ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

コレが新世紀の“破壊神”か?!

2014-01-26 13:22:58 | 映画
このブログで追っているレジェンダリー版『ゴジラ』。

新しい情報がUPされたので紹介します。
また例によって、映画版のTOY関連からの新情報です(笑)。
前回はリークされたのは、「試作検討品」としての映画版ゴジラのフィギュアでした。
そして今回、また新たにレジェンダリー版『ゴジラ』のフィギュアが紹介されました。







明らかに前回リークされたモノと、今回登場したモノは違いますね。
以前より出回っている「ゴジラ」のデザイン(ソレも正式なモノではないですが:笑)。
今回登場したモノが、最もソレに近いルックスをしています。
基本とも言える、この凶悪な面構えが良いです。
あと身体の模様(胸部から腹部)の色が違うのも、レジェンダリー版『ゴジラ』の大きな特徴かと!?
映画に登場する「ゴジラ」はコレに近い姿であり、コレが商品化されると推測出来ます。



アチラのファンからは概ね好評ですが、やはり「背びれが短い(トゲトゲしくない)」と言う指摘が多いです。
ただコレが一般市場に出回る、児童も対象とした商品と考えた場合。
背びれの刺や爪は安全性を考慮したら、やや背びれや爪の小さいヴァージョンになるのも仕方ないと思われます。
これが「15歳以上」対象の商品となると、より背びれと爪の大きい劇中の「ゴジラ」に近いモノが商品化されると思います。
先日、かの「SIDESHOW」社がライセンス契約したのを発表しました。
あと当然ながら、日本の大手メーカーからの商品化も決定しています。
そちらにも期待したいです。



あと他の情報を幾つか紹介します。
映画公開に、グラフィック・ノベルのリリースが決定しました。
タイトルは『Godzilla: Awakening』となっています。
タイトル通りであれば、その内容は映画版の“前日譚”になるのは予想出来ます。
日本でも翻訳版はリリースされるでしょうか?!
あと信憑性は確かではないですが、現地で2月7日に何らかの情報が公開になると言われます。
それが新しい予告篇なのか、オフィシャルな形での本作に関する情報解禁なのかは不明です。
しかし全米公開が5月16日である事を思うと、そろそろ本格的にプロモーション活動を活発化させると思われます。
2月2日には、北米での一大イベントである「スーパー・ボウル」が開催されます。
そこでCMとして、夏に公開される各映画会社の超大作の予告篇が続々と公開されます。
レジェンダリー版『ゴジラ』は、その「スーパー・ボウル」で新たな予告篇を公開するかに注目です。
このブログでも、レジェンダリー版『ゴジラ』を継続して追い続けたいと思います。

鋼鉄の侍魂、そして鉄壁の守護者

2014-01-25 14:51:48 | 趣味
まだまだ当ブログにて猛プッシュ継続中の『パシフィック・リム』。

NECA社からリリースされている、アクション・フィギュア・シリーズ。
その待望の『シリーズ3』、その試作品がUPされたので紹介します。
今回にラインナップは「コヨーテ・タンゴ」と「チェルノ・アルファ」、怪獣側は「アックスヘッド」となってます。



本作を観たファンの中で、イェガー・シリーズの中で最も人気が高い「チェルノ・アルファ」。
そして劇中での登場シーンこそ少なかったものの、作品では非常に重要な役割を持っていた「コヨーテ・タンゴ」。
『パシフィック・リム』のファンにとって、発売前から人気が高いアイテムとなってました。
まずは一番人気の「チェルノ・アルファ」…。



先にのシリーズの問題点として。
そのスタイルの忠実な再現に反して、フィギュア自体の可動範囲の狭さを挙げるファンが多かったです。
この「シリーズ3」は、その部分が改善されているのは設計図を見た時点で判りました。
そして「チェルノ・アルファ」。
ホンマにカッコ良いです!
映画から、そのまま飛び出したようなルックスです!!
しっかりアーム・パンチ機能も再現されています。
今にも「ハンマー・パワーだ!」というアレクシスの叫びが聞こえてきそうです。



そして「コヨーテ・タンゴ」。
今回、公開された試作品を見て一番ビックリしたのはコレです。
シルバーのカラーリングと、赤いラインが効いてます。
ある意味、最もヒロイックなデザインなルックスかと思います。
ストライカーよりも、「日本のアニメ」からの影響が最も出たイェガーではないでしょうか?!
もう滅茶苦茶カッコ良い!!
劇中ではマコの視点だったので、良く判らなかった東京での「オニババ」との戦い。
小説版では、そのヒロイックな戦い方が描かれているだけに本作にもそのシーンが登場して欲しかったです。
ヤバい…かなり欲しくなって来ました(苦笑)。



