ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

冬の京都に散る

2010-01-31 22:30:29 | 雑談
今日、社会福祉士の国家試験の日でした。

2回目の挑戦でした。

今回の試験よりカリキュラムと出題方法が大幅変更となり、僕にはちょっとばかり不利となる状況でした。

ヨメ曰わく「不利も何も勉強していないのに変わらない!」と指摘され、もう何も言い返せないのが非常に厳しいです(苦笑)。

言い訳がましいですが、やはり仕事をしながら勉強をするって事が非常に難しいです。
元々、あまり勉強が好きではないタイプであるなら、更に何かと難しいかと思います(自嘲)。

もうコレ以上ないって感じで、「一夜漬け」に近い状態で試験に挑みましたが…。

案の定、見事に撃沈であります(笑)。

あれだけ慌てて詰め込んだのに、それなりに出来た部分もあるのですが、午後からの専門分野に関してはもう悲惨でした。

試験が終わってみれば、もっと勉強をしておけばと痛感してしまいます。
しかし、そんな事を言っても全て「後の祭り」であります(苦笑)。

とりあえず今は終わってホッとしたのと、色んな意味で疲れました。
来年への大きな課題を持ちつつ、明日からの仕事に備えて早く寝る事にします。

PS:最近、またハマって聴いてます。やっぱり滅茶苦茶カッコ良い!!




「告白」

2010-01-29 21:53:52 | 音楽
晩ご飯を作りながら、某番組を観ていました。

そんな時、流れたのはこの曲。

いや~良い曲ですね。

HY。

職場の同僚が大好きで、何かと聴く事が実は多いです(笑)。
好き嫌い云々ではなく、彼らは本当に良い「歌」を唄うバンドだと思います。

前の“366日”も切なくて、胸に染みる様な感動的な名曲(泣けますよね)でした。

今回の新曲“告白”も、前作のちょっと大人のほろ苦い痛みとは違い、甘くて胸を締め付ける様な切なさに溢れている歌ですね。

いい歳こいたおっさんですが、こういう甘くて切ない歌には滅法弱いのです(苦笑)。

骨の髄までMETAL HEADでもありますが、良い歌は素直に心に響き渡ります。


ずっと貴方の事が好きだった






野菜鶏肉団子ラーメン

2010-01-28 21:40:31 | 料理
ラーメンです。

今日も勢いに任せて、この「野菜鶏肉団子ラーメン」を作りました。

鶏肉団子は買ったものですが、あとは自分の“勘”と舌に任せています。


今回の味付けは、基本“醤油”ベースであります。
スープは鶏ガラ、あとは白菜・キノコ・モヤシ・人参等の野菜に加えて、仕上げにラードを加えるのがポイントです。

味付けに関しては、何より厳しいヨメの存在があります。
毎度、味付けに関しては「濃い」や「塩辛い」と難癖つけてきます。

いい加減、こちらも味付けを工夫します(苦笑)。
ちょいとした味付けの工夫、そして野菜からの甘味と旨味が加わり、今までよりもマイルドなスープになりました。

とりあえず、何かと五月蝿いヨメからも「美味しい!」と好評でした。

ラーメン作りの道は、まだまだ長くて厳しいです。


Hellbilly Deluxe 2/ROB ZOMBIE

2010-01-27 19:43:57 | 音楽
ROB ZOMBIE、待望の新作『Hellbilly Deluxe 2』を聴いた。

前作の『Educated Horses』から約4年、レコード会社も移籍しての勝負作となる本作。
前作において、これまでのインダストリアル的要素が大きく減退し、よりオーガニックでストレートなロック指向に音楽性が変貌した事により、それまでのファンは大きく戸惑ったと聞きます。



確かに、前作でロブが打ち出したサウンドとヴィジュアルは、WHITE ZOMBIEの頃からファンであった自分にとって大きなショックでもありました。
特に、サウンド的にメタリックな感覚と、あの70年代を彷彿とさせるチープかつポップなSF&怪奇/ホラー・テイストが無くなったのは残念でした。

