スクーリングが終わった。
朝から夕方までビッチリと講義、一日の終わりには毎回試験まである。
普段使っていない脳味噌をフル稼動するのは本当に疲れる、もう耳から脳味噌が溶けて出てくるかと思う程に疲労困憊だった(苦笑)。
当たり前の事だが明日からまた普通に仕事がある、こうして僕の夏は怒濤の勢いで終わるのかと思うと確かに寂しい気がする。
昨日も夜に虫が秋の訪れを告げていた、寂しい夜には『クロウ~飛翔伝説』を観るには最高かもしれない。
『クロウ』のDVD化は正に悲願だった、その悲願がようやく叶ったのは嬉しい限りだ。
「今まで観た映画で一番好きな映画は何ですか?」と聞かれたら、僕は間違いなくこの『クロウ』を挙げるだろう。
多分この『クロウ』が登場しなければ、後に『マトリックス』や『ブレイド』等と言った傑作は生まれなかっただろう。
『クロウ』と言う作品が持っているインパクトはそれほどに衝撃的で絶大な影響力を持っていた、今も『クロウ』のフォロアーとも呼べそうな作品(例:『アンダーワールド』等)が後を絶たないのが証明している。
この『クロウ』は今でこそ“ゴシック・スリラー”とか“アクション・ホラー”と呼ばれる内容かもしれない、だが本作の核にあるのは胸が張り裂けんばかりに切ないラブ・ストーリーである。
『クロウ』のDVD化がなかなか実現出来なかった最大の理由は、本作で主役のエリックを鬼気迫る演技で魅了した故ブランドン・リーの悲劇的な事故が関係している。
今更ブランドンが本作の撮影中に謎めいた事故により他界した事は語るまい。
本作はブランドンの遺族や婚約者そして監督のアレックス・プロヤスの強い希望により、未撮影の部分を代役と当時最先端だったデジタル技術による合成により何とか完成に漕ぎ着けた…。
だが皮肉にもそのデジタル技術がDVD化を困難にしていた、繊細な現在のデジタル技術では当時では不鮮明だった亡きブランドンの合成を目立たせる結果となった。
今回のDVD化にあたり噂ではプロヤス自身がデジタル・リマスターを施したと言う、確かに修正された箇所が幾つかある様に感じるがダークかつ重厚な映像美は健在だ。
この世界には“If”はあり得ない、でもブランドンがまだ生きていれば本作のヒットによって父親を超えるスターになっていたのかもしれない…。
『クロウ』の後、何作も続編が製作された。
“続編好き”の僕が言うのも何だが、ハッキリ言って本作に匹敵する作品は登場していない。
形だけは似ているが、魂の入っていない亡骸同然の作品でしかない。
初めて観てから10年と言う歳月が流れた、もう何本も素晴らしい傑作に出逢ってきた、でも断言するが本作を超える魂が震える程カッコ良くて泣ける作品には巡り会っていない。
多分それはこれからも変わらないだろう、『クロウ』は僕にとって凄く大切な映画である。
朝から夕方までビッチリと講義、一日の終わりには毎回試験まである。
普段使っていない脳味噌をフル稼動するのは本当に疲れる、もう耳から脳味噌が溶けて出てくるかと思う程に疲労困憊だった(苦笑)。
当たり前の事だが明日からまた普通に仕事がある、こうして僕の夏は怒濤の勢いで終わるのかと思うと確かに寂しい気がする。
昨日も夜に虫が秋の訪れを告げていた、寂しい夜には『クロウ~飛翔伝説』を観るには最高かもしれない。
『クロウ』のDVD化は正に悲願だった、その悲願がようやく叶ったのは嬉しい限りだ。
「今まで観た映画で一番好きな映画は何ですか?」と聞かれたら、僕は間違いなくこの『クロウ』を挙げるだろう。
多分この『クロウ』が登場しなければ、後に『マトリックス』や『ブレイド』等と言った傑作は生まれなかっただろう。
『クロウ』と言う作品が持っているインパクトはそれほどに衝撃的で絶大な影響力を持っていた、今も『クロウ』のフォロアーとも呼べそうな作品(例:『アンダーワールド』等)が後を絶たないのが証明している。
この『クロウ』は今でこそ“ゴシック・スリラー”とか“アクション・ホラー”と呼ばれる内容かもしれない、だが本作の核にあるのは胸が張り裂けんばかりに切ないラブ・ストーリーである。
『クロウ』のDVD化がなかなか実現出来なかった最大の理由は、本作で主役のエリックを鬼気迫る演技で魅了した故ブランドン・リーの悲劇的な事故が関係している。
今更ブランドンが本作の撮影中に謎めいた事故により他界した事は語るまい。
本作はブランドンの遺族や婚約者そして監督のアレックス・プロヤスの強い希望により、未撮影の部分を代役と当時最先端だったデジタル技術による合成により何とか完成に漕ぎ着けた…。
だが皮肉にもそのデジタル技術がDVD化を困難にしていた、繊細な現在のデジタル技術では当時では不鮮明だった亡きブランドンの合成を目立たせる結果となった。
今回のDVD化にあたり噂ではプロヤス自身がデジタル・リマスターを施したと言う、確かに修正された箇所が幾つかある様に感じるがダークかつ重厚な映像美は健在だ。
この世界には“If”はあり得ない、でもブランドンがまだ生きていれば本作のヒットによって父親を超えるスターになっていたのかもしれない…。
『クロウ』の後、何作も続編が製作された。
“続編好き”の僕が言うのも何だが、ハッキリ言って本作に匹敵する作品は登場していない。
形だけは似ているが、魂の入っていない亡骸同然の作品でしかない。
初めて観てから10年と言う歳月が流れた、もう何本も素晴らしい傑作に出逢ってきた、でも断言するが本作を超える魂が震える程カッコ良くて泣ける作品には巡り会っていない。
多分それはこれからも変わらないだろう、『クロウ』は僕にとって凄く大切な映画である。