そして怪獣側。
人類への“最初の刺客”となったアックスヘッド。
オープニングで観る側に強烈な印象を与え、『パシフィック・リム』という作品がどう言う作品かを雄弁に語ってくれました。
コミック版『パシフィック・リム:イヤーゼロ』にて、その凄まじいまでの暴れっぷりが判ります。
先のイェガー・シリーズもそうですが、このアックス・ヘッドも素晴しい造形です。
コレで「カテゴリー1」だったんよね…。
あの作品において、人類と怪獣の戦いがいかに壮絶なものだったか判ります。



今や『パシフィック・リム』という作品を象徴する怪獣となった“ナイフヘッド”
この「シリーズ3」では“バトル・ダメージ版ナイフヘッド”での登場。
勿論、コレはオープニングにおけるジプシー・デンジャーとの「アラスカの悪夢」をイメージしていると思います。
今となってみれば、このナイフヘッドとジプシー・デンジャーとの激突から全てが始まったと言えます。
『パシフィック・リム』という作品が、どれだけ衝撃と絶大な影響力を持っているか判ります。



ちなみに「ダメージ・ナイフヘッド」は新規造形(!)。
大きさも先に発売されたヴァージョンよりも、一回り大きくなっています。
さすがはNECA社と言うか、その拘りは半端ではないのが判ります。
この完成度の高さには感服するばかりです。
一説では、今回で『パシフィック・リム』の7インチ・フィギュア・シリーズは「一区切り」と言われています。
まぁ~ライセンス契約はあるので、今後も何らかの形でアイテムはリリースされるかと思いますが…。
せめて本作に登場したイェガーや怪獣はリリースして欲しいです。
イェガーならば、ロメオ・ブルー、ターシット・ローニン、ホライゾン・ブレイブ。
怪獣ならば、陸・海・空と主人公達を窮地に追い込んだオオタチ、ラス・ボスの巨大なスラターン等…一杯ある。
今後のシリーズ継続を希望します。
あと以前から噂になっている、日本のメーカーからの商品化にも期待したいです。
とは言え、自分の財政状況もかなり危機的状況に陥る事になってしまいますが(自嘲)。


※1/27追記:NECA社は「パシフィック・リム」のシリーズ継続を発表しました、次は一体何が来るか興味深いです。

Plagues Of Babylon/ICED EARTH

2014-01-22 11:17:37 | 音楽
我が心から愛するヘヴィ・メタル・バンド、ICED EARTH。
スタジオ・アルバムとして通算11枚目となる、最新作『Plagues Of Babylon』を聴いた。



バンドのリーダーであるジョン“信念の男”シェイファー(G&Vo)。
以前より本作に関して「バンド史上、最もブルータルなアルバムに仕上がっている」と語っていました。
そして今のICED EARTHにおいて、最も重要な存在であるステゥ・ブロック(Vo)。
シンガーとして加入して2作目の本作を、彼も「HeavyでEvilなアルバムだ」と力強く語っていました。
もう日本盤の発売を心待ちにしに、やっと聴いた本作の感想ですが…。



いや~本作も最高にカッコ良いメタルが満載のアルバムに仕上がっています!
文句無しで傑作です!!
前作『Dystopia』が新たなバンドの最高傑作とも言える作品だったので、実際に聴くまで少し心配でした(苦笑)。
しかし、そんな心配は杞憂に終わりました。
ジョンやステゥが言う様に、サウンドとしては確かに前作よりも非常にヘヴィかつアグレッシヴになっています。
ギター・リフが、初期の頃のようなスラッシュ/パワー・メタル的だったりします。
“Plagues Of Babylon”や“Democide”、“Among The Living Dead”と言ったナンバーはそう言えます。
その一方でツイン・ギターが勇壮なメロディを奏で、より雄々しくドラマチックな楽曲が多いです。
“The End ?”、“Cthulhu”はICED EARTHらしい劇的な展開を聴かせるナンバーに仕上がってます。
ドラマチックな楽曲と言っても、長尺な楽曲になる訳でなく「程よいバランス」でまとまっているの大きな特徴かと思います。
更にステゥとジョンに加え、ゲストのラッセル・アレン(SYMPHONY X)やマイケル・ポールセン(VOLBEAT)が唄う“Highway Man”。
キャッチーながらも、このバンドらしい男臭さと暑苦しさの極致とも言えるカバー・ソングになってます(笑)。
サウンドの変化として、本作のレコーディング作業をドイツで行った事も大きく影響しているかと思います。
バンドの本拠地フロリダではなく、新たにドイツで行った事はバンド内にまた新たな変化を呼ぶ事に成功しています。



