強い作品であり、今回のリメイク版に対するハードルも自然と高くなりました。
(余談ですがシリーズとしては「2」までと言う認識を持っています)



まず結論を言いますと。
リメイクとして今回の『ロボコップ』は、充分に面白い作品だったと思います。
同じくヴァーホーベン監督のSFアクション映画の傑作『トータル・リコール』、アチラも先にリメイクされました。
アチラはヴィジュアルはカッコ良いですが、決定的に「何か」が欠けた凡庸なリメイクだったとしか言えません。
本作はリメイクとして、非常に秀逸な作品となっていると思います。



今回新たに、ジョゼ・パヂーリャ監督を迎えてリメイクされた本作。
オリジナルにあって重要な要素である暴力・残酷・悪趣味・グロ描写を、実にマイルドにまとめる手腕と演出は巧み。
ある意味、悪趣味&グロ描写に関してはブラックな笑いに昇華している点ではエグい。
更に物語の根底にある社会批判と政治的メッセージも、リメイク版でも物語の展開に導入していたのは良かったと思う。
あとオリジナルのテーマ曲を使ってくれたのも、個人的には大きなポイントです。
しかし…幾つかの明確な不満があるのも事実。
ソレが解消されていれば、今回のリメイク版もオリジナルに匹敵する新世代の傑作と言える可能性もあったので残念です。


(注意:以下ネタバレ気味です!!)




問題点として、まず指摘したいのは…。
物語の展開として「明確な敵役が不在だった事」が挙げられます。
結局、一体誰が悪かったのか?!
ソレが様々な要素をコンパクトに凝縮した本作にあって、焦点をボヤケさせてしまっているのが惜しい。
その事によってマーフィとその家族を襲う悲劇や、ロボコップとしてのヒロイックな活躍が弱まっている。



予告篇を観た段階では、自社の目的の為に優秀な刑事だったアレックス・マーフィを事故に見せかけ重傷を負わせた黒幕。
ソレを仕組んだのはデトロイト市警と癒着していた、オムニ社の社長レイモンド(演:マイケル・キートン)かと思ってました。
しかしアメリカ本土にロボットを売り込む野心をレイモンドは持っていても、そこまで極悪非道な事をやった訳ではない。
あくまでもマーフィを「人間」ではなく、会社のPRの為の「商品」という認識しか持っていない冷酷さはありましたが。
「商品」という要素では、オムニ社の重役達も利益の為なら手段を選ばない非情さも今現代の「巨大企業」として表現されていた。



では「ロボコップ計画」にあって、マーフィを改造した張本人であるノートン博士(演:ゲイリー・オールドマン)。
自身の知的好奇心の為なら、人の生命に尊厳や倫理的な一線を乗り越えるマッド・サイエンティスト…って訳でもない。
最初から兵器の開発には否定的だが、自身の研究資金の為に嫌々レイモンドに従っている感じは漂っている。



しかしレイモンドの命令により、マーフィの「感情」を奪う脳手術を躊躇する事なくやってしまう。
その一方ではマーフィと家族の事を心配し、自身の予想を上回るマーフィの行動(機械でも抑制出来ないに感情)に次第に魅了されていく。
終盤では、反旗を翻したマーフィの味方になっている。
自身の研究への探求心と共に、一方では人間としての良心の呵責も持ち合わせていました。
ゲイリー・オールドマンを起用しながら、ソレが逆に今一つノートンというキャラも中途半端な印象になっている。
ノートン博士に関しては、最初からマーフィの立場に同情的で理解があるキャラならより生きていたと思えます。



その中で悪役らしいキャラとして映えるのが、オムニ社軍事顧問であるマトックス(演:ジャッキー・アール・ヘイリー)。
中東等の最前線の“現場”に立つ、ゴリゴリの軍人上がりのマトックス。
彼は明らかに最初からマーフィを見下し、「ブリキ男」と侮辱している。
だが実戦訓練によって、マーフィに負けた事を逆恨みしている。
己の意志で行動し出したマーフィを快く思わないレイモンドの命令を受け、彼は嬉々としてマーフィの“破壊”を企む。
確かにクライマックスでマーフィの強敵となるが、その決着は決して両者の間で付く訳でもないから何のカタルシスも無い。



