えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

なぜこれほどパワーに振るのか問題

2024-06-27 | 車関連
昨今、EVが台頭してきてからというもの、パワーウォーズは激しさを増している。
日本車こそ280馬力規制のトラウマではありませんが、必要があるのかと思う程の出力を持つ車は多くはない。
それに比べ、欧州の車は最後の内燃機関に思いを託すように出力を上げる。

その中でも気になるのがランドローバーである。
とりわけスポーツを売りにしている訳でもないだろうに、走るエンジンを得意とする。
2Lガソリンターボで300馬力、3Lターボで380馬力なんてエンジンを当たり前にヴェラールあたりに乗せていた時代がある。
ある程度重量があるのでトルクは欲しいだろうけれど、ここまでの最高出力を望むのは誰なのだろうと思わずにいられない。
レンジローバーが600馬力あっても驚きはしませんが、ヴェラールやイヴォークをそこまで走る仕様にする時代なのかと思っていました。
しかしこういったものは企業戦略でもあり、また顧客からの要望でもあるのでしょう。

私が思うに、ランドローバーの購買層における燃費基準なのかもしれません。
このメーカーはある意味特殊であり、メルセデスやアウディ等を買う層よりも燃費を気にしないのだと想像します。
本当の「中の上」といった層以上であるか、好き者か、なのでしょう。
ですから今どきカタログ燃費9.5km/Lなんて車が普通にラインナップされ、売れるのでしょう。

確かにランドローバーは、ある意味孤高という部分がある様に見えます。
ラインナップを増やし、一般受けをさせるような展開も上手くいったのでしょう。
その中でも稼ぎ頭の一つとなったイヴォークに、個人的に陰りを感じます。
お堅い雰囲気の中に出てきた、ミドルなニューカマーであった初代は本当にキラキラしていました。
2代目となって洗練こそされましたが、まるで変えなかったようにも見えるサイドシルエットを見飽きました。
とても特徴的であったからこそ、どうにも飽きてしまい後席の圧迫感などを想像してしまうのです。

2025モデルが発売となり、今や1.5Lターボにモーターをプラスしシステム出力は309馬力とか。
このメーカーのシステム出力は遠慮などしないでしょうから、本当に300馬力超えの加速を見せる事でしょう。
中身を疑うものなどありませんが、通り一辺倒になったフェイスデザインまでもガラリと変えてほしいと言ったら、言い過ぎでしょうか。
嫌いでないからこその要望であります。

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