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えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

欧州における企業平均燃費(CAFE)

2025-04-14 | 車関連

欧州における燃費基準が2025年よりさらに厳しくなったという。

WLTPモードで93.6g/kmとなり、つまりWLTPで約30km/Lを目指さないとクリアできないということになる。

この数値は、最新型のプリウス1.8Lモデルが32.6㎞/Lとなるが、2Lモデルとなると28.6km/Lで達成できないもの。

しかしヤリスが35.8km/Lほどあるのでこれをたくさん売れば貯金ができると考えますが、20.3km/LのRAV4を売ると平均燃費はガタ落ちてしてしまう。

二酸化炭素排出のペナルティ(基準を1g超える毎に95ユーロの違反金)を払う可能性がでてきているという。

 

更にユーロNCAPは電気自動車比率も求められており、トヨタの場合122万台(2024年のEU販売倍数)の10%程度を電気自動車にしなければCAFEのクリアすることができないという。

厳しいのはトヨタに限るわけではないのですが、VWはトヨタの5倍、フォードですらトヨタの2.5倍もEVを販売しているという。

つまりトヨタでは販売する車両をすべてHVにしても12万台くらいEVを売らなければ達成できないほどであるらしい。

 

ここで謎が解けたのです。

トヨタがEVの販売比率を上げる施策を打ち出しているのは当たり前ですが、2025年度中にスズキからeビターラ(トヨタ名アーバンクルーザー)を相当な数の供給をしてもらうという。

あれほどに良くできた車両にトヨタ顔をつけて売らせるのは、それなりに訳があったのです。

欧州における日本勢の販売はトヨタの一人勝ち状態である。

国内他社は、中途半端なHVでは数字を確保できないものとなり、競争力のあるEVを作るしかないのが今後の欧州における売り方なのでしょう。

Honda eでコケたホンダ、気概を見せてほしい。

タイトル画がアーバンクルーザーですが、間違いなくビターラの方が垢抜けていると思う

また、そうあって然るべき


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