この「誰が黒幕なのか?(マーフィの運命を狂わせたのか?)」と言う不鮮明さが、物語をドラマチックに展開させない。
それによってオリジナルのラストにあった、観る側が持つ爽快感が生まれないのが致命的。
本作を巡り様々なトラブルがあったと聞きますが、ソレが先に挙げた問題につながっていると推測出来ます。
言ってしまえば、本作で一番悪いのはマーフィを裏切っていたデトロイト市警の同僚と上司。
マーフィが自らの捜査で犯罪組織を壊滅させ、癒着していた同僚や上司を射殺したのが一番のクライマックスとなってしまう。



オムニ社の目的を離れ、自分の意志を持ってしまったマーフィが邪魔となりを排除する事を決定したレイモンド。
彼を追ってオムニ社に殴り込みに行くマーフィだが、先の挙げた「黒幕は誰か?」という焦点が弱いので盛り上がりに欠ける。
いっそレイモンドがデトロイトという街を、自らの「商品」をテストする為に裏から全てを仕組み牛耳っていたと言う設定なら素直に燃えた筈。
確かにクライマックスのED-209とのバトル・シーンはカッコ良かったが…。
それ故に、エンディングも今一つスッキリしない後味の悪いものになっているのが痛い。
みのもんたの様な、保守的かつ扇動的なTV番組の司会者であるノヴァック(演:サミュエル・L・ジャクソン)。
彼による「アメリカ万歳!」の演説だけが、妙に皮肉を込められており強烈な印象を残す結果となってしまっている。
しっかり「Mother Fucker!」と決めてくれますが(苦笑)。



ただデザインを含め、リメイク版のロボコップは文句無しでカッコ良かった。
最初はメタリックなシルヴァーから、ブラックになったルックスも良い。
オリジナルと異なり、俊敏かつシャープなアクションも良い差別化につながっている。
2丁拳銃なのもグッと来る。
そして闇夜を、漆黒のバイクで駆け抜ける姿も最高にクール。
あと抑制されていた感情が、「息子」という存在によって自身の感情を取り戻す描写も良い。



今回マーフィを演じたジョエル・キナマン。
妻とのPC越しの会話シーンはあまりに切なく、本作のロボコップと言うキャラがよりエモーショナルだという印象を与えます。
その哀しげな眼差しと、感情が消え失せロボコップとして活躍する時のギャップが観る側の胸を締め付けます。
ある意味、オリジナル以上にこのリメイク版はハードボイルドな雰囲気が満載だったのもポイントとも言えます。



まぁ~文句をタラタラ言いましたが…。
充分に面白い映画に仕上がっていると思います。
今ハリウッドの何かと厳しい規制の中で、ここまでヴァイオレンスで硬質な感覚を持つ作品に仕上げた事は評価出来ると思います。
個人的には滅茶苦茶楽しめました(笑)。



多分ソフト化されたら、家で何度も観る作品かと個人的には思っています。
オリジナルを観た事が無い方は、本作を観ると強烈な衝撃を受けるかと思います。
オリジナルが大好きな方は、是非リメイク版と見較べて欲しいと思います。

「生きていようが死んでいようが、貴様を逮捕する!」

「悪魔の歌姫」から「青い髪の怒れる歌姫」へ

2014-03-22 00:05:59 | 音楽
あのARCH ENEMYから、“悪魔の歌姫”ことアンジェラ・ゴッソウが脱退しました。

脱退の理由は、バンドやレコード会社のHPにある。
彼女はARCH ENEMY自身が所属するマネージメント会社の社長であり、バンドの看板シンガーとマネージメントを兼業して来ました。
しかし彼女自身、その兼業に限界を感じたのか「マネージメント業に専念する」というのが脱退理由でした。