そして何と言ってもステゥ・ブロックの「歌」です。
前作では、良い意味で前任者達の歌唱をなぞる様な形で自身の歌唱力の高さを披露していました。
しかし、長いツアーやジョンとのパートナーシップにより、ステゥ自身の「声」がバンドの看板となっています。
前作を聴けたようなグロウルや、強烈な超高音での歌唱やスクリームは控え目(でも随所で炸裂するのがツボを得ていて嬉しい:笑)。
より力強い、中低音域での歌唱と歌が本当に素晴しい。
そして彼の唄うメロディが実はキャッチーで親しみ易く、ヘヴィでスラッシーな楽曲において更にソレが際立って来る。
“The Culling”や“Resistance”、そして“Parasite”と言ったナンバーはヘヴィながらキャッチーなコーラスが良い
ただ雄々しくパワフルに唄うだけでなく、“If I Could See You”や“Spirit Of The Time”と言った叙情的なバラードでのエモーショナルな表現力も良い。
特に“If I Could See You”、昨年お母様を亡くしたステゥの魂を揺さぶるような歌には聴いていてグッとなる。
この切なく生々しいまでのエモーショナルさは、ステゥがバンドに持ち込んだ要素かと思います。
スラッシーかつ攻撃的に攻めて来る楽曲から、ドラマチックな展開する楽曲、そして哀愁漂う叙情的なバラードまで。
バラエティ豊かな楽曲を何でもこなせるのも、バンドにステゥ・ブロックという強力な“武器”がある事が大きい。
本当に素晴しいシンガーだと思う。



本作は前作以上に、ギターに重点が置かれているのもポイント。
リード・ギターのトロイ・シールの存在が効いている。
今まで派手さは無いものの、ツボを押さえた「カッコ良いギター・ソロ」を弾いて来た。
しかし、本作ではトロイは思う存分弾きまくっている。
Liveにおいて彼はかなりのテクニシャンであるのは、さり気なく挿入されるアドリブのソロで判っていた。
ここまで弾きまくっているのは、それだけバンド内の状態が良いと言う現れかと思う。
ジョンの剃刀の如き鋭利なギター・リフは相変わらず最高であり、トロイとのメロディアスなツイン・ギターも楽曲に映えている。



前作のツアーよりバンドに加入したルーク・アップルトン(B)。
今までのICED EARTHはレコーディングに関して、Vo・Dr以外はジョンがやってしまう傾向があった。
本作は久々に“バンド”としてレコーディングした様なので、ルークもアルバムの大半でベースを弾いてると思われる。
ジョンが弾くベースと違い、ピッキングで重低音で唸る様な激しいベースはルークのプレイだと思う。
メンバー同士の信頼と結束、今ICED EARTHはバンドとして新たな黄金期を迎えていると言って良いだろう。



素晴しいアルバムです。
こんなにもカッコ良いバンドなのに…。
こんなに凄いアルバムなのに…。
ここ日本での彼らの認知度と人気の低さがファンとしては嘆かわしいです。
何か「地味」という印象を、日本の多くのメタル・ファンは持っているかもしれません。
しかし、このバンドをしっかり聴いてもらえば「地味」という言葉は消えるかと思います。
本作も素晴しい傑作です。
多彩なゲストも迎えているので、多くのメタル・ファンがICED EARTHというバンドを知るキッカケになって欲しいです。
男臭いながらも、哀愁が漂うドラマチックでカッコ良いメタルを演っているバンドはそう多くはないです。
是非、本作『Plagues Of Babylon』を聴いて、ICED EARTHと言うバンドに触れて欲しいです。
超オススメ!!




