えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

カントリーマン試乗編

2024-07-31 | 車関連
繁忙期を終えて先ず向かったのは、MINIであります。
雰囲気を大きく変えたクロスオーバー改めカントリーマンの試乗にお邪魔しました。

天気の悪い平日の夕方、閑散とした店で色々と話をすると勉強になるものです。
F65型のMINIは、すっきりとした印象を強めた最新型ですが、実はこれプラットフォームはキャリーオーバーしているという。
そして同じボディを使うJ05とは違うプラットフォームだと言う。
つまりそっくりなボディを纏っていても、EV用とエンジン用ではプラットフォームを違えたという事です。
その証拠に、ドアハンドルを見てみると一目瞭然なのですが、本当に新しいシリーズは出っ張りのないハンドルを採用している。
BMWのX2やカントリーマンも同様に、そういった形状のモノとなっているのです。

さて試乗をしてみると、驚きがちりばめられているのは流石にMINIです。
内装のデザインは、素材においても、ナビ画面にすべてを集約してしまったテスラ方式であったり、各操作音の新感覚は車という概念を超えそうなほど。
ステアリング形状も一見3本スポークに見えるが、6時の位置は布テープであったりと斬新なものです。
スタートボタンをひねる様に変えたり、タッチ式の有機パネルは美しさと怖ろしい程の反応を持つ。

私の試乗車はSであり、2Lのガソリンターボというものですから、私が所有していたF54クラブマンの進化系でしょう。
剛性を高めたというボディは、走り出すとかなり路面によっては揺すられる感じ、G20の初期型を思い出すほどに締まっています。
その恩恵を受け、小山を駆け上がるコーナーを踏んでもロールなど感じさせずにいますから、もっともっと攻め込んでみたくなるものです。
スポーツモードとノーマルモードを試しましたが、ノーマルモードで十分なほどの力を持ち、その躾けも十分なものでありました。
1640㎏あるというボディを軽々と走らせ、ボンネットの見え方はMINI特有の丸っこい見え方ではないので、私はこちらの方が違和感はない。
そのボンネットを左右に振るのが軽快で、本当に万能な車であると思った。
天井高も十分に余裕があって、ラゲッジスペースも505Lと十分なもの。
クラブマンのない今、キャラクターやサイズで選ぶ方でなければ、カントリーマンはスタンダードになるのかもしれません。
この手のものをSUVと呼びますが、現代におけるステーションワゴンなのかもしれないと思ったり。
今度のSというグレードは、4輪駆動となってFFはありません。
1.5Lガソリンターボ、2LディーゼルターボはFFとなり、とてもスッキリとしたラインナップとなった。
EVも2種類出るが、分かりやすく言えば1モーターと2モーターであるという。
私が買うならば、S ALL4を選ぶでしょう。
C43を鳴らすことに喜びを感じてしまっている現在、乗り換えたいとは思いませんが、本当に使える手ごろな車だと感じたのです。

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