ARCH ENEMYというバンドの「看板」と言うだけでなく。
彼女の存在は、もはやメタル界にあって一つの「アイコン」となっていた言っても過言ではない…と思います。
バンドやアンジェラ自身にとって、今回の“決断”は非常に重大なものだったと思えます。



アンジェラ自身のコメントを読むと…。
バンドから脱退し、バンドのマネージメント業に専念しバンドをサポートする事。
そして今回の脱退が、事実上の「引退」である事も良く判りました。
でもARCH ENEMYのファンとして。
正直、アンジェラの脱退と引退は物凄くショックなのは事実です。
ただ驚いた事に、アンジェラは自身の「後継者」を既に指名していました。
更にバンドも、その新体制で既に動き出している事実に再び衝撃を受ける事になりました。



アンジェラから自身の後継者として指名されていたのは、アリッサ・ホワイト-グラズ。
そう、あのTHE AGONISTのシンガーです。
THE AGONISTとしての活動だけでなく、最近ではKAMELOTのツアー・メンバーとしても活躍しています。
彼女はデス・グロウルだけでなく、クリーン・トーンでも見事な歌唱力を誇る逸材です。
更に、ルックス・スタイル共に抜群でもあります(笑)。
コレには本当に驚きました。
ただ彼女自身、THE AGONISTを脱退する気は無かったようです。
しかし他のメンバーから2つのバンドの“掛け持ち”を快く思われなかった様で、結果的には「解雇」された模様です。
THE AGONISTも、早々に後任となるシンガーの加入を発表したのも更に驚きです。
これだけの大きな「人事移動」が、極秘裏に動いていたのも驚異的でもありますが…。



そして衝撃の新体制発表と共に。
6月4日に日本で世界最速リリースとなる、バンドとして9枚目のアルバムとなる最新作『War Eternal』。
そのアルバムから、タイトル・チューンである“War Eternal”が公開されました。
この曲を聴いて、様々な複雑な思いは吹き飛びました。
もう何処から聴いても、ARCH ENEMY以外の何者でもない素晴しいナンバーです。
前作のツアーで、再脱退したクリスの後任であるニック・コードル (G)も実に良い。
正に新生ARCH ENEMYのスタートを飾るのに相応しいナンバーでした。
一説では最新作『War Eternal』において、アリッサのクリーン・トーンは“封印”されていると言われます。
それは非常に勿体ないと言うか、ホンマに「宝の持ち腐れ」。
以前、バンドのリーダーであるマイケル・アモットがVoのクリーン・トーンに関して。
「エクストリーム・メタルに相応しいとは思わない」と、否定的なコメントを出していたのを記憶しています。
とは言え過去にクリスくんがアルバムでクリーンVoを担当したり、近作ではコーラスでしっかりクリーン・トーンが導入されていた事実があります。
さて『War Eternal』は一体どんなアルバムに仕上がっているのか?!
ファンとして、そのリリースを指折り待っていたいと思います。




PS:新しい道を歩み始めたアンジェラの未来が、より幸福で実り多いものである事を心から願っております。

「自分の愛する者、そして守りたいものの為に」

2014-03-21 12:12:52 | 映画
ブログの更新が滞ってしまいました。
ただ単に、新しい仕事が滅茶苦茶多忙だったんです(苦笑)。
書きたいネタは一杯あったものの、ブログを書く余裕すらありませんでした。
まぁ~ちょっと落ち着いたので、久々にブログを書きたいと思います。
まず、やはりこのブログで追っているレジェンダリー版『ゴジラ』から!



