日々雑感

男の独り言

日々雑感 ワンクリック詐欺

2010年10月01日 23時33分55秒 | Weblog
登録したつもりもなく、料金の表示や確認の画面もないのに金員を請求される。これは 「ワンクリック詐欺」 です。契約の要件である 「申し込みと承諾の合意」 がない場合は支払い義務はないので無視することです。裁判に訴えるといった文言があっても驚くことはありません、相手にはこちらの住所は分からないので訴えようがないのです。(訴状には原告と被告の住所 氏名が必須条件です。民事の場合、便宜上訴えた側が原告、訴えられた方が被告となります。刑事事件で検察官から公訴を提起された被告人とは異なります) なんらかの違法な方法で住所を知られ訴状を申し立てた場合は相手が詐欺罪で捕らわれてしまいます。有り得ないことですが仮に簡易裁判所から (特別送達便で「支払い督促」) が郵送されてきた場合は、受け取った日から2週間以内に (簡裁が発送してからではありません、受け取った日からです、2週間以内とは簡裁に届く日ではなく、郵便局の消印が2週間以内であればよい) 債務無しとして裁判所に送り返さないと債務を認めたことになるので注意が必要です。 違法な請求に対し支払い義務はないのですが、面倒を避けるためにも 「支払い督促」 に対し返送しておくことがベストとおもいます。パソコンの請求画面がいつまでも消えない場合は 「ワンクリック請求」 を検索すると消去の方法が出ています。参考になりますよ!
*注 支払い督促 金銭その他の代価物または有価証券の給付を目的とする請求について、簡易裁判所において債権者の申し立てのみに基づいて債務者にその支払いを督促するもの。
*簡易裁判所 軽微な民事・刑事事件を扱う第一審裁判所。1947年設置。2005年4月現在で全国に438カ所。略称、簡裁。
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