全てを掃討した後、俺たちは墜ちて行く
そして再び蜂起する時には、更におぞましい存在となっている
死者を奴隷とし、それを駒として戦う



やがて“ヤツ”は浮上する
あまりに多くの生命を奪い、空気を浸食しながら
やがて人類は絶望するだろう
壁に刻まれた碑文
「クトゥルフの喚び声」を聞くがいい

WICKED ALLIANCE

2014-01-17 18:08:10 | 音楽
伝説的なギター・ヒーロー、ジェイク・E・リー。

ジェイク自身が結成したバンド、“RED DRAGON CARTEL”でメタル界に復活したのは本当に喜ばしい。
オジーのバンドを解雇となり、かのBADLANSを結成したのは既に25年以上前の事。
BADLANDSが解散してからはソロやアルバム・セッションに参加しつつも、シーンの表舞台からは姿を消していた。
否、正確に言ってしまうと「引退」状態にあったと言っても良いだろう。
そのジェイクがシーンに復活し、アルバムのセールスも好調で早々に7月の来日公演も決定した。
ファンとしては喜ばしいが…。



多くのファンはRED DRAGON CARTELの結成を祝福している。
しかし、個人的にはジェイクのファンだから故に複雑な気持ちもあるのが本音。
かのBADLANDS解散後、ジェイクが結成したバンドはRED DRAGON CARTELだけではない。
BADLANDS後、実はジェイクはすぐに新しいバンドを結成している。
それが他でもない、今日紹介したい「WICKED ALLIANCE」。



ジェイクのファンの方は多くは、このバンドの存在をご存知でしょう。
そしてアルバムが完成したものの、バンドが空中分解してしまった事が良かったと思っているファンも多いかと思います。
何故そんなにネガティヴな印象を持たれるのか?
多分、このバンドのシンガーが他でもないマンディ・ライオン(WWIII)だったから。
ジェイクのファンは、ジェイクにはマンディの“超個性的”な声と歌唱は「相応しくない」と思っているでしょう。



ジェイクのファンである僕は、同時にマンディのファンでもあります(笑)。
BADLANDS解散後、ジェイクがオジー期の様なヘヴィなサウンドに回帰する為にWICKED ALLIANCEを結成しました。
その相棒となるシンガーに選ばれたのが、他でもないマンディ・ライオン。
以前から何度も取り上げていますが、WWIIIのアルバムにハマった僕にとって2人のコラボは正に「ドリーム・プロジェクト」でした。
幾つかのLIVEをした後、バンドはすぐにアルバム・レコーディングに入ります。
実際にアルバムは完成したものの、その前にWICKED ALLIANCEは解散してしまいデビュー・アルバムは「オクラ入り」となりました。



このWICKED ALLIANCEが解散した原因は諸説あります。
ジェイクが、マンディの「ワイルドなロックン・ローラー」さに嫌気がさした。
バンド結成時(94年)、アメリカのロック・シーンは「グランジ&オルタナティヴ・サウンド」が席巻していました。
その影響により、本拠地アメリカで思った様に活動が出来なかった。
一方では、ジェイク自身の健康問題が悪化した説もあります。
しかし、今となっては真相は闇の中。
ジェイク(とその周辺)はこのバンドを「無かった事」として考えている様ですが、マンディはそうではないと言うのがポイントかと思います。
かつてマンディのHPに挙った数曲を聴いたのですが、コレが滅茶苦茶カッコ良かった。
マンディは例によって歪み濁った「怪獣声」で唄いスクリームしてます、確かに好き嫌いがハッキリするタイプのシンガーです。
BADLANDS時はブルージーなプレイだったジェイクは、かつての様に華麗かつド派手に弾きまくってます。
もし、仮に幻のデビュー・アルバム(『Twisted Beauty』という仮タイトルが付いていた記憶があります)がリリースされていたら?!
それこそ日本のファンからは「あのジェイクが帰ってきた!」と歓迎されていたのでは?…と思います。



「もしも?」と言い出したらキリが無いので止めます(苦笑)。
ただ、彼らと最初に契約したレコード会社は日本のポニー・キャニオンでした。
当然、アルバムの音源はポニー・キャニオンに存在するのかと思います。
ジェイクが新しくRED DRAGON CARTELを発表した今こそ、幻となったWICKED ALLIANCEも発表して欲しいと願ってしまいます。
そんなジェイクのファンは、僕を含めて圧倒的に少数派かと思いますが(自嘲)。
貴重な音源がマンディ自身によってYOU TUBEにUPされているので紹介します、是非聴いてみて下さい。
ちなみにWICKED ALLIANCEのDr、何と現KORNに在籍するレイ・ルジアーです。
非常にメタルらしい、手数・脚数の多いテクニカルなプレイが聴けます。
何はともあれ、ジェイクのメタル・シーンへの復帰を心から祝福したいと思います。