やっとワーナー側が本気でプロモーション活動に入った模様です(微笑)。
怒濤の勢いで劇中フォト、新ポスターを公開しています。
上にUPしたのも、ワーナー側がリリースした新しいポスターです。
昨年の『パシフィック・リム』は、明らかにプロモーションに失敗した部分が大きいです。
しかし、今回はしっかりと「夏休みの超大作」として堂々としたプロモーションを展開中で安心しました。
あと以前にも言った、NECAが発売するレジェンダリー『ゴジラ』の12インチ・フィギュアのサンプルが発表されました。












さすがNECAです。
見事に作り込まれています。
既にネットでは、低年齢層向けのフィギュアのサンプルが出回っています。
コチラはお子様向けではなく、「大人向け」のフィギュアです。
12インチだけでなく、7インチ・サイズもリリースして欲しいです。
あと日本の本家バンダイ、どんな商品をリリースするか楽しみです。



そして、コチラがレジェンダリー版『ゴジラ』のヴィジュアル・ブックの表紙。
そのタイトルも『Godzilla: The Art of Destruction』!!
以前から発表されていた仮ジャケットではなく、コチラがリリース版です。
アチラでの発売は5月。
日本で発売される事を期待したいです。
ただ…「パシフィック・リム」みたいに限定3,000部リリースとかは止めて欲しいのが本音(爆)。
日本語翻訳版がリリースされないなら、Amazonでアチラ版を買うまでですが…。



コチラはゴジラの“敵”となるMUTO。
コミコンやイベントで公開された映像、そしてTOY関連からのネタバレで作られたファン・アートです。
従来の「怪獣」のデザインよりも、何か「エヴァ」の“使徒”っぽい姿です。
見方によってはガイガンやメガロっぽい感じもします。
ギャレス・エドワーズ監督もデザインに関して、かの『スターシップ・トゥルーパーズ』を引き合いにだしました。
何故か妙になっとく出来てしまいます(笑)。
更に様々な形態が存在すると言われるMUTO。
これまでの「ゴジラ」シリーズにおいて、その存在は斬新かつ強烈な怪獣になる可能性も高まりました。
ゴジラ同様に「古代から存在した存在」と言われますが、やはりゴジラ以上に“異形”の存在になりそうです。



そして新しい予告篇も公開されました!
相変わらず肝心のゴジラやMUTOの姿は「チラ見せ」程度ですが、またまた新しいカットが満載です!!
この予告篇を観ると、今回のレジェンダリー版『ゴジラ』が持つある側面が良く判ります。
ソレが自然災害であったり、放射能の脅威と言う日本にとっては深刻な問題を孕んでいる事です。
本作で重要なキャラである芹沢博士を演じる渡辺謙。
本作の出演オファーを快諾したのも、今も日本に深刻な被害を与える問題に向き合っているからとコメントしました。
更には絶望的な状況にあって、主人公フォードは自分の愛する者や守るものの為に死地に赴く悲壮感も漂っています。
怒濤の勢いで迫るレジェンダリー版『ゴジラ』、次はどんな手で攻めて来るか興味深いし、このブログでも追い掛けて行きたいと思います。




◎3/23追記
レジェンダリー版『ゴジラ』、その全身が明らかになりました!
何でも宣材用のポスターらしいですが、ここまで正面を向いたレジェンダリー版『ゴジラ』の鮮明な姿は初めての露出では?!
こうして見ると、間違いなく日本人が思う「ゴジラの姿」であるのは間違いないです。
ルックス的に歴代のゴジラと比較すると、一番近いのは8 4年版ゴジラでしょうか?
以前より思うのですが、やはり胸のデザインが非常に特徴的です。
早くコレが暴れ回る姿が観たいです!!



