日々雑感

男の独り言

集団的自衛権を容認

2012年07月07日 16時05分22秒 | Weblog
人工衛星の打ち上げを担う宇宙航空研究開発機構の活動で「平和目的に限る」とする条項を削除する改正法が成立し、平和目的に限るはずの原子力利用について「わが国の安全保障に資すること」の目的が6月に追加され、こんどは集団的自衛権の容認を政府の国家戦略会議のフロンテア分科会がこの6日にまとめて、議長である総理に提出している。最近の世相を垣間見ると、戦前の要を呈している気がしてならない。第二次世界大戦では、兵員230万人一般市民80万人が犠牲になっている。特に沖縄では当時の人口42万人の内12万人もの多くの人たちが犠牲になったのだ(厚生労働省資料による)今年で戦後67年、多くの犠牲を強いたあの悲惨な戦争を二度と繰返すような事があってはならない。

*注 集団的自衛権 自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を自国が直接攻撃されてないにもかかわらず実力を持って攻撃する権利をいう。

*注 憲法9条 戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認 
(1)日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国債紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
(2)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。