そして今回、記念すべきソロ・デビュー作のタイトルに、その続編とも言える『2』が付いた本作。
イヤでも、本作が彼にとって“原点回帰”であると言う雰囲気を感じます。

そんな期待を込めて聴いた本作ですが…。

相変わらずインダストリアル的要素は減退しているものの、本作では気持ち良いまでに勢いのあるヘヴィ・メタルらしさが復活しています。

ロブ曰く、「他のメンバーとの人間関係も良好で、今はバンドとして一つにまとまっていて、チームとして団結している」の言葉通り。
これまでの「ソロ・シンガーとバック・バンド」と言うよりも、よりROB ZOMBIEと言う一つのバンドとしての良好なケミストリーがもたらすグルーヴとLIVE感覚が、楽曲にパワーと躍動感(ドラム・ソロまで含むラスト・ナンバーがソレを最も象徴している)を与えています。

ヘヴィな楽曲ながらも、実にキャッチーかつポップなメロディーを唄うロブの歌が素晴らしい。



前作のように少々レイドバックした感覚で唄うのではなく、ロックン・ローラーらしく気合いの入った迫力のあるシャウトといい、決して耳に馴染む声ではなく歪んだ濁声ながらも凄くカッコ良く聴こえます。

あと、本作の鍵を握るもう一人の男。
本作において、全ての楽曲をロブと共作しているジョン・5(G)の存在。



前作では自らの素養であるサザン・ロック/カントリーの要素が全面に出ていましたが、本作ではヘヴィなリフを刻みつつも、随所でその超絶技巧派ならではのギター・ソロを弾きまくっている。

ただ、個人的にちょっとソレに「違和感」を持ったのも事実。
頑張ってメタリックにプレイしているものの、根本的にこの人はやっぱり「メタル畑」の人ではないと思った。
あくまでも楽曲メイン、主役はロブの歌という前提があるのかもしれないが、もう少し聴かせ所でガツンと来るように弾きまくって欲しい。
リフの刻み方も、ソロも何かちょっと甘くて物足りないと感じてしまう。
凄く巧いギタリストであるのは間違いないのですが、ヘヴィでカッコ良い楽曲(アコギの使い方は絶妙!)が多いので余計に残念に思えます。

あと、本作では是非歌詞カードを見てください!
あの猥雑ながら、チープかつポップなSF&怪奇/ホラー・テイストがバッチリと復活しています。

前作で失望したファンは、是非本作を聴いて欲しいと思います。
ヘヴィで、メタルも、ダンスも、ロカビリーも、全部ごった煮にしたROB ZOMBIEの世界を堪能出来るのは間違いありません。
コレはかなりカッコ良いですよ。

コレぞ、究極のホラー・エンターテインメント・メタル!

ロック界が誇る、恐怖の魔王の帰還であります!!


さぁ、思いっきりロックするぜ!
このクソったれども!!
他の連中も巻き込みロックするんだ
さぁ来いよ!
Mother Fuckな野郎共!!




さらば 蠍団!?

2010-01-25 22:47:23 | 音楽
もう知っている方も多いかと思いますが…。

ドイツが生んだ世界的なHM/HRバンドであるSCORPIONSが、次にリリースする新作とそれに伴うワールド・ツアーを持って、バンドを「解散」する事を正式に発表しました。

別にメンバー間の人間関係の悪化や、アルバム・セールスやツアーの動員が落ちたって訳では全然ありません。
バンド曰く、今絶頂期にバンドとしてのキャリアに華々しく終止符を打ちたい…それがメンバーの希望だったようです。

凄くショックです。

自分がメタルを聴き出した頃、もうSCORPIONSは超メジャーな存在でした。

イギリスやアメリカのバンドとは違い、我々「英語」を母国語としない人種と国籍の者にとって、ドイツ出身の彼らが世界的な人気と指示を獲得した事は心から素晴しいと思いました。
母国語が「英語」でなくて、これだけ長い間でも超メジャーになったメタル…否、ロック・バンドは他にはいないのではないでしょうか?!

