えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

昔ばなし

2024-03-28 | チャリ
その昔イベント会場で、スペシャライズドのSL3に試乗して、一気にスローピングが欲しくなり乗り換えを決意しました。
それまで乗っていたキャノンデールのCAAD5が、もう昔のバイクの様に感じたものでした。
何って軽さは当たり前ですが、その重心の低さを感じたのが大きかったと思います。
大げさに言うわけでなく、こんなに腰高で乗っていたのかと驚いたものです。
自身のキャノンデールに比べ、ハンドル位置は若干低かったとはいえ、そんな違いではあり得ないほど安定感が違うものでした。

それからというもの、スペシャライズドのロードを探し始めたのです。
試乗車があったSL3は、サクソバンクカラーでしたが当時は高嶺の花でした。
しかし今カタログを見返してみると、なんとフレームセットで税込39万です。
こんなにも安かったのかと、時代の流れと慣れが怖くなります。

その年のモデルは売り切れて(しかも高い)しまっていたので、メーカー在庫のアウトレット品を探しました。
するとS-worksモデルでサイズもぴったりの旧フレームが見つかったのです。
お店で悩んで悩んで、翌日までの取り置きをしたフレームがタイトル画です。
考えて考えて出した答えは「買わない」でした。
性能的には十分すぎるものでしたが、黒いフレームが好きではないのでここを妥協したくなかったのです。
そうしてたどり着いたのは、もっと古い年度のターマックプロでした。
赤いフレームが作りやすく、8年くらい乗ったでしょうか。
やはりフレームカラーを妥協しないと長持ちするというのは、車にも通ずるのではないかと最近思うのです。
またこの色のこの車が欲しいと思えるような車に乗りたいものです。

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