日々雑感

男の独り言

森友学園問題 三権分立は機能しているか?

2018年06月01日 20時32分33秒 | Weblog
わが国では、三権分立であり、司法は個々の行政訴訟においては行政追随といわれることがあるものの、制度的には他の二権である立法及び行政の容喙・干渉を受けることはありません(とされています)。

ロッキード裁判児玉・小佐野ルートで嘱託尋問調書を証拠として採用した東京地裁半谷恭一裁判長の決定書にはこうあります。
・・・人は病気に罹(かか)ることを虞(おそ)れるべきではなく、その治療手段の無いことを虞れるべきである。権力の腐敗は民主主義的法治国家にとっては忌むべきことではあるが、事前にこれを根絶する有効策によし欠けるとしても、これを剔抉(てっけつ)し、糾弾する司直の機能に誤りなくんば、なお国家の基盤は安泰を保ちうるのである。もしそうでないとすれば、国民の間に著しい政治不信を招来し、ひいては現行国家体制そのものに対する懸念すら生じかねないのである。・・・

この場合の「司直」とは検察のことですが、一般的な司法と解しても司法の独立というものを重要と考えている文章です。
このような裁判官がいるうちは、日本もまだまだ捨てたもんではありません。

さてこれはどうでしょう?




コメント
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