くるたのしき・・・スカイランナーへの道<復活!>

走ることは「苦しいけど、かくも楽しいこと」つまりは『くるたのしいこと・・・』と、高山を走るスカイランナーを目指した手記。

第27回東京マスターズ陸上競技大会に参加した!

2009-09-28 23:10:58 | 陸上競技

9月27日 曇りで風なし(国立競技場)

第27回東京マスターズ陸上競技大会が東京国立競技場で開催されました。先週のシルバーウイークには愛知県で第30回記念の全日本マスターズ陸上選手権大会があったばかり、この翌週ということもあって今年の東京マスターズは参加者が少なく狙い目じゃないか?なんて少しだけ期待して臨んだ!

Imgp8260 お遊びの上京遠征なので、新幹線は使わずに、朝5時台のJR東海道線でエッチラオッチラと旅立った。もう何度目かのこの大会なので気負いもなく、旅気分で、おにぎり食べて、電車に揺られてウトウトしながら花の東京に着いた。

Imgp8270_2 今回この大会参加の最大の目標は、7月の関東マスターズ選手権のとき怪我から立ち直り、200m、400mの2種目を確り走り、復活の狼煙を上げること!・・・まあこんなに書くと威勢はいいけど、要は7月の200mでの肉離れ後の「怖い」っていう漠然とした恐怖心を払拭すること。それにはやっぱり、同じ競技場で同じ種目で確り走りきること・・・。小さな目標だけど、何とか早く越えておかなくちゃいけない壁でもあった。Imgp8273

今回は大会タイムテーブルから逆算してウォーキング&体操ストレッチからアップまでをじっくりゆっくり2時間かけるメニューを組み立てて、絶対に怪我をしないことを心がけた。前日の不摂生のビールの汗を搾ってから、確りとウォーミングアップをした。

さてさて、最初は400m走。M40のクラスは参加者ゼロながら、私のM45のクラスはなんと2組もの参加者。今日の目標は(前日の不摂生の体調不良もあるけど)61秒を切ること。昨年はこの時期に60秒切りを達成していたけど、練習不足の状況なのでアベレージ程度のタイムを期待した。風はなし、気温も24℃程度の最高のコンディションだった。タイムを望むには最初からしっかり走っていかないといけないので最初からドンドンと飛ばしてみた。第3コーナーまで(多分)一位で入り、第4コーナー手前からズイズイと並ばれてしまい、コーナーを抜けても差が開いていってしまった・・・。2人に交わされ、やっぱり300mを越えてから苦しくもがく様に走って終ってしまった。

Imgp8289 結果はM45で5位・・・。まあ、昨年4位から後退したものの何とか入賞圏内をゲットして、満足満足。タイムも平凡だったけど、兎に角、不安だった右足には何の違和感もなく走れたことに感謝感激だ。

7月のリベンジの第2幕・・・。200m走のため、しっかりと休養をとって次のアップ時間まで寝て過ごした。こんなリラックスしてゴロゴロした状態で目線を上げると、練習場周りには同じようにゴロゴロとして過ごす人が沢山いたことに驚く。やっぱり、陸上競技はレースとレースの合間を如何に上手に休むか!が大事であることを(当たり前なんだけど)実感した。

200mもM45クラスは2組。私は最初の組になっていた。それもなんと1レーン。ずっと前を追って走る1レーンっていうのは、初めての経験だった。

Imgp8294 さてさて、レースは思いがけない展開で始まった。まずスターターの「ヨーイ」の声が「よーお~~い~いっ」って感じの間延びした声で、思わず飛び出てフライングだった。(みなさんコメンと心であやまって)再スタート。2回目は号砲一発でスタートできた。第4コーナーの出口から面白いようにグイグイと前に出て走り・・・なんとこの時点で組で1位で直線に入る。その後も横に並ぶ人がいないという初めての快感の走り・・・。そして最後の5mほどで横に並んだかな?っと思ったら、最後に射されてなんとがっかりの2位でゴール。後で振り返ると、追う立場だったらもっと最後にグイグイと走りきったんじゃないかと思うとなんとも悔しいレースだった。

Imgp8297 いつもは高校生大学生なんかと一緒のレースで、スタート直後から圧倒的な差を着けられるレースばかりのモンモンとした屈辱的な感じのレースなのだけど、今日は楽しかった。結果は(練習も満足に出来ていなかったこともあって)先週同様の結果で、こんなもん?って思えるけど、まあ400m同様、無事に走り切ることが出来て本当によかった!と心底思えた。もうシーズン終盤なのだけど、後は県マスターズのためと来年につながるように確りと走りこんでいきたいものだと決心も新たにできた。なにはともあれ、よかった良かった!