Juliet

2014-03-09 23:55:59 | 雑談
私事で恐縮なんですが…。

実は、ここ数ヶ月本当に色んな事がありました。

正直、あまりにいろんな事があり過ぎてしまったのが本音。
心身共に、もう擦り減らしてしまい自分自身が限界になっていました。
その結果、悩んで悩んで自分が出した「答え」。
それが「仕事」を変えると言う選択でした。
正直に言えば、もう他の選択肢なんて自分には無かったです(苦笑)。

今まで自分が一体何をして来たのか?
そして自分がやっていた「仕事」に、自分の生命を削るような激務に相応しい価値はあったのか?!
ようやく落ち着いた今言えるのは、自分が情熱を持って全身全霊を捧げた「仕事」。
精神や生命を削るような激務であっても、自分がその「仕事」が出来た事を逆に誇らしいと思っている事実です。
そう、僕は自分の「仕事」を心から愛していました。
理不尽な事や辛い仕打ちに裏切り、それによって僕自身が傷ついたのも事実です。
同時に、これは一生の『自分の財産』となる方々との出逢いや様々な経験を積みました。
傷つき、自信を無くし、将来を悲観して荒れてしまっていたのも事実です(自嘲)。

このまま墜ちて行くのか?
それとも、ソレが更に辛くシンドい事であっても「新しい道」を捜すのか?!
ただ答えは考える事も無く最初から出ていたと思います、後者です。
どんなにボロボロになっても、また何かに失望し裏切られる事があっても僕はこの「世界」で生きて行くんだと痛感しました。
言うても、もうそんなに若くないです(自嘲)。
しかし救いとなっているのは、この「世界」にあって自分を新しい“道”を照らしたのも。
そして、自分がこの「世界」で再び仕事をする決意となったのも。
今まで自分が得た「財産」と言っても良い、これまで出会った方々との大切な“出逢い”や“経験”があったからだと思います。
僕みたいなヤツは、この「世界」において実戦経験だけでラッキーにも生き残って来た“傭兵”みたいな存在です。
そこには何の肩書きや自身の確固たる地位がある訳でないし、ちゃんとしか戦い方も知りません。
ただ自分の本能や勘、それによって今まで何とか生き残って来ただけの話です。
しかし様々な方々との出会いが、自身の“傭兵”の様なキャリアと経験が今回は自分に新たな「道」を示してくれました。

自分の「選択」が正しかったのか?
また、自分の選んだ「新しい道」が本当に自分に合っているのか?
正直に言えば、本当に未知数です。
本音を言えば、不安ばっかりと言えます。
ただハッキリ言えるのは、今まで自分が知らぬ間に他との兼ね合いで身動き出来なくなった「自分自身への束縛」からの解放。
そして、今までとは違い「全く新しい事を始める」という大きなメリットの方が大きいです。
同時に、今まで以上に自分にかかる負担は増加する可能性も高いです。
今、コレだけ言えるのは『心機一転しての再スタート』という現実。
この先に何が待ち構えているか判りません、下手すれば以前よりも更に困難な事態に陥る事態も考えられます。
とは言え、今はポジティヴに上を向いて前進して行こうと思っています。
より「綺麗な青い空」を、もう一度見る為に…。
僕はこれまでの事をリセットして、そこから新しい事を積み上げて行く事を決意しました。

ほんで、何故この曲?って訳ですが(笑)。
その昔、僕がまだまだ若かった頃の話。
新天地に向かう僕に、当時の友人がこの曲のレコードをプレゼントしてくれました。
率直に「何で?」と言う僕の問いに、友人は「自分の好きな歌やから」としれっと答えました。
今でも、この曲は大好きです。
自分の人生に訪れた、多分最も大きな「転機」となる今。
友人が僕に送ってくれた、この曲が僕に勇気を与えてくれます。
未来は先行き不安で、実に不透明です。
ただ今までの繰り返し、自分の出来る事を繰り返して積み重ねて「道」を切り拓きたいと思っています。



無邪気にほほえむ
きみが好きだった Juliet
幸せ願って
涙を流した Juliet
ふれあうだけで
他には何もいらなかった

闇ナベみたいな奴ら?!