正直に言ってしまうと、特別SCORPIONSが好きって訳ではありませんでした(アルバムは何枚も持っていますよ:笑)。
ただドイツ出身では、後に出て来たACCEPTの方が好きでした。
しかしドイツから飛び出し、欧州だけでなく次に人気を獲得したのは、他ならぬ此処「日本」でした。

イギリスやアメリカのバンドとは全く違う、日本人に通じる「ベタベタな泣き」のセンスが多くのメタル・ファンの琴線に触れて、心を捕らえた証拠なのだと思います。
そして何より英語圏ではないバンドにとって、SCORPIONSの世界的な大ヒットと人気は大きな夢と希望となりました。

ドイツ訛りの英語と散々批判されながらも、彼らは「変革の風」に乗って母国ドイツの大きな歴史的な変革の目撃者となり、それが「東西冷戦」終わりを告げ、文字通りに世界の平和を象徴するバンドにまで上り詰めました。
でも結果的に、この事が良くも悪くもSCORPIONSというバンドの運命を大きく決めてしまったかとも思います。

素晴しいバンドです、このまま終わってしまうのは凄く残念です。

とは言え、HM/HRの世界において、常に「Never Say Never」であります(笑)。
またいつの日か、政治的な地位やバンドのステイタス等は関係なく、ストレートに剃刀の様なギター・リフを刻みつつ、哀愁を匂わせながらも金属的なハイトーンのシャウトが切り裂き、「泣き」を含んだギター・ソロが鳴り響いて涙腺を破壊するというSCORPIONSならではのHM/HRが復活する日を信じています。

とりあえず今は、ラスト・アルバムになるという新作のリリースが楽しみです。





「邪道」って言われるかもしれませんが、後期ではこんな曲も大好きでした。



MANGA REALIZATION:バオー来訪者

2010-01-24 22:12:14 | 趣味
バンダイの「MANGA REALIZATION」の新作として、あの荒木飛呂彦先生の傑作コミック『バオー来訪者』がフィギャア化されます。

『バオー来訪者』、今でも大好きな漫画です。
連載当時、あまり人気(荒木先生のあの独特なタッチは当時でもかなり衝撃的だった)が出なかったのか中盤からは怒濤の展開となり、終盤はちょっと強引にその幕を閉じてしまったのが残念でした。



物語は、ぶっちゃけて言ってしますと「変身ヒーロー」物です(笑)。
ただ『バオー』がこれまでの「変身ヒーロー」と全く違ったのは、悪の秘密結社(原作では「ドレス」)に改造されたのではなく、生体実験の果てに開発された寄生虫「バオー」を体内に寄生させる事によって、主人公は無敵の超人「バオー」に変身する事です。

その「変身」も、当初は自らの意志で出来る訳ではなく、寄生虫「バオー」の防衛本能で、自らの“敵”として認識(この場合は主に「臭い」で感知)した者に対し、危険と察知した場合に宿主を守る為に「武装現象(バオー・アームド・フェノメノン)」を起こして、宿主の肉体を変貌させます。
成長した「バオー」は、やがて宿主に卵を産みつけ、幼虫が成長すると宿主の肉体を喰い破って繁殖を続けると言います。
怖い設定ですね。

主人公である「バオー」寄生された橋沢育朗と、同じくドレスに拉致されていた予知能力を持った少女スミレの悲しい逃避行と、秘密結社ドレスが「バオー」捕獲の為に次々と放つ超人や怪物との壮絶な戦いを描いていました。
今の「少年ジャンプ」では絶対に有り得ない、かなりヴァイオレンスで残酷な描写が満載でした。
原作では「バオー」の実験過程として、「バオー」に寄生された犬(怪獣化する)が登場しましたが、今の感覚ならば絶対に「バオー」を宿したドレス側の超人達が登場して、激しいバトル漫画になっていたでしょうね(笑)。
個人的には原作で最後にして最強の敵として、超能力者ウォーケンが登場して終わりでしたが、25年以上経った今でも「バオー」同士の戦いを描く続編を読んでみたいと思います。

さて、今回の「MANGA REALIZATION」ですが、原型を手掛けたのは天才造形家・竹谷隆之氏です。
公開された試作品を見ると、コレがまたホンマに良く出来ております。
シリーズ第1弾の「ウィングマン」も良く出来ていましたが、欲しいとは思いませんでした。
でも、いや~コレはかなり欲しいな…。












竹谷氏らしいと言いますか、もうコレは漫画の立体化と言うよりも、あまりのリアルさに「バオー」の実写映画版のフィギュアと言っても過言ではありませんね。
凄いです!!