PS:マンディ、そろそろWWIIIの新しいアルバムをリリースしてください!!(祈)

迫り来る“破壊神”の脅威

2014-01-14 22:22:22 | 映画
このブログで追っているレジェンダリー版『ゴジラ』。
未だオフィシャルな形での情報公開は少ないですが、色んな情報がボチボチと出て来てます(笑)。
また例によって、今まで挙った情報や噂を整理したいと思います。



アチラのファン・サイトで突如姿を現したのがコレ。
どうもレジェンダリー版『ゴジラ』における、ゴジラのフィギュアの試作品みたいです。
まだ、その全身に関しては謎に包まれているレジェンダリー版『ゴジラ』。
映画版の姿がハッキリしないまま、フィギュア先行でネタバレってのはハリウッドらしいです。



以前、また唐突に児童用ヴィジュアル・ブックの付録(?)のフィギュアがリークされました。
この姿を思うと、明らかに精密かつ精巧に作られているので映画に登場するゴジラもコレに近い姿なのかと思います。
正体不明のフィギュアですが、まだ「企画検討版」らしいです。
やはり先の情報通り、レジェンダリー版『ゴジラ』は日本のソレに近いのが判ります。



あと肝心の作品に関してですが…。
真偽不明ですが、アチラのサイトで脚本のリークがありました。
リークされた脚本が本物なのか?
本物であるならば、フランク・ダラボンがリライトで参加したかも不明です。
その辺りの情報を踏まえて、今回のレジェンダリー版『ゴジラ』が一体どんなモノなのかニュアンスが判ります。
ここ最近流れた噂も交えて、ザッと情報をまとめると…。



・本作の上映時間は90分前後(!!)。。
・1950年代、やはり山根博士の預言通りに次のゴジラが登場する世界から物語はスタート。
・ゴジラに対して、米国とロシアは核攻撃を仕掛ける。
・放射能をエネルギーとする異常な巨大生物の脅威を前に、国家レベルでの研究が極秘に開始される。
・米国とロシアの艦隊をゴジラが襲撃、核エネルギーを摂取した後に忽然と姿を消す。
・南極で、また別のゴジラの死骸が発見される。
・ゴジラの死骸と共に、また別の生物の死骸(または冬眠状態?)も発見される。
・死骸を回収して分析した結果、ゴジラとこの生物は“天敵”の関係にある事が判明する。



・常識を覆す未知の生物を研究(軍事利用?)する為に「MUTO」のプロジェクトが発足。
・放射能をエネルギー源とする生物を「MUTO」と呼称、ソレには雄と雌がいる事が判明。
・雄の「MUTO」は“蜘蛛”タイプ、雌の「MUTO」はメガギラス(?!)に似た昆虫型怪獣。
・雄も強力な武器を持っているが、雌の方が巨大で獰猛かつ凶暴。
・コミコンで公開された予告篇に登場した、あの昆虫型怪獣とは全く別の存在。
・「MUTO」は種として繁殖する為、ゴジラを宿主として産卵しようとする。
・ゴジラと「MUTO」は、劇中で3回激突する。



・本作のゴジラは超巨大、そして無慈悲にして残虐。
・想像を上回る規模で、破壊と殺戮を繰り広げる。
・本作のゴジラは、人類の「エゴが生んだ産物(怪物)」という皮肉な側面が強調される。
・放射能の影響を受けるまでは、大人しい怪獣だったとされる。
・調査中に日本にある神話に基づき、“GOD(神)”を意味する言葉を踏まえ「ゴジラ」と呼称される。
・放射火炎を吐くが、その威力は凄まじい(勿論色も青白い・背びれが発光)。
・放射火炎も強力だが、今回はゴジラの尻尾も強力な武器となる。
・作品としてオリジナルの「ゴジラ」の正統な“続編”である事が判る。
・ゴジラと「MUTO」の戦いは壮絶を極める。



・ゴジラと「MUTO」の激突は、人類を巻き込みながら情け容赦無く展開する。
・あまりに壮絶な戦いは、『ガメラ3:邪神〈イリス〉覚醒』における「渋谷壊滅」の残酷描写を連想させる。
・昆虫型怪獣(複数の形態が存在→「ゴジラVSデストロイア」に似ている)なので、「ゴジラ×メガギラス:G消滅作戦』を彷彿とさせる。
・ゴジラに対して、「MUTO」は番として襲いかかる。
・ゴジラは日本の伝統に則ったキャラとして描かれる(ある意味80年代的→「VSシリーズ」っぽいのか?!)。



