新生GALNERYUSの新作『Resurrection』を聴いた。
先日、期待していたオジーの新作を聴いて正直落胆しましたが、コレは文句なしに素晴らしい傑作!と言える凄まじいアルバムだ。
アラフォーの頑固なメタルおっさんである僕ですが、ラストまで聴いた時には感動で涙腺が崩壊していました(苦笑)。
ジャケットにある神々しいドラゴン、そしてタイトルの「Resurrection(復活)」ではないが、天空を駆けるような飛翔感と躍動感、復活の雄叫びをあげる力強く雄々しいドラマチックな感覚。
コレこそがメタル・ファンが求める「ヘヴィ・メタル」に求める醍醐味が全て盛り込まれている。
美しい!
そして…カッコ良い!!
先に正直に告白すると、僕がGALNERYUSを本格的に聴いたのが本作が初めてです(笑)。
勿論、GALNERYUSというバンドの存在は知っていました。
ただ、何曲か聴いても自分の琴線に触れる事が今まで無かったのも事実です。
本作を聴いてみようと思う動機は、他でもなく本作よりバンドに加入した“SHO”こと小野正利(元FORT BRAGG!)の存在があります。
J-POP系のシンガーというイメージがあるかもしれませんが、この人はバリバリのメタル系シンガーでありました。
その圧倒的な歌唱力と声量、何よりも空間を切り裂き舞い上がるような超強力ハイトーン・シャウトを生かすのは、やはりメタル・バンドで唄ってこそ正当に評価され生かされると思ってました。
欧米や日本にも、今や沢山のメロディアスなパワー・メタル系バンドは腐る程存在します。
その他のバンドと決定的に違う“何か”をGALNERYUSにもたらしているのは、この小野氏の「歌」であるのは間違いありません。
小手先ではなく、しっかりと魂で唄える小野氏の気迫溢れる「歌」こそが、新生GALNERYUSにとって最大の武器(英語の発音が良いのも重要)かと思います。
あとバンドのリーダーであり、メイン・ソングライターとしても若きギター・ヒーローとしても注目を集めるSYU。
今や日本のメタル・シーンにも沢山のギター・ヒーローが存在しますが、彼の素晴らしいのはギターで「唄う」事が出来るのがポイントかと思います。
メタルらしいヘヴィなリフを刻みつつ、ポイントでしっかりと流麗な速弾きを披露しつつ、しっかりと「泣き」のツボを押さえるのも素晴らしいです。
この類のバンドにありがちな様式美一辺倒にならない辺りも、個人的には非常に大きなポイントでもありました。
勿論SYUや小野氏だけでなく、他のメンバー(KeyのYUHKIはコレまた凄い!)が皆素晴らしいテクニックの持ち主揃いであり、バンド内に良質なケミストリーが存在しているのも素晴らしいです。
あと楽曲の充実も外せないです。
本作には、捨て曲が存在しません!
多少プログレっぽい味付けが随所で効いてますが、基本的には様式美風味のパワー・メタルで押しまくる作風は正解。
ただ欲を言うならば、小野氏はヘヴィにも充分唄える人なので、次回作はミドルのヘヴィ・ナンバーを聴いてみたい(笑)。
疾走系の楽曲が多く、後半日本語歌詞となる為に“ジャパメタ”っぽくなるという批判もあるでしょうが、歌謡曲的ならずにメタルらしくあるのはバンドの個性だとも言えます。
邦楽だとか洋楽だとか、日本のバンドだからと先入観を持たずに、一人でも多くのメタル・ファンに聴いて欲しい素晴らしい傑作です。
今にも消えそうだった
光よ、もう一度輝け
ただ一つの
同じ星を見てる
先日、期待していたオジーの新作を聴いて正直落胆しましたが、コレは文句なしに素晴らしい傑作!と言える凄まじいアルバムだ。
アラフォーの頑固なメタルおっさんである僕ですが、ラストまで聴いた時には感動で涙腺が崩壊していました(苦笑)。
ジャケットにある神々しいドラゴン、そしてタイトルの「Resurrection(復活)」ではないが、天空を駆けるような飛翔感と躍動感、復活の雄叫びをあげる力強く雄々しいドラマチックな感覚。
コレこそがメタル・ファンが求める「ヘヴィ・メタル」に求める醍醐味が全て盛り込まれている。
美しい!
そして…カッコ良い!!
先に正直に告白すると、僕がGALNERYUSを本格的に聴いたのが本作が初めてです(笑)。
勿論、GALNERYUSというバンドの存在は知っていました。
ただ、何曲か聴いても自分の琴線に触れる事が今まで無かったのも事実です。
本作を聴いてみようと思う動機は、他でもなく本作よりバンドに加入した“SHO”こと小野正利(元FORT BRAGG!)の存在があります。
J-POP系のシンガーというイメージがあるかもしれませんが、この人はバリバリのメタル系シンガーでありました。
その圧倒的な歌唱力と声量、何よりも空間を切り裂き舞い上がるような超強力ハイトーン・シャウトを生かすのは、やはりメタル・バンドで唄ってこそ正当に評価され生かされると思ってました。
欧米や日本にも、今や沢山のメロディアスなパワー・メタル系バンドは腐る程存在します。
その他のバンドと決定的に違う“何か”をGALNERYUSにもたらしているのは、この小野氏の「歌」であるのは間違いありません。
小手先ではなく、しっかりと魂で唄える小野氏の気迫溢れる「歌」こそが、新生GALNERYUSにとって最大の武器(英語の発音が良いのも重要)かと思います。
あとバンドのリーダーであり、メイン・ソングライターとしても若きギター・ヒーローとしても注目を集めるSYU。
今や日本のメタル・シーンにも沢山のギター・ヒーローが存在しますが、彼の素晴らしいのはギターで「唄う」事が出来るのがポイントかと思います。
メタルらしいヘヴィなリフを刻みつつ、ポイントでしっかりと流麗な速弾きを披露しつつ、しっかりと「泣き」のツボを押さえるのも素晴らしいです。
この類のバンドにありがちな様式美一辺倒にならない辺りも、個人的には非常に大きなポイントでもありました。
勿論SYUや小野氏だけでなく、他のメンバー(KeyのYUHKIはコレまた凄い!)が皆素晴らしいテクニックの持ち主揃いであり、バンド内に良質なケミストリーが存在しているのも素晴らしいです。
あと楽曲の充実も外せないです。
本作には、捨て曲が存在しません!
多少プログレっぽい味付けが随所で効いてますが、基本的には様式美風味のパワー・メタルで押しまくる作風は正解。
ただ欲を言うならば、小野氏はヘヴィにも充分唄える人なので、次回作はミドルのヘヴィ・ナンバーを聴いてみたい(笑)。
疾走系の楽曲が多く、後半日本語歌詞となる為に“ジャパメタ”っぽくなるという批判もあるでしょうが、歌謡曲的ならずにメタルらしくあるのはバンドの個性だとも言えます。
邦楽だとか洋楽だとか、日本のバンドだからと先入観を持たずに、一人でも多くのメタル・ファンに聴いて欲しい素晴らしい傑作です。
今にも消えそうだった
光よ、もう一度輝け
ただ一つの
同じ星を見てる