ヨメの目が怖いのですが、何とか手に入れたいと思います(嗚呼、置き場所が無い:涙)。

「実写化」と言えば、連載当時もよく言われたのですが、この漫画は今の技術ならば実写化が可能かと思います。
映画になったら、かなり面白いと思うのですが…。
原作の長さを踏まえて、前後編2部作くらいで映画化すれば最高だと思うのですが!?
日本映画というよりも、ハリウッド向きかな?
でも、今ハリウッドでも日本の漫画・アニメ・ゲーム等の実写映画化が、どれも不発に終わっている現状を踏まえると、コレを実写化出来る日本の映画監督と関係者が登場してくれるのを願います。


「ようこそ、“来訪者”」

Blood Oath/SUFFOCATION

2010-01-23 11:37:03 | 音楽
やっと手元に、注文していたSUFFOCATIONの最新作『Blood Oath』が届いた。

以前にも言いましたが、国内盤がリリースされるのを願って待ってましたが、その気配が全くないと思ったので輸入盤を取り寄せました。
日本盤が出ない原因の一つに、北米・欧州のレコード会社を今やメタル界きっての大手メジャー会社になったNuclear Blastと契約したのも大きいかと思います。



日本のレコード会社がSUFFOCATIONの配給権でNuclear Blast社と交渉しても、提示される金額が今までよりも高額になっていた…ってのは間違いないかと思います。
そんなリスクを背負って日本でリリースしても、それが納得のいくセールスにつながるか…そうなると日本のレコード会社側も慎重にならざる得ないと言う現状は厳しいですね。

さて、そんな話はもう止めて(苦笑)、『Blood Oath』を聴いた感想を言いたいと思います。

ファンの間では、「最高傑作」と誉れ高い前作『Suffocation』。
そんなアルバムの後だったので、次はどんなサウンドでバンドが勝負してくるか注目を集めていました。

先に言ってしまうと、本作も素晴らしい完成度を誇る傑作です!

最近のメタル・コアやデス・コア等と言った若い新興勢力に対し、「コレこそが本物のデス・メタルだ!」というベテランらしい威厳と迫力に溢れています。



前作『Suffocation』がメンバー間の凄まじいテクニックの応酬(Drのマイク・スミスは超人!)による、凶々しくも暴虐極まりない怒濤のスピードとサウンドで聴く者を圧倒してみせました。
この『Blood Oath』ではスピードは若干抑えられ、アルバム・ジャケットにもある様に、まるで邪教による怪しげな儀式を思わせる、重苦しく金属的な雰囲気でダークなミディアム~スロー・テンポによるナンバーが中心です。
この何とも言えない不気味で邪悪な雰囲気は気持ち悪いのですが、もうコレが聴いていると最高にブルータルでカッコ良いのです。

本作ではスピードこそ抑え気味ながらも、相変わらず凄まじいテクニックの応酬による、複雑怪奇な楽曲構成は相変わらずです。



個人的にはベースの音に耳がいってしまうので、今回の音作りにおいてバキバキと金属的に軋みまくるデレク・ボイヤーのBに痺れました。
勿論、複雑にして鋭利なリフを刻みつつも、時折メロディアスなギター・ソロを聴かせるテレンス・ホップスとガイ・マーケスによるツイン・ギターも素晴らしいです。

しかし、やはりSUFFOCATIONの“要”となるのが、Voのフランク・ミューレンによる壮絶な「歌」かと思います。



この中・重低音による魔獣系のデス・グロウルは、ただ過激に言葉を吐き出すのではなく、実はしっかりと唄っているのも大きな要素かと思います。
あれだけ複雑な楽曲構成に、歌詞とメロディを乗せて、己の声だけで全てを支配するのは驚異的です。
今や、フランクが唄えば何でもSUFFOCATIONである…と言っても過言ではありません。
いや~凄いシンガーです。

今やメタル・シーンには腐るほどデス・メタル・バンドがいますが、間違いなくSUFFOCATIONは何の混じりっ気もない完璧なデス・メタル・バンドの一つかと思います。

何で、こんな凄いバンドのアルバムが日本でリリースされへんのやろ…残念です。

俺の魂
俺の脆さ
奴隷により王座は追われる
俺はここに宣誓する
この肉体に流れる血こそ
我らが血の誓いなり




いつも心に“ブルース・リー”を!!