2014-03-08 17:51:38 | アニメ・コミック
『銀の匙』、最新刊である11巻を読む。

季節の移り変わりと共に、物語は一つの“区切り”を迎えます。

相変わらず微妙な八軒くんと御影ちゃんの関係も笑えます。
それに悪態をつきつつ、巻き込まれる(サポートする)友人達の姿は微笑ましい。
更にやっと復活したものの、その存在が「歩く災い」と化した大川先輩も笑えます(でも彼の未来は心配:苦笑)。

あと自分の「将来」について悩み続けた八軒くん。
遂に、その“ヒント”を掴み動き始めます。
その姿は、一年間で様々な経験を積み1人の人間として逞しく成長して来た証拠だと思います。
それを最も象徴するのが、あの父親・数正との対話ではないでしょうか?

ある種、異様な“殺気(威圧感)”を放つ父。
マロン号や御影ちゃんは、「目をそらすと殺される」と恐怖します(笑)。
そんな父に怖れを抱く事なく、自分の意見を目を見て主張する八軒くん。
自身のダーク・サイドの大きな一因だった父・数正、そんな父としっかり向き合っている彼に強さを感じました。

更に言えば、父・数正。
その威圧感や一見すると冷淡な言動による印象を持たれるが、実は息子の事を本当に気に掛けて心配しているのも判ります
(しっかり下宿先に挨拶に訪れ、そこでの新生活を心配している→以前過労で倒れた“前科”が八軒くんにはある:苦笑)。
そこで息子の確かな成長と決意を感じ、「本気には本気で返す」と言う発言につながったと思います。

エゾノーの皆は2年生に進級。
新たな生活の始まりを迎えるのと同時に、「銀の匙」と言う物語は新たなストーリーが始まります。
今後、“先輩”となる八軒くん達がどんな物語を繰り広げるのか楽しみです。


「あと2年、本気でやるから見てて欲しい。」

「シカゴを忘れるな!!」

2014-03-05 23:22:52 | 映画
何かとバタバタしてまして。
本当は、もっと早く本作に関する事を語りたかったのですが…(苦笑)。
そんな中、早くも『トランスフォーマー:ロスト・エイジ』の正式な予告篇が公開されました。
アレ? マイケル“爆発”ベイ師匠、今回はかなり従来のシリーズを予想以上にイジってくるのが判りました。
先に公開されたTV-CMとは違い、この予告篇はより本作の内容に切り込んで来るモノです。



物語として、あの3作目である「ダークサイド・ムーン」から繋がるのが本作かと思われます。
なるほど、かつての主人公だったサム達が本作から外れるのも納得。
あの作品で繰り広げられたトランスフォーマー達の裏切りと殺戮、それが重要な「鍵」となっていると思われます。
人類の味方だと思っていた、我らが「オートボット」(政府はその存在を危険視していましたが)。
しかし、そこから人類の滅亡を招くような“裏切り者”が出て来てしまったのは事実。
それが「シカゴの大惨事(大虐殺)」を招き、結果として人類側に「トランスフォーマー達は危険な存在」と言う認識を与えてしまったと推測出来ます。



あの大惨事を招いた事が、オートボット達やその指導者であったオプティマス・プライムを窮地に追い込み。
「侵略者」と言う認識によって、人類側が“トランスフォーマー狩り”をする事態を招いてしまった。
オプティマスも言いたい事はあれど、人類側の「信頼」を自ら裏切る結果となり自身の贖罪の思いもあって姿を消す事になってしまったのでしょう。
ただ時間の流れは人類側の思惑だけでなく、地球と宇宙から「新たな脅威」を招く事につながってしまう…。
ソレが『トランスフォーマー:ロスト・エイジ』の本筋かと思われます。
オプティマスの復活、そして「新たな脅威」がどう物語に絡むか注目です。
あと…やっぱりグリムロックは良く言えば「無差別」、悪く言えば「アホ」なキャラ設定なのかと!?
この予告篇でも、オプティマスから文字通りの鉄拳で“調教”を受けているし(苦笑)。
何はともあれ先の前3部作を基本にして、これからの新たなシリーズの始まりと言う作品になるのは間違いないかと思われます。
期待して、新たな情報を待っていたいと思います!!