・当然ながら軍のゴジラへの攻撃はある。
・ゴジラへの人類の攻撃は桁外れの火力が用いられる。
・しかしゴジラには通常兵器は全く効かない。
・予告篇にあったヘイロー・ジャンプや、空港での地獄絵図の様な戦いでも果敢に軍は戦いに挑む。
・核兵器、又は原発が人類側にとって大きな意味を持つ。
・あまりに圧倒的な強さの前に、人類は抗う事は出来ずに絶望してしまう。



ってな感じみたいです。
何処まで情報が正しいか判りません。
あくまでも脚本(何度も言いますがソレが最終稿とは限らない)を読んだと言う方が、リークしたモノなので信憑性も「?」です(苦笑)。
ただ、何となくレジェンダリー版『ゴジラ』の雰囲気が掴めます。
製作者や出演者達が揃って「今回の『ゴジラ』はダークで、怖い」と発言していたのも、理解出来る様な気がします。
以前、このブログで取り上げた敵怪獣と噂された「BEHEMOTH」も単なるファン・アートっぽい可能性も強くなりましたね(爆)。
個人的に思ったのが、本作を監督するギャレス・エドワーズのデビュー作が『モンスターズ/地球外生命体』だった事。
そして最終的に脚本を仕上げたダラボンが、傑作『ミスト』を監督していた事が良い意味でレジェンダリー版『ゴジラ』に影響しそうです。
あとはオフィシャルな形で、この『ゴジラ』に関する情報が公開されるのを期待します。
そろそろ予告篇第2弾が公開されても良いのでは?!
何はともあれ俄然『ゴジラ』への期待が高まり、その公開が滅茶苦茶楽しみになってきました!!





◎1/19追記
レジェンダリー版『ゴジラ』に関して、幾つかの情報が公開されました。
・本作に登場するゴジラの身長は350フィート(約107m)。
・太平洋から出現し、周囲の都市を破壊し大暴れする(日本も襲撃されると思われる)。
・ゴジラの戦闘スタイルは、例えるならコモドオオトカゲやクマに通じる。
・主人公フォード(演:アーロン・テイラー=ジョンソン)の極限状態での苦悩や葛藤を中心にドラマが展開する。
・今回のレジェンダリー版『ゴジラ』の製作費は160億円。

GRAVITY

2014-01-13 10:21:20 | 映画
巷で話題の『ゼロ・グラビティ』を観て来た。
ネットで予告篇を観て、すぐに前売り券を買った作品。
しかし、何かと多忙だったので劇場で観るのが遅くなってしまった…。



既に言われている事だが、本作に関して言える事がある。
映画が好きなら本作は観ておいた方が良い事、それも絶対に「劇場」で本作を観た方が良いって事。
昔、僕の父親が若い頃に『2001年宇宙の旅』を初めて劇場で観た時。
もう腰が抜ける程にビックリしたと話していました。
そして今、この『ゼロ・グラビティ』を観れば同じ体験が出来るかと思います。
新世紀版『2001年宇宙の旅』と言われるのも、まんざら嘘ではない程に凄まじい衝撃を体験出来ます。



3Dで本作を観れば、その宇宙の見事な無重力感と浮遊感。
物語の発端となる、スパイ衛星の爆破によって発生するデブリとの衝突のシーンの凄まじさに目を奪われる。
そのライド(アトラクション)感は観ていて思わず身体を身構える程だし、耐性の無い人が観れば間違いなく酔う映像です(笑)。
映像の凄まじさに較べて、物語がいたってシンプルなのも良いです。
出て来る登場人物が、主人公は初めて宇宙でのミッションについたライアン博士(演:サンドラ・ブロック)。
逆に今回のミッションで現役引退となる、ベテラン宇宙飛行士コワルスキー(演:ジョージ・クルーニー)に絞っている。
何気にヒューストンの管制官の声が名優エド・ハリスだったりしますが、それも非常に贅沢な「遊び」の要素。
メインの登場人物を2人にした事により、「宇宙」という極限状態における恐怖とスリル。
そして観る者に、圧倒的なまでの不安定さと孤独感を突きつけて来る構成が絶妙。