2010-01-22 22:33:43 | 本・雑誌
今日、仕事帰りに今年一発目の「映画秘宝」を買う。

昨日、体調不良がMAXとなってしまい、ブっ倒れたので発売日には買いに行けませんでした(苦笑)。

さて、今月号は我らが唯一無二の絶対神ブルース・リーが表紙が素晴らしい!
そしてメインとなる記事は、今や恒例となった「BEST&トホホ」。

いや~ランキングに関しては、ちょっと意外に思えました。
「秘宝」でも、今年のベストは『グリン・トリノ』かと思っていましたが、そこは「秘宝」らしく『イングロリアス・バスターズ』がNo.1になるのね(笑)。
やっぱりと言うか、ある意味「秘宝」らしい重要なポイントかと思いました。

あと、「映画秘宝」も随分“出世”しましたね。
ランキングの結果が、あのYahoo!のニュースで扱われる様になったのだから(笑)。

ベストよりも、トホホに対する辛辣過ぎる過激なコメントだけに注目が集まってますが、コレは普通に映画を観た後の正直な当たり前の感想だと思いました。
今の生温い日本の映画シーンにおいて、コレぐらいの毒を与えないと本当にダメになってしまう。

BESTにしろ、トホホにしろ、今回は充分に納得のランキングでした。
今は猛烈に日本公開(4月!)がやっと決定した『第9地区』が観たいのと、みんな色んな意味で期待している『SPACE BATTLESHIP ヤマト』がどんな結果を出すか…今年も楽しみでもあります。

記事では実名で作品を叩く事に注目していたが、この匿名性の良し悪しがはびこる中にあり、己の考えをハッキリと言う姿勢こそが大切なのだと思う。

あと今年のラインナップの中にあり、やはり「洋画不況」の中にあって、観たいと思う作品は日本では半年から1年位は遅れてしまう事。
鬼才バートンによる『不思議の国のアリス』と言ったメジャーな超大作は別として、映画賞を総ナメにした『ハート・ロッカー』や先の『第9地区』と言った興行成績が読めないマニアックな作品の公開が遅れるのは痛い。
こう言った映画の権利を持つ配給会社の判断にもよるが、より良い映画を見極める“目”を持って頂きたいと思う。

大量な宣伝費を注ぎ込む邦画の糞みたいな作品よりも、しっかりと作り込まれた映画はファンからの口コミ(特に今はネット社会)で広がっていく事を再認識して欲しい。

このままでは邦画は、韓国・中国等のアジア系作品よりも劣化・劣悪化したモノになるばかりだ…コレは寂しい。

今月号はランキングだけでなく、御大イーストウッドの日本が誇るアクション俳優武田鉄矢氏(『刑事物語』シリーズを観よ!)のインタビューや特集・コラム等といい非常に充実しておりました。

ダメな大人でも良く、面白い映画を観たいと思う方は是非今月号の「映画秘宝」を読んでみて下さい。

下品? バカ? 低能?!
そんなものは関係無い!!
「映画」という究極の娯楽、そして総合芸術の在るべき姿があるかと思います。

今年も、沢山面白くて楽しい映画を観たいものです。


PS:今夜は正座して『燃えよドラゴン』を観ます。





Angelous Exuro Pro Eternus/DARK FUNERAL

2010-01-20 16:41:38 | 音楽
我らが「北の魔王」DARK FUNERALの最新作、『Angelous Exuro Pro Eternus』(邦題:「業火の使徒」)が遂に日本リリースされました。

先週からの体調不良を引き擦る僕には、もうコレ以上は無い強力なカンフル剤であります(微笑)。
体調不良で弱っている事もあったのか、コレがもう予想以上に凄まじい内容だったので、木っ端微塵になるくらいの一撃を食らいました。



DARK FUNERALとして、この『Angelous Exuro~』でスタジオ・アルバムは5枚目となります。
他のブラック・メタル・バンドが、シンフォニックになったり、メロディアス路線になったりする中、DARK FUNERALは大きな路線変更はせずに頑なまでに「ブラック・メタル」を追求しています。

基本的な音楽的方向性は変わりないのですが、本作は以前に増して楽曲がバラエティー豊かになったかと思います。
邪悪でブルータルな要素は更にブルータルに、意外なまでにメロディアスでキャッチーな要素も、ワンパターンに陥りがちな楽曲に程良いバランスを与えています。
この辺りはバンドの指揮官であり、メイン・ソングライターであるロード・アーリマン卿のセンスと才能による部分が大きい。



本作をリリースする前、今やDARK FUNERALには欠かす事の出来ない存在となっていたDrのマッテ“鉄人”モーディンが脱退(正確には“解雇”)している。
DARK FUNERALの邪悪さと凶々しさを担っていたのは、マッテの破壊力満載なブラスト・ビートと超人的なテクニックによる部分も大きいと個人的には考えていた。
鉄人マッテの後任、かなりプレッシャーがあるかと思えたが、それは全くの杞憂に終わった。



マッテ脱退後、すぐにバンドに加入して長期の北・南米ツアーに参加していた、ドミネターことニルス・フィェルストロムが素晴らしい。
ニルスはマッテには全く引けを取らない、超人的なテクニックの持ち主であり、本作でも轟音が襲ってくるドラムが実にカッコ良い。

そして、本作でもカリギュラ皇帝陛下の“歌”は凄い!



この人、どれだけ声量があって、強靱な喉の持ち主なのかと圧倒されてしまう。
正に「地獄の悪鬼」の如き、人間離れした咆哮はDARK FUNERALの存在をより邪悪なモノにしている。
ただ雄叫びを上げ、喚き散らすのではなく、時折実はキャッチーなメロディーを唄っているのも隠し味として効いている。
後半にある“In My Dreams”は、これまでのDARK FUNERALには考えられない実はラヴ・ソングであり、暴虐的ながらも何処か凍てついて物悲しいメロディーは、語弊があるかもしれないが「バラード」と言っても良いだろう。
こういった実験的な楽曲も、しっかりと唄える辺りはカリギュラ皇帝陛下が単に人外魔境なだけのシンガーでないのが判る。

決して万人受けするサウンドではないが、コレを「ブラック・メタル」だから聴かないと言うにはあまりに勿体無い。
ここにあるのは、邪悪で凶々しくてエクストリームながらも、実はかなりテクニカルでメロディアスな普通にカッコ良い(実に北欧らしい)メタルでもあるのです。

この『Angelous Exuro Pro Eternus』と言う素晴らしいアルバムをキッカケに、多くの日本のメタル・ファンにDARK FUNERALのカッコ良さと素晴らしさを知って欲しいです。
そして、深淵な凍てついた闇の中に存在する、凶々しくも美しいブラック・メタルの妖しげな魅力にハマって欲しい。

文句なしで傑作!!


神よ
何故、私を見棄てたのですか?
神よ
何故、我々の悲鳴を聞こうとしないのです?
何故、我々だけが
こんな苦しみに遭わなければならないのですか?!
お願いです
もう私を殺してください!!

神が与えたもうた聖痕




インフルエンザでも無いのに…。

2010-01-19 23:55:03 | 健康
依然として具合が悪いっす。

先週末。
仕事帰りに病院で診てもらった時、念の為にと「インフルエンザ」の検査を受けました。
結果は「陰性」、ちょと安心しました。
薬を処方されました。

それでも微熱と身体の猛烈な怠さが続き、また週明けの仕事帰りインフルエンザの検査を受けました。
やっぱり、今回も結果は「陰性」。
また熱が上がったりしたら、検査しましょうとDrに言われました…。

しかし、あのインフルエンザの検査ってのは、何回やっても慣れませんね(苦笑)。

病院によって検査の仕方は違う様ですが、僕が2回受けたテストは綿棒を鼻の奥にグイグイ突っ込むヤツでした。
イヤ!もう力任せに、そんな乱暴に突っ込まないで!って気分でした(爆)。
ハッキリ言って、「痛い」。
それが僅か3日以内に2回、正直かなり辛かったです。

今回、Drの出した診断は「扁桃腺炎」。
以前にも言ったかもしれないですが、僕は人の2倍はデカいという扁桃腺を持っています。
小さい頃から、コレのせいですぐ高熱を発して倒れる事が多かったです。
今回の具合の悪さも、やっぱり扁桃腺がパンパンに腫れ上がっているせいだと言われました。

「また熱が上がるようなら、また(インフルエンザの)検査をしましょう」と言われました。
もうイヤです!!

嗚呼、早く健康な状態に戻りたい…。


PS:具合が悪い時に観て、もう大爆笑! 毎週金曜日のMBS午後7時50分チェックして下さい!!



コレは「メタル」やっ!!