「質問はただ一つ、オプティマス・プライムは何処にいる?」

異端の「DIO」ファンとして

2014-03-02 18:07:35 | 音楽
朝、ネットのメタル系ニュース・サイトを観てたまげた。

そして次の瞬間、猛烈に何とも言えない感情に襲われた。

それが故ロニー・ジェイムズ・ディオが率いていた「DIO」。
その新しいLive DVD&Blu-rayとして、『Dio / Live In London: Hammersmith Apollo 1993』がリリースされると知ったから。
個人的に、「この時代のDIO」に非常に思い入れがあります。



再結成BLACK SABBATHが結局短命に終わり、ロニーは自身のバンドDIOを再始動させます。
しかし、当時DIOと言うバンドが既にメタル・シーンにあって人気・地位共に低迷し初めていたのは事実です。
そんな状況を打開すべく、ロニーは自身の新たな相棒となるギター・ヒーローの存在を捜します。
ただDIOと言うバンドだけでなく、時代の流れは従来のメタルを「オールド・ファッション」とし始めていました。
更にPANTERAをはじめとする新たなメタル・バンドの台頭や、既に脅威となり始めたオルタナティヴによる「モダン・ヘヴィネス」の波。
ギタリスト捜しは、何人もの候補者は挙れど難航したと言われています。
そんなDIOに加入したのは、他でもない元WWIIIのトレイシー・Gでした…。



そして、DIO史上最もヘヴィかつアグレッシヴなアルバム『Strange Highways』をリリース。
賛否両論ありましたが、やはり「ロニー=様式美」と言う認識がある日本のファンからの拒絶は一番強かったと思います。
このトレイシーの加入により、DIOの多くのファンはバンドが「暗黒期」に突入したと言う認識を持ってしまいます。
それがトレイシーのギタリストとしての評価にもつながり、何故か「歴代最も下手なギタリスト」という烙印まで押されました。
本当にそうでしょうか?!
僕はこの時期のDIOも大好きだったので、ファンとしては「異端」なのかもしれません(苦笑)。
しかし、トレイシーが本当はどんなギタリストだったのか?
前任者達のように、ド派手に流麗な速弾きを決める訳でなく。
ヘヴィで図太い音で、アーミングを多用するノイジーなギター・プレイという印象を持たれるトレイシー。



実は良く聴けば随所で繊細にメロディを弾き、テクニカルな速弾きを披露しています。
そしてリッチー・ブラックモアやトニー・アイオミと言った偉大なギタリストの楽曲も、忠実に再現出来る高い技術も持っていました。
図太くネッチこいギター・サウンドと鋭いリフの構築は、ザック・ワイルドに通じるモノがあったと言っても過言ではないでしょう。
マスコミやファンからどんなに批判されても、ロニーはトレイシーを擁護し続けました。
それはギタリストとして、実に何でも器用に弾ける高い技量と才能を持っていた事を知っていたらだと思います。
今度リリースされる、『Live In London: Hammersmith Apollo 1993』を観れば良く判ると思います。
トレイシーはDIOとして、2枚のスタジオ・アルバムと1枚にライヴ・アルバムを残して解雇されます。
その解雇の理由について、ロニーは「音楽性の問題ではない」と前置きして。
「彼はどんどん太ってしまった、そして突然髪を切り頭を剃り上げてしまった事が私には相応しいと思えなかった。」と言いました。
DIOとしてのキャリアの幕切れが、ロニー自身が拘る「ロックへの様式美」であった事が逆に凄く皮肉ですが…。

その『Dio / Live In London: Hammersmith Apollo 1993』
海外では5月のリリースが決定しています。
個人的には絶対に欲しいソフトです。
多くのファンはこの時期のDIOを忌み嫌っていますが、今だからこそ「再評価」して欲しいと心から願います。





PS:トレイシーがDIO時代に残した珠玉の名曲、アコースティック・ギターの響きが美しいデモ・ヴァージョンで…。