物語がシンプルだが、ちょっとした台詞のやりとりにより2人のキャラの背景も判る構成も巧み。
そこで主人公のライアンが抱える孤独や悲しみが浮き彫りになり、次第に彼女に観る側も彼女に感情移入して行く展開も巧い。
この主人公ライアンを演じるのに様々な候補が挙ったらしいが、結果的にサンドラ・ブロックになって大正解だと思う。
何かと「強い女性」というイメージのある彼女だが、本作では極限状態の中で迫る「死」の恐怖と孤独を前に狼狽える一人の人間として描かれている。
そんな彼女を更に引き立てるのが、クルーニーの抑えた渋い演技が非常に効果的だ。
宇宙遊泳中も軽口を叩きながらも、想定外の大事故に巻き込まれても冷静に対応する優秀な宇宙飛行士ぶりがライアンとは対照的。
だからこそ生存の確率という冷酷な判断におかれた時、彼がくだした決断にグッと来てしまう。



ここで少し余談。
物語がシンプルだが、随所でかつてのSF映画の名作を彷彿とさせるシーンが多いのも本作の特徴。
これは監督であるアルフォンソ・キュアロンの、偉大な名匠や自身の好きな作品への「愛」があるオマージュだと思う。
本作を観てパッと思いつくのが、先にも言った『2001年宇宙の旅』。
あと『猿の惑星』、『バーバレラ』、そして『エイリアン』等と言った作品が個人的には思い出された。
捜せば「遊び」を含めて、もっと他の作品のオマージュが一杯あるのかもしれない。
本作を製作する為に、機材の開発を含めて4年もの歳月を費やしたキュアロン監督。
お得意の尋常ではないカメラの長回しを含め、これほどまでの情報量を持つ作品を90分にまとめる手腕。
その才能の素晴しさには唸ってしまう…。



(※注意!!:以下ネタバレ気味)


そして終盤からの展開。
ここから本作に関する賛否が分かれて来るのでは?と思っている。
それまで、ある意味冷酷な視点で物語が進行しますが後半からはトーンが変わります。
目の前にある地球。
その地球への生還、そして生きる事を諦めて絶望するライアン。
ここから個人的には哲学的と言うよりも、宗教的な要素が非常に強まって来るように感じました。
詳細はネタバレになるので省きますが…。
全ては「生きる」為に誰にも信仰が必要であり、だからこそ神の奇蹟はそこに生まれる思えました。



それを強く感じたのは、他でもなくラスト。
そこにある宗教(ぶっちゃけて言えばキリスト教)的な隠喩や記号に、「神の奇蹟」と「再生」という言葉が脳裏をよぎりました。
別に宗教的要素を批判している訳ではなく、作品の解釈が人によって大きく変わって来ると感じています。
地球への不時着先が河(洗礼)、そして大地に立って歩き出すライアン(再生)…。
そうライアンの生死も、観る者の解釈によって変わってくるかと思います。
個人的には、ライド感覚のままライアンの知恵と勇気で窮地を乗り越えて欲しかった…と思います。
ただ後半からの展開があってこそ、今新世紀版『2001年宇宙の旅』と呼ばれる所以なのかと思いますが(苦笑)。

何はともあれ、本作が凄い作品であるのは間違いありません。
そして劇場で、是非3Dで本作を観て欲しい作品です。
今、この時代に新たな「映像革命」として後に語り継がれる傑作であると思います。
是非、今更ながら多くの方に劇場で本作を文字通りに「体感」して欲しいです。


「宇宙なんて大嫌い…。」


ホットドッグは飲み物でした

2014-01-09 17:39:40 | アニメ・コミック
『銀の匙』、10巻を読みました。

ここ数巻。
主人公・八軒くんを含めて、主要キャラが様々な局面を迎えてのヘヴィな展開が多かったです。
そして今回。
また一つの大きな区切りを前にして、久々に可愛いユルさと強烈なギャグが満載の展開が嬉しいです。

いや~爆笑しました。

おバカな常盤くんの活躍(?)は少なかったです。
しかし、随所でしっかり笑いを誘ってくれるし、彼の優しさは相変わらず随所で発揮されています。
本当に愛すべきキャラです(笑)。

