日々雑感

男の独り言

日日雑感 指定弁護士の奮闘を祈る

2011年10月07日 10時12分46秒 | Weblog
小沢の裁判が始まった。四億もの大金の出所を明かさずに、今度は争点を検察批判にすり替えようとしている。昨年二月の不起訴処分時には「公正公平な捜査」と評価していながら今回は「国家権力の乱用」「違法捜査」と検察批判を繰り広げている。この度は検察が不起訴判断した事案を検察審査会の議決で起訴されているのだから、この批判は見当違いだ。司法試験を目指したこともある御仁の言動にしては余りにもお粗末である。自身の都合で検察を味方にしたり敵にまわしたりで、金の出所についても発言が終始一貫していないのは先ず疑って間違いない。「自分だけをヤリ玉に挙げる違法捜査」と争点をすり替えようとしても、国民の疑惑を取り除くための何の役にも立たない。真相を明らかにし誰もがスッキリ出来るように、ここはしっかりと指定弁護士に頑張ってもらいたい。

*指定弁護士 不起訴判断をした検察がそのまま裁判を担当すると公正な審理が出来ないことを理由として、改正検察審査法で導入された「強制起訴の仕組み」で、弁護士が検察官に代わって公判を担当する。昨年五月に施行された。

*検察審査会 公訴権の実行に関して民意を反映させてその適正を図るため、地方裁判所またはその支部の所在地におかれる機関。衆議院議員選挙権者の中から、くじで選ばれた11人の検察審査員で構成され、その数は200以上でなけらばならない。
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