ダンナのぼやき

あられダンナの日々のぼやきです。
色んな事を思い、考えぼやいてます…。

THREADS OF LIFE/SHADOWS FALL

2008-06-17 23:45:47 | 音楽
あのARCH ENEMYとの来日公演を観て、あまりのカッコ良さに魅了されてしまったSHADOWS FALL。
その彼らの新作である『Thread Of Life』をやっと買いました。

まず結論から言うと、やっぱり「めちゃくちゃカッコ良い」メタル・アルバムであるって事です。

デビューした時は“メタル・コア”と呼ばれた様ですが、今の彼らは正真正銘のメタル・バンドであります。

この『Thread Of~』を聴けば顕著ですが、彼らのサウンドは北欧系のデス・メタルのエクストリームさ、ベリエリア・スラッシュの金属的かつ鋭利なリフ・ワーク、そして正統派HMらしいメロディアスさ、メタルの持つカッコ良さが凝縮されています。


特にこの『Thread Of~』は楽曲のクオリテリィーが高く、ボーナス・トラックに至るまで“捨て曲”が無い、非常に高い完成度を誇るアルバムです。

あと耳を引くのは、ツボを押さえたギター・ソロと、鉄壁のようにブ厚いギター・リフを繰り出すジョナサン・ドネイズとマシュー・バックハンドによるギター・ワークです。

聴いていて「ここで来てくれ!」と思うポイントにおいて、ドネイズはメロディアスかつテクニカルな速弾きをしっかりと聴かせてくれます。
バックハンドもリズム・ギターに徹しながらも、メタリックかつグルーヴのあるリフ・ワークは素晴らしい。

あとポール・ロメンコ(B)とジェイソン・ビットナー(Dr)による、重戦車の如きパワフルなリズム隊も、楽曲を更にドラマチックに演出するのに重要な役割を担っている。

個人的に心に響くのは、やはりブライアン・フェアの“VO”だ。


ライブでの圧倒的なフロントマンぶりに反して、アルバムでの彼の歌はバックに対して弱い、線が細いと批判の的になり気味みたいだ。

アグレッシヴかつハードコアにシャウトしつつ、時にメロウに唄い上げるブライアン。
個人的には、彼の良くも悪くもエモーショナルな“歌”が、何と言ってもSHADOWS FALLの看板かと思う。

今日本でも新世代メタル・バンドが高い関心と人気を呼び、ブレット某やトリビ○ム等と言ったバンドが盛り上がっている。

その中にあってSHADOWS FALLは、いささかな過小評価されていると思える。
もっと高い支持と人気を集めても良い筈では?!

とにかくカッコ良いメタルが聴きたい方は是非、このSHADOWS FALLの『Thread Of~』を聴いて頂きたい!!


世界中がお前の声を聞いてる
俺達にはその口を塞ぐ事が出来ない
世界中がお前の声を聞く
音の持つ力により救済されていく





PV:“Another Hero Lost”



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