本巻の最大のツボは西川くんと大川先輩でしょう。
クールながら友達思いの良いヤツである西川くんですが、一方で重度のオープン・ヲタだったりします。
そして大川先輩。
自称“器用貧乏(実際に何でも出来るが性格に問題有り:笑)”の大川先輩、就職先が見つかる事なく新年を迎えます。
そんな中、ある“事故”が起きてしまいます。
事の発端は大川先輩の悪フザケだったのですが、それにより西川くんより激しい怒りを買ってしまいます。
それ以降の西川くんの大川先輩への“報復”がメチャクチャ笑えます。
西川くん、メチャクチャ良いヤツなんですが怒らすとエゲツナく怖いのが判ります(苦笑)。

新たな年を迎えた事により、八軒くん達もまた新たなステージに進む事になりました。
次、一体どんな展開を迎えるか楽しみであり目が離せない作品であります。

CHRONICLE

2014-01-03 15:37:28 | 映画
明けましておめでとうございます。
今年も、よろしくお願いいたします。

さて昨年末、「観逃した事が悔しい」と言っていた『クロニクル』。
早速ですがレンタルで観ました。



ハイ、やはり劇場で観れなかった事が更に悔しくなりました(苦笑)。
多分、本作を観ていたら絶対に2013年のTOP5には入れていたかと思います。
もう文句無しで傑作です。



一つのジャンルとして定着したと同時に、もう観飽きたとも言えるPOV&疑似ドキュメンタリー的な作品。
しかし、まだまだアイディアと演出そして脚本次第によって、ここまで斬新かつ強烈な作品が作れる事実に驚愕しました。
本作を観てしまうと、以前から実写化に向けて企画されている『AKIRA』はもう要らないと思います(笑)。
監督であるジョシュ・トランクも、実際に大友克洋先生の『AKIRA』からの絶大な影響を認めています。
確かに大友先生の『AKIRA』や『童夢』を彷彿とさせます。
個人的にはソレにプラスして「学校」という異空間に特有のカースト制度、そして主人公を取り囲む暗い家庭環境(貧困や虐待)。
ソレ故に鬱屈して歪んで行く物語は、かの『キャリー』を彷彿とさせると思います。



あまりネタバレはしたくないので詳細は語りませんが…。
本作は「SF」にして、残酷な青春映画だと思います。
各々が全く違う環境に生まれながら、「ある事件」を通して親友として固い絆を作っていく。
しかし、ソレはまた不幸な「事故」によって完全に崩壊してしまう。
その後に待っていたのは、自分を見失ってしまった主人公の暴走により大きな惨劇を迎える事になってしまう。



互いが互いを一番誰よりも理解出来る筈なのに、主人公の抱える「心の闇」は人との絆を壊してしまう。
自業自得と言ってしまえばそれまでだが、彼がああ言う行動に走ってしまったのは自身が抱える心の傷が決して癒える事がなかったから。
そして自分自身によって、その傷を更に大きく斬り開いてしまう後半からの展開は観ていて心が痛かった。
以前の自分とは異なり「大きな力」を得ても心に抱える「闇」を消す事が出来ず、より自分の抱える孤独や虚無感が「闇」を深くするだけ。
この物語の展開、あまりに皮肉かつ残酷だと思えてしまう…。
僕は主人公アンドリューに、かなり感情移入して本作を観ていたのだと思います(自嘲)。



クライマックス、アンドリューの暴走によって起きる大惨事。
低予算だと言う本作だが、そのアクション描写の凄まじさは『マン・オブ・スティール』を凌駕していると言っても過言ではない。
スピード感と、テンポの良いアクション演出は非常に斬新だった。
暴走するアンドリュー、それを必死に止めようとするマット。
2人の超人(と言うか怪物)の戦いは、何の力も持たない人間からすれば無差別のテロによる破壊と殺戮に変わりないと言う冷静な視点も良い。



そして訪れる、静かで切なく残酷な結末。
ハッピー・エンドではなく、残酷かつ切なく哀しい結末はハリウッドの主流とは異なる。
何故こんな事になってしまったのか?
ラスト、唯一生き残った彼が訪れた土地を見て、もう胸が張り裂けそうな悲しみがこみ上げて来ました。
SF映画として、そして青春映画として素晴しい傑作の誕生だと思います。
新たなジョシュ・トランクという、素晴しい才能を持った映画監督がシーンに登場した事。
そして主人公アンドリューを演じた、デイン・デハーンという若きスターの登場を記憶しておいた方が良いかと思います。

「いつか一緒に世界中を旅しようって約